スタイリングの考え方と事例

ソファで叶える海外スタイル

海外スタイルを作る時のポイント

 

-1/コンセプトを決める

 

行ってみたい国、好きな場所を雑誌やSNSからみつけてストックしておくといいですね。

明確なイメージをもっておくことで失敗を防ぐことができます。

 

《コンセプト例》

行きたい場所:カリブ海

テーマカラー:ブルー、ホワイト

過ごし方:開放的にゆったりと寝転がる

イメージできるもの:パラソル、ビーチ、貝殻、広がる海、高い天井、ヤシの木

 

 

-2/ソファ選び

海外は文化や気候によって住まいのつくりは異なりますが、最大の特徴は日本の住宅よりも間取りが広いこと。(特殊な地域を除く)日本と比べて体格が比較的大きい人が多いため、天井高も高く、リビングも広さに重点を置かれている傾向にあります。ここではまず海外のような「開放感」をキーワードにソファの選び方をご紹介します。

 

 

【自由にくつろぐために広々とした座面のカウチセット】

 

sofa【GRVA】カウチセット

 

海外インテリアでよく取り入れられている奥行にゆとりのあるカウチソファセット。身長が高い方から小柄な方まで、ゆったりとくつろぐことができます。また座面が広いタイプは横になりやすく、自由な体勢でくつろぐことができますね。

 

 

【仲間が集う、大型カウチ&コーナーソファセット】

 

sofa【TB】カウチセット

 

sofa【JD】コーナーソファセット

 

映画でもよく見られるように海外ではホームパーティーが頻繁に行われます。ダイニングテーブルで食事を楽しんだ後はソファの周りに人が集まる団欒の時間です。

日本でも身近になり、クリスマスやハロウィン、ベビーシャワーなどイベントや季節ごとに知人や友人を招いて行うパーティーが多くなってきました。組み合わせは2ピースから多い場合は5ピースまで。広さや集まる人数に合わせてお選びください。

 

 

 

【開放的なロースタイルソファ】

 

sofa【FRM】3P

 

sofa [TRES-A] couch set

 

お部屋の広さが気になるけど、ソファを置いても今よりも開放感を出したい方はロースタイルのソファはいかがでしょうか。全体の高さが低めに設定されているため、圧迫感を感じません。またクッションはくつろぎ方やインテリアに合わせて形を選び、カバーはコンセプトをイメージできる色や柄で様々なスタイルを楽しむことができます。

 

 

【1人掛けソファで贅沢な空間と時間を】

 

sofa【GRVA】1P

 

今あるソファにもう1台加えると人が集い円滑なコミュケーションが生まれます。自分だけのくつろぎの場として贅沢な時間を過ごせるのが1人掛けソファです。日本ではリビングにソファーを1台置いて済ませることが多いですが、海外のインテリアでは1人掛けソファーと2人掛けソファーを組み合わせたり、L字型ソファに違ったデザインの1人掛けソファーをアクセントとして置いて、お部屋にメリハリをつけています。

 

 

【カウチソファ+1Pスタイル】

 

SOFA [TB] (Japanese only)

 

sofa【T】

 

床の淡いグレー色と壁面のグレー色の中に、照明や窓枠の黒色とソファのホワイト色がアクセントになって立体感があるリビング空間。無駄がなく、すっきりとしたソファに下部にくぼみのあるジュラルミン脚は軽やかさがあります。ややクールな雰囲気の中、やわらかな曲線のアームにコンパクトなサイズ感の1人掛けソファを合わせることで大人可愛らしさも加わりました。

 

 

【2.5P+1Pスタイル】

 

SOFA [EF] (Japanese only)

 

同タイプのソファを2台L字型になるようにレイアウト。スタイリッシュなモダンテイストのリビング空間にロータイプソファ【EF】を合わせて天井を広く確保。濃淡色がやわらかな印象のグレー色のファブリックをで統一感を出しています。眼下に広がる景色とあわせてゆったりとくつろげる空間になっています。

 

 

-3/小物をアクセントにする

海外をイメージしたソファスタイルをつくるときは“小物”にこだわるのもポイント。思わずユニークな装飾品や家具など、部分的なアイテムに注目しがちですが、海外風のお部屋は全体のテイストを整えることも大切です。コンセプトを常に思い出しながら演出してみましょう。

 

【クッションをたくさん並べる】

 

海外では、大小さまざまなクッションを並べて使っている場面をよく見かけます。コンセプトをイメージしやすい色や柄の生地を合わせるとアクセントに。また色んな素材のクッションをミックスするのが主流です。

例えばリネンやコットン、起毛など質感の違ったクッションを組み合わせることで、ソファに奥行と立体感が加わります。最後の仕上げに、クッションの真ん中に“くぼみ”をつけるとアクセントになります。

 

 

【クッションの置き方】

 

クッションを並べる時は、コントラストを意識して奥行感を感じるようなカラーを合わせるのがポイントとなります。例えば、本体クッションカバーはホワイト、濃い色目のターコイズブルーのクッションを奥に。
真ん中に淡いブルーを合わせ一番手前にホワイトのクッションを設置すると、手前から奥にグラデーションになるように置くことで奥行感がでます。カラーは壁面に飾った海の写真から色をリンクさせ統一感を出しています。

 

 

【フロアスタンドを置く】

 

 

最近ではフロアスタンドを合わせるスタイルもみるようになりましたが海外ではソファの横でよく用いられています。装飾として、また読書や書き物をするときなどに手元を照らしてくれるので便利です。LEDを使ったキャンドルなど気軽に側に置いてぬくもりを楽しむこともできますね。

 

 

【納品事例】

 

《家族で楽しむバリ風スタイル》│ sofa【GRVA】2Pカウチセット

 

自然を感じる天然素材でまとめられたリビングルーム。ご家族全員がのんびりとゆったり過ごせるようにsofa【GRVA】カウチセットを合わせています。同じ色味で馴染みの良いダークブラウンを本体に、クッションには
肌ざわりが優しく、思わず眠くなるようなファブリックを合わせてツートーンに。バリを連想させる観葉植物と自然に馴染み、心地良い空間となっています。

 

 

壁面装飾は、バリのイメージに合ったカラーを目線の高さに飾ることでバリのリゾート気分をより一層盛り上げてくれます。自然と目線も上がり、部屋が立体的に広く見えるのも嬉しいポイントです。

 

 

《イタリアンラグジュアリーの世界観》 │ sofa【HOM】カウチセット

 

迫力あるイタリアンレッドのフロアスタンドをフォーカルポイントに、しなやかで張りのあるパープル系のファブリックを合わせたソファが高級感を加えているリビングです。ベージュ系のカーテン、ラグのコントラストによってメリハリの効いた空間に仕上がっています。L字型ならではのゴージャスで開放感溢れる雰囲気です。

 

 

《ノルディック(北欧)スタイルで過ごす穏やかな時間》│ sofa【JD】

 

ホワイト系の色味がベースで、木の素材のよさをそのまま活かした家具でコーディネート。ブラインドを通してやわらかな光が差し込み、穏やかな時間を過ごせます。ふっくらとしたすわり心地のsofa【JD】はざっくりとしたテクスチャーのホワイト系ファブリックを。クッションとダイニングチェアのビビットカラーはリンクさせたクッションコーディネートで、積み木が転がるようなリズム感を演出しています。

 

 

 

《冬の森の中のように、ナチュラルでのんびりとした時間を》 │ sofa【T】

 

自然をイメージさせるブラウン、ブルー系カラーでまとめたリビングダイニングルーム。合わせたsofa【T】にはナチュラルなブラウン系ファブリックをアクセントにして全体的に淡い色合い・落ち着いた雰囲気で統一されています。視界を遮らない低めに設定されたソファとスリムなアームが空間をすっきりとみせてくれます。

 

 

ダイニングテーブルからもみても視界が抜け、のびやかな時間が過ごせます。

 

 

 

北欧スタイル特集【カラーの選び方・基本編:前半】

人気の高い北欧スタイルのインテリア。日本でブームになって久しいですが、その人気が衰える気配はまったくなく、ソファ選びの際は「北欧風にリビングをまとめたい」とご相談いただくこともあります。あたたかみのある北欧インテリアを実現するためには「選ぴ方」を知ることが近道です。北欧スタイルの特徴から「カラー選び」のポイントをご紹介します。

 

北欧インテリアとは

 

 

北欧はヨーロッパの北部、スウェー.デン、ノルウェー、フィンランド、デンマークと北欧諸国から生まれたデザ インの総称です。この地域に溶け込んだインテリアのことを一般的に「北欧インテリア」と呼ばれています。北欧デザインの歴史は8世紀末頃等からはじまり、日本に入ってきたのは第二次世界大戦後、デンマーク系アメリカ人のフレデリック・ルニングが輸入販売した製品から広まったという説もあります。近年では1990年代北欧ブランドショップの進出、インターネットやメディア・雑誌を通じて、世界的に北欧インテリアというジャンルの定着が決定的なものとなっています。デザインの特徴は自然素材をテーマに取り入れたものが多く、花木や果物、葉といった自然をモチーフにした大胆なデザインが人気のブランドもあります。実は「北欧デザイン」に確たる定義は存在しません。ですが、世界的に人気がある北欧デザインメーカーの製品を見れば、以下のような共通点を見出すことができます。

 

-北欧デザインの共通点-

・自然素材の色調や質感を活かしたシンプルで美しい形状

・質素で素朴ながら温かみを感じさせるハンドメイド感

・メンテナンスしながら長期的に使える持ちの良さ

・暗い室内を明るく見せる鮮やかな色彩

・寒い室内を暖かく感じさせる機能性

 

 

 

【北欧デザインが生まれた背景】

 

 

北欧デザインが生まれた背景には、人びとのライフスタイルが関係しているといわれています。北欧というと冬がとても厳しいという印象があります。北欧諸国は緯度が高い場所に位置しているため、冬は夜が長く、一日のほとんどが暗闇に包まれています。例えば、フィンランドの首都ヘルシンキでは日照時間の最も短い冬至には9時過ぎに日が出て、日の入りはなんと15時台。日照時間は6時間を切ります。冬の日が短いのは日本でも同じことですが、北欧では極端に短いのです。太陽は高く上がらず、夕方のような日差しがずっと続くうえ曇りやすいので日が出ても暗く、気温も低いまま。地域によっては長く雪が降り降雪量も多いため、人びとは一日の大半を家の中で過ごすことになります。そのような環境の中、美しい森や湖などが多い北欧では家の中をいかに快適で居心地の良い空間にするかという知恵から必然的に生まれたものだと考えられています。

 

 

◆北欧デザインが日本人に好まれる理由

日本の伝統建築である木造や和と相性が良い自然の素材感や温もりを大事にした北欧デザインは、特に「木」との相性が抜群なので、日本の住宅や家具などとも共存できます。

やや斬新なデザインの印象がある家具やファブリックでも、和の空間に違和感なく合わせられる不思議なところもあります。

 

 

◆日本人のメンタリティに似ている

「職人の手仕事に価値を感じる」「良いものを長く使いたい」という日本人らしい考え方も、北欧と共通する部分です。日常生活の快適さを追求する北欧スタイルから誕生した家具や食器は品質が良く、長く使える耐久性があります。

 

 

◆つつましく、控えめな美しさ

過度に主張しない憤ましさや控えめな感じ、それでいて内なる美しさを感じさせる北欧デザインは、古き良き時代の日本女性のイメージに重なるところがあります。日本人が居心地の良さを感じさせるデザイン、と言えるのかもしれません。

 

 

 

 

【北欧スタイルを作るカラーについて】

北欧に限らず、心地よく感じるインテリアコーディネートの基本は室内にある全てのものを違和感なくマッチさせることです。元々ある空間の床の色や壁の色、ドアの色と新しく購入した家具の色やデザインを調和させるところから考えてみてください。

 

 

◆北欧スタイルの基本配色

心地良く感じる空間は、目に優しい色や慣れ親しんだ色が配色されています。北欧インテリアでは、自然色を上手く合わせることで心地よさが生まれているといえます。自然色とは土・木・植物・空•水を連想させる色。その中でも、淡い色・鈍い色(彩度や明度が低い色) ・灰みがかった色(彩度が低い色)を中心に使います。

 

 

 

 

1⃣ 内装色(ベースカラー)を決める

まず内装(ベースカラー)の配色を確認しましょう。
ベースカラーをイチから決めることができる場合、床、壁、天井、ドアの色がこれにあたります。北欧インテリアでは、薄い茶色のフローリングに、ベージュ・薄いグレー・ホワイトの壁や天井を組み合わせた内装が基本です。引っ越し先の内装色が決まっていて「床・壁・天井の色を変えることができない。」「今住んでいる部屋の内装色で北欧インテリアを作りたい」などベースカラーを変更できない場合は、‘ノファ、ラグ、カーテンなどを使って内装色を消し、北欧風の雰囲気を出していきます。

 

《薄い茶色のフローリングとグレーの壁》

 

《薄い茶色のフローリングとホワイトの壁》

 

 

2⃣ メインカラーを決める

 

 

メインカラーは、床・壁・天井・ドア・枠類などの既存の色とは別に、自分で足していく色で、空間の約25%程度を占めます。ベースカラーの変更ができない場合は、このメインカラーで北欧らしさを出すことができます。リビングではソファ・コーヒーテーブル・ラグ・サイドテーブル・収納・カーテンなど、家具と大きな面積のファブリックの色がメインカラーにあたります。メインカラーは「暖かくほっこりする」「無機質で人が住んでいない感じ」など、空間全体の印象を左右する色なので、先に「どんな雰囲気の空間にしたいか」を考えてから色を選定していくと効率よく進みます。

 

 

《メインカラーに2種類以上の色を選ぶ時》

 

①同系色(似た色)を使うと落ち着く空間

ソファとラグを同系色のグリーンに合わせたリビング

 

 

 

②反対色の色を使うとメリハリのある空間

ソファのみ、ラグのみなど全て変更するのが難しい場合は、反対色を選択してみるのもいいでしょう。

 

 

 

 

【メインカラーのソファに北欧の要素を取り入れたスタイル】

 

北欧風にまとめたいとご相談いただいたT様。
選ばれたソファはアームが柔らかな曲線のラインのsofa 【EF】。カラーは自然色のオリーブを選択。やわらかな曲線と自然色のオリーブを選ばれ、北欧らしい雰囲気にしています。

 

 

ベースカラー   :(ホワイト) (ライトブラウン) 天井(ホワイト)

アクセントカラー :クッション(ライトアッシュ)

メインカラー   :ソファ(オリーブ) カーテン(ホワイト)

 

 

 

 

北欧スタイル特集【カラーの選び方・基本編:後半】

 

北欧インテリアのカラー選びの基本編の後半ではアクセントカラーの選び方をご紹介します。アクセントカラーはクッションから照明、小物まで様々なアイテムを使いながら楽しむことができます。ぜひ参考にしてください。

 

 

【挿し色(アクセントカラー)を決める】

 

 

挿し色(アクセントカラー)は、クッションカバーやランプシェード、アートの色やディスプレイ用の本、雑貨などインテリア全体の配色のうちの5%程度の色のことです。5%と数字にとらわれず、面積比の小さい物をアクセントとして取り入れてみてください。

 

 

アクセントカラー:ホワイト

(クッション・ランプシェード・雑貨・観葉植物)

 

挿し色(アクセントカラー)は濃く目立つ色を選ぶのが一般的ですが、北欧インテリアの場合は、周りに馴染む薄い色を選んでも問題ありません。また、クッションカバーやランプシェード、雑貨などを用いずに、観葉植物を取り入れてアクセントにする方法もあります。北欧インテリアは元々自然色をベースとした配色の空間なので、観葉植物が自然に馴染み、活き活きとした印象もプラスされるという相乗効果が生まれます。

 

 

 

【アクセントカラーとなる〈照明器具〉を決める】

 

照明器具の空間を明るくするものですが、テイストを前面に押し出したインテリアを作りたい時は、照明器具のデザイン・素材・器具の色を活用するのがおすすめです。特に内装がシンプルな北欧インテリアでは、次の3点の色や素材の照明器具が合います。

 

・ナチュラル素材のシェードの照明器具

※ナチュラル素材(パイン材・バンブー・ラタン・コットン等)

・自然界にある色のシェードの照明器具

・アクセントカラーに使えそうな色のシェードの照明器具

 

お部屋を明る<照らしてくれるのはもちろん、灯りの強さや位置、デザインでお部屋の印象を大きく変えることも可能です。

 

 

 

◆北欧インテリアに合わせやすい照明

 

LE KLINT(レ・クリント)

 

HermanMiller(ハーマンミラー社)

 

 

FOSCARINI(フォスカリーニ)

 

 

artek(アルテック)

 

照明の使い方が上手な北欧の人たちは、暗く長い冬の間、「灯り」「光」「照明」にはとても気を使うのだそうです。壁や天井に反射させる間接照明を使ったり、窓際にもキャンドルや照明を配置するなど、灯りひとつとっても、少し影のある灯りや明るい灯り、やわらかな灯りといったようにシーン別で使い分けます。

 

 

 

【アクセントカラーとなる〈雑貨・小物・ディスプレイ〉を決める】

 

北欧デザインの雑貨やディスプレイは、日本でも簡単に手に入れることができます。また、「北欧デザイン」と謹った家具を使わなくても、雑貨やアート、観葉植物を組み合わせただけで北欧らしさを演出することもできます。

 

 

 

 

【アクセントカラーを取り入れた北欧ソファスタイル】

 

 

ホワイトのフロアライトとテーブルランプ、クッション、オットマンをアクセントにしたソファスタイル。

 

 

sofa【GRVA】3Pカウチセット
size:W3190/D2000/H800/SH400
cover fabric:CCT-WH(ホワイト)
脚:ステンレス

 

 

 

観葉植物と同系色のグリーンのクッションをアクセントにしたソファスタイル。

 

 

sofa【LSC】2.5P
size:W2100/D950/H890/SH430
cover fabric:C-LG(ライトグリーン)
脚:メイプル

 

 

 

ソファと同系色のグレーのクッション、オットマンを合わせ、サイドテーブルのブラックをアクセントにしたソファスタイル。

 

 

sofa別注【GF】2.5P
size: W1950/D900/H810/SH410 (SH410に変更)
cover fabric:VRD-GR(グレー)
脚:ウォールナット

 

 

北欧スタイル特集【ソファ選び・デザイン編】

 

どんなデザインが合うのか分からないという人も多いのではないでしょうか。トラデイショナルでありながらモダンな雰囲気もそなわっている北欧スタイル。ぜひソファ選びの参考にしてみてください。

 

 

-POINT1/丸みを帯びたデザイン

北欧インテリアの特徴は、暖かみの感じられる快適な空間を演出すること。シャープで無機質なものよりもシンプルながら暖かみと親しみを感じられるデザインが人気を集めています。丸みを帯びたふっくらとした印象のデザインは優しくやわらかな雰囲気を演出。曲線をいれることで堅苦しさを和らげ、気分もリラックスします。

 

 

曲線をリズミカルに設定したデザイン。蓮の花をイメージさせるようなのびやかなラインと直線がおりなす上品なソファです。

 

 

sofa【HM】2.5P
size: W1800/D850/H780/SH370
cove fabric: F12-IV(アイボリー)
脚:ピーチ材クリア脚

 

 

 

見た目はミニマルなデザイン。それとは対称的に柔らかなシートクッションは、リビングをはじめ、ロビーやラウンジエリアに適したリラックス感を放つ心地よいネストを作り出します。

 

 

sofa【T】3P
size: W1920/D840/H720/SH410
cover lab『ic:本体:LOL-BR(ブラウン)
クッション:OTC-MC(モカ)
脚:ウォールナット

 

 

 

丸みを帯びた、やわらかなラインをなぞらえたフレーム。ふっくらと羽毛のような感触のシートクッションをセッティンクしました。

 

 

sofa【JD】3P
size: W2300/D930/H780/SH380
cover fabric:SRO-WH(ホワイト)
piping fabric: F12-IV(アイボリー)
脚:黒脚

 

 

 

腕がフィットするアーチラインのアームに身体全体を受け止めるローバックの柔らかなすわり心地のソファ。

 

 

sofa【EF】2.5P
size:W1950/D930/H750/SH400
cover fabric: 14629-LG(ライトグレー)
脚:ウォールナット

 

 

 

直線と曲線のどちらのメリットも共存したデザイン【EF】。身体全体をホールドするようなすわり心地とくつろぎを体感できます。

 

 

sofa【EE】3P
size : W2100/D930/H800/SH400
cover fabric: ESP-BL(ブルー)
脚:ウォールナット

 

 

 

成形合板によるアームの丸みを強調した、存在感溢れるソファ。身体を預けるのに最適な背の角度と高さ、厚みのある座クッションにより安定したすわり心地が味わえます。

 

 

sofa【MPA】1P
size : W860/D890/H830/SH410
cover fabric:本体・クッション:MD-OR(オレンジ)
背クッション:MD-WG(ウォームグレー)
ピロークッション:VC-OL(オリーブ)/12141-GR(グレー)
樹種:ブナ材クリア色

 

 

 

-POINT2/温かみが増すウッド素材

 

 

長い夜と寒さの中で過ごす北欧では多くの家具に天然木を取り入れ、自然の温かみを感じられるインテリアで暮らしています。そんな北欧スタイルにかかせない素材になるのが天然の無垢材で作られたソファ。加工された素材とは異なり、部屋の中で自然が味わえ、ぬくもり、なごみなどナチュラルな雰囲気を演出。また、定期的にメンテナンスしながら使いこむことで味が増し、使うごとに愛着が増します。北欧インテリアには外せないマストアイテムです。

 

 

 

【北欧インテリア家具によく使われている木材】

 

〈オーク〉

オークはブナ科コナラ属の落葉広葉樹。基本的には日本や中国、ロシアで採れる木のことをナラ、北米で採れる木のことをオークといいます。表面に虎斑(とらふ)とよばれる独特の模様があることも大きな特徴です。

 

 

〈ブナ(ビーチ)〉

ビーチはブナ科ブナ属の落葉広葉樹。ヨーロッパでは「ビーチ」、日本ではブナ科ブナ属のためそのまま「ブナ」と呼ばれています。家具材にはもちろん建築材、木製玩具、楽器の鍵盤などに使われ、無味無臭なことから食器としても人気の木材です。

 

 

〈チーク〉

「チーク」とは、インドから東南アジアが原産の落葉高木。世界三大銘木として知られています。古くから豪華客船や高級列車の内装や高級家具、床材として使われ、世界的に人気の木材です。

 

 

〈マホガニー〉

センダン科の木材でこちらも世界三大銘木の1つ。深みのある美しい赤色に赤茶色の木肌は磨けば磨くほど、美しくなる材質です。特徴的な色や美しい木目を活かして、高級家具や高級楽器、高級車のハンドル、彫刻の素材など、機能性だけでなくデザイ冴生が求められる幅広いアイテムに使用されています。

 

 

〈チェリー〉

バラ科サクラ属の木材で主に北欧を産地とするものをチェリーと呼びます。反りや狂いが少なく、耐久性・耐水性に優れているため広く家具や床材に用いられてきました。経年変化の度合いが深くみられ、よりレッドブラウンとなった風合いを楽しむことができます。

 

 

 

 

-POINT3/ウッドフレームのソファ

 

ソファで多くみられるのが、すっきりとした印象の木肘(きひじ)のタイプ。天然木を身近で感じられる上に、見た目もすっきり、張地の素材や木製フレームのデザイン次第で魅せ方が変わります。

 

◆sofa【TRES-NSR】

 

 

これまでのウッドフレームソファとは異なる技術を採用したsofa【TRES-NSR】。直線的でエレガント、洗練されたデザインが様々な北欧テイストの雰囲気を演出できます。レッドオークは堅い広葉樹のフレームは4色ご用意。ワンランク上の贅沢な時間をお楽しみください。

 

 

 

AUTHENTICITYシリーズよりFINE(繊細)な印象でデザインされたsofa【CONVEX】。アーム部分は45度の接合方法(留加工)を2重にし、より精度が求められる伝統的な工法。贅沢な雰囲気を味わえるソファです。樹種はブラックウォールナット、ブラックチェリー、グレーシャーオークの3種からお選びいただけます。

 

 

sofa【CONVEX】ワンアーム2P
si ze:W1420/D845/H790/SH400
cover fabri c: F28-ID (インディゴ)
樹種:グレーシャーオーク

sofa【CONVEX】ワンアームカウチS
si ze:W750/D1545/H790/SH400
cover fabri c: F28-ID (インディゴ)
樹種:グレーシャーオーク

 

 

 

AUTHENTICITY FINEシリーズ初の曲線を用いたデザイン。アーム部分の流れるような曲線が優しくやわらかな雰囲気を演出します。樹種はブラックウォールナット、ブラックチェリー、グレーシャーオークの冴重からお選びいただけます。

 

 

sofa【RF】ワイド
si ze:W1920/D850/H790/SH400
cover fabric:8104-BG (ブルーグリーン)
樹種:ブラックチェリー

 

 

 

-POINT4/脚をウッド素材に

 

張りぐるみのソファの場合でも脚を木製に変えるだけでやわらかく温かい印象になります。樹種もブラックウォールナット、ブラックチェリー、オークなど様々。インテリアやファブリックのカラーリングと合わせてお選びいただくことができます。

 

 

ダーク色に塗装されたウッド脚を合わせたスタイル。ダイニングテーブル、サイドテーブルなど家具と色味を合わせています。

 

 

別注sofa【TB】3Pカウチセット
size:W3860/D2900/H815/SH430
cover fabric :本体AVG-NV(ネイビー)
脚:ダーク色

 

 

 

ウォールナット材の脚のスタイル。扉のカラーとマッチし落ち着きのある印象です。

 

 

sofa【EF】3P
size:W2100/D930/H780/SH430
cover fabric:ATL-BE(ベージュ)
脚:ウォールナット(H140mm)

 

 

チェリー材の脚のスタイル。 巾木など建具の色味と合わせて統一感を出しています。

 

 

sofa【COM】別注ワンアーム2P
size :W1700/D870/H780/SH400
cover fabric :本体C-LA(ライトアッシュ)
クッション:C-W(ホワイト)
脚:FFチェリー脚

 

 

 

-POINT5/樹種、色味を合わせたコーディネート

 

家具と脚をナチュラル系カラー、樹種で合わせることで統一感のとれた空間に。ナチュラルカラーは北欧ナチュラル、ダークカラーは北欧モダンになります。

 

 

 

 

 

 

 

ソファでギャラリーリビングを

 

ソファと合わせて「アートを飾る」というと、なんだか高尚で難しいイメージがあるかもしれませんが、空間に彩りを添えインテリアをお洒落に見せてくれます。そこで初めての方でも取り人れやすい飾り方が、ソファの側にアートを飾る方法。シンプルなソファがより引き立ち、日々の生活だけでなく華やかな気分になります。

 

アートの選び方

 

 

1⃣フォーカルポイントをつくる(飾る場所を決める)

 

何か飾りたいなと考えたときは、まず目線の先にある壁に飾る場所を決めてください。
パッと目につく場所、これをフォーカルポイントといいます。フォーカルポイントの位置を決める最に有効なのが大きい家具のそばを選ぶこと。チェストやコンソール、ソファのそばの壁です。後ろ側、真正面、横なども良いです。上記画像ではソファの後ろ側の壁の真ん中をフォーカルポイントとして設定します。

 

-フォーカルポイントとは-

 

フォーカルポイントは建築やインテリア業界で使われることが多い言葉で、視線の焦点となる(=focal)場所と(=point)を意味します。
日本の和室にある床の間のような設計が代表的なフォーカルポイントの一つ。床の間に飾られることの多い生け花にもその意味合いがあります。また、居室だけでなく玄関でもよく目にします。部屋に入って最初に目が行く事で、印象が決まる重要なポイント。効果的に取り入れることでご自身だけではなく来客のおもてなしにもなります。

 

2⃣サイズ感を決める

 

次にサイズ感です。ここではバランスを重視して選ぶことにします。家具の側に飾るメリットとして、バランスのとりやすさがあります。まず基準になる家具の横幅を確認。ソファの場合は横幅の約70%を基準にしてみてください。例えば画像のようにsofa【GF】2Pの横幅は1800mmなので横幅約1200mmが70%となります。

 

 

3⃣形状を決める

 

形状を決める時は壁面をよく確認してみてください。
上記画像のように巾木上から梁下の寸法が横幅よりも短い場合は横長の長方形。逆の場合は縦長の長方形です。細長い壁には縦長の物を横長の壁には横長の形状を基本に選ばれるとバランスが整います。

 

 

4⃣高さを決める

 

 

飾るときの高さはできるだけ目線に合わせてみてください。美術館やギャラリーでは絵画を展示するとき、アートの中心を目線の高さに合わせて床から1400~1500mmの位置になるように展示されています。天井高の高い吹き抜けの空間やホールなど例外をのぞけば、そこで過ごす人の目線を基準に飾っていただくことをおすすめします。

 

 

 

【ギャラリーリビングの事例】

 

 

◆sofa【CONVEX】カウチセット

 

 

sofa【CONVEX】カウチセット。
後ろ側の壁に飾られたアートは壁の形状に合わせて横長長方形の枠内に2枚飾られています。カバーのブルーとアートの色味がリンクされ、調和がとれたコーディネートです。アートを2枚以上飾る場合は、テイストやカラーを揃えることで、まとまりのあるディスプレイに仕上がります。

 

 

◆sofa【GRVA】3Pカウチセット

 

 

グレー系ファブリックをカバーにしたsofa【GRVA】カウチセット。
すっきりとシンプルな空間にリーフモチーフのアイアン製のオブジェを飾ることで明るさと華やかさが加わります。質感に調和をもたせたギャラリーリビングです。

 

 

◆sofa【HOM】左肘3P

 

 

リビングの入口から対角線上にフォーカルボイントを作られたコーディネート。
無垢材の額縁を部屋のインテリアに合わせてセレクトされています。額縁はアートの雰囲気に合わせて選ぶのではなく、インテリアに合わせるとまとまりやすくなります。カバーファブリックはテラコッタを選ばれ空間のアクセントに。アートに描かれたヤシの木に合わせて観葉植物もテーブルヤシを合わせられています。

 

 

◆sofa【GRVA】2Pカウチセット

 

 

 

バリ島をテーマにコーディネートされたリピング。
ソファの向かい側の壁面にはオリエンタルなアジアンアートが飾られ、まるで南国の旅行先でくつろいでいるような気分になります。テレビ側の壁はすっきりとさせてしまいがちですが、センターを中心にシンメトリー(左右対称)に飾るとバランスが整いやすくなります。視界にも入りやすく、南国リゾートの優雅な雰囲気が楽しめます。本体(フレーム)のファブリックは建具や小物と調和するようにダークブラウンを。クッションカバーはラグジュアリーな印象のCUR-BE(ベージュ)を合わせています。

 

 

◆sofa【JD】3P

 

 

長方形の壁面に合わせて飾られた風景画は、横幅2300mmのソファと壁の形状に合わせた横型の絵画。とてもバランスがとれていますね。額装はクラッシックなホワイトゴールド。ソファの張地にはベルベットのLRI-IV(アイボリー)をセレクト。毛流れがあるので、外光の影響や見る向きによって印象がかわります。壁色に近いベージュ系の色選びは、よりアートを印象づけるポイントにもなっています。

 

 

◆sofa【FSB】3P

 

 

ソファカバーはSLK-WH(ホワイト)。手触りの良いホワイトの張地に、奥様の好きな色と
海をイメージさせるブルーのピロークッションをグラデーションになるようにコーディネート。壁側には空間の形状に合わせて長方形のアートを。アートはTRESでお選びいただいたブルーの生地からファブリックパネルを作成しました。リビングのバルコニーからは海の景色。ホワイトとブルーをバランスよく合わせています。

 

 

◆sofa【GF】2.5P

 

 

リビングに入り、まず目に入るのがイタリアンレッドの花器に彩られたフラワーアレンジメント。重量を目線より少し上にすることで三角形の頂点にフォーカルポイントが作られ低い物との間を埋めるように置かれた小物、ソファが手前となる位置関係になり奥行を感じます。また、ソファカバーはやわらかい印象のベージュ系カラーの本革にすることで、背景と引き立てあう関係性が完成しています。

 

 

 

 

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