欲しいサイズをあきらめない
搬入方法

最適なソファのサイズ

ソファのサイズを検討するとき目安になるものが分からず悩んでいませんか?

最適なソファのサイズを考えるためのヒントをご紹介します。

最適なソファサイズを知るための3つの寸法

 

01 ソファの幅

ソファの幅を決めるのは、<使用人数>と<使い方>で、カタログに記載された2P、3Pという記載はあくまで目安です。気を付けるべきは実際の寸法なのです。

また、<座面(すわるスペース)の幅>も大事。アームの有無やそのサイズによって使える幅が変わってきます。人ひとりがすわる幅の基準は約600mm。

座面幅が1800mmあれば、3人ですわることができます。ただし、ゆったりすわるには600mmはやや狭く感じるサイズ感でもあります。全幅1900mmのソファも幅160mmのひじ掛けが両側にあれば、座面幅は1580mmになります。

 

 

 

02 ソファの奥行

奥行とは、ソファ前後の寸法のことです。奥行には「設置の奥行」と「すわり心地の奥行」があり、深さによってメリット、デメリットがあります。

 

 

 

-奥行きが浅い場合

【メリット】

・狭い空間でも設置しやすい

・テレビとの距離が十分とれる

・前後の距離がとれる

・圧迫感が少ない

・比較的正しい姿勢ですわることができる

【デメリット】

・くつろぎやすさが十分とはいえない

・ベッド代わりにはしづらい(横たわるには不十分)

 

 

-奥行きが深い場合

【メリット】

・色々な姿勢でくつろぐことができる

・オットマン機能の代替が可能

【デメリット】

・前後の空間が狭くなり、動線の確保が厳しい

 

 

03 ソファの高さ

すわり心地やデザインにも関係する高さには、「床から座面までの高さ」「背もたれの高さ」の2点があります。

 

 

座面までの高さについて

座面(実際にすわる面)の高さは、低すぎると立ち上がる時に腰や膝への負担が大きく

なるため憤重に検討しましょう。ひとつの目安としてすわりやすいと言われているのは、

膝が90度ぐらいになる高さ。人間工学に基づいた計算式を参考にしてもいい でしょう。

 

 

実際の寸法だけでなくすわったときの沈み具合も忘れずチェックしましょう。

クッションがやわらかく深く沈み込むタイプは、その分座面が低くなり腰や膝に負担を

かけてしまうこともあります。腰痛をお持ちの方は、この点にもご注意ください。

 

 

背もたれの高さについて

背もたれの高さは3タイプに分かれます。

 

①ハイバック(背もたれが高め)のソファ

頭をあずけることができ、首への負担が少なくなります。長時間テレビを観たり映画鑑賞をする場合に向いています。

 

 

-すわったまま眠れるsofa【GF】ハイバック

座面の高さ400mm、全高1000mm。体全体を包み込み、頭まできちんとサポートします。

 

②ロータイプ(背もたれが標準より低め)のソファ

見た目の圧迫感が少なく、広々としたゆとりが生まれます。

 

 

-トレスソファの中で最も低くデザインされたsofa 【FRM】
座面の高さ350mm、全高580mm。空間を広く感じさせるスタイリッシュなデザインです。

 

③背もたれの高さが一般的なタイプのソファ

取り外し可能なヘッドレストの追加がおすすめです。必要な時だけ設置でき、頭部を

ほどよいやわらかさのウレタンがサポートするためゆったりとくつろぐことができます。

 

 

-奥行のあるワンシートに自由にすわれるsofa 【FSB】

座面の高さ390mm、背クッションまでの高さ800mm。ワイドで奥行があるので、どんな

くつろぎスタイルも思いのままです。

 

ソファの最適なサイズについて幅、奥行、高さ、3つのポイントを紹介しました。これらを意識しながらソファを選んでみてください。

また、トレスではお好みのサイズでつくる「カスタムオーダー」も可能です。ぜひご希望をお聞かせください。

 

 

搬入経路の確認

 

 

 

せっかく選んだお気に入りのソファが設置場所まで搬入できるか確認しましょう。事前に部屋の広さ、玄関の開口部分、廊下の曲がり角、共用階段、踊り場、エレベーターのサイズなども採寸しましょう。合わせて住まい周辺の道路状況やトラックを駐車できるスペースがあるかどうかもチェックしておくとスムーズです。

 

搬入経路の確認手順

 

①搬入するソファのサイズを確認してください。

サイズ:W(幅)/D(奥行)/H(高さ)

 

 

※トレスのソファは脚を外して搬入することも可能です(張りぐるみのみ)。

※本体とクッションは別々に搬入します。

 

②搬入経路(図の矢印)の幅と高さを測定してください。 ※下図はマンションの場合

 

 

※玄関扉、窓の高さが2000mm以上、各通路と扉の幅が800mm以上あることが定番ソファが入る目安です。扉を測る際は、扉を開放した状態で幅を測ってください。

 

-Point 搬入経路に曲がり角がない場合、高さが商品幅を上回れば、基本的に搬入が可能です。

 

 

【マンションの場合】

 

 

① 照明の位置と出っ張り

② 柱までの幅

③ 梁までの高さ

④⑤ コンセントまでの高さと位置

⑥ 壁から窓までの幅

⑦ 窓幅

⑧ 窓の高さ

⑨ 造りつけ家具から窓までの高さ

⑩⑪⑫ 造りつけ家具の高さ・幅・奥行

⑬ 床幅

⑭⑮ ドアの高さ・幅

⑯ スイッチの高さと位置

⑰ 天井の高さ

 

-CHECK

出っ張り部分に注意して測りましょう。ただし梁の高さを1cmでも測り間違えると家具が置けなくなることもありますので注意してください。次に手持ちの家具で今後も使いたいものの幅・高さの寸法を測りリスト化します。引き出しの取っ手部分や脚の装飾部分などサイズに影響することがあるので注意が必要です。

 

 

 

2階以上への搬入方法

 

 

①エレベーターを利用する場合

 

 

下記寸法をチェックしてください。

・エレベーター扉前のスペース

・エレベーターの扉の高さ

・扉の幅

・エレベーター内部の奥行

・内部の高さ

 

 

②階段を利用する場合

 

 

直線階段の場合は、階段の幅、高さが商品幅を上回れば、基本的に搬入が可能です。

L字型、コの字型階段の場合は下記寸法をチェックしてください。

・階段の幅

・踊り場の幅

・奥行

・天井の高さ

※螺旋階段の場合は事前にご相談ください

※手摺がある場合は手摺から壁まで計測してください

※手摺がある場合は取り外しが可能かご確認ください

 

 

③吊上げやクレーンを利用する搬入の場合

 

階段やエレベーターではなく、窓から搬入することも可能です。その場合は手吊りかクレーンを用いた方法になります。ただし、その場合は地上の状態(駐車位置などのスペース)と搬入口付近の状態(バルコニーや手摺の強度、窓の大きさ)を確認しておく必要があります。また搬入したい建物の階にもよるため十分確認した上での判断になります。

 

 

 

 

 

TRESだからこそ可能なソファの搬入方法

 

階段やエレベーターでの搬入が困難な場合でも、大型ソファの設置をあきらめる必要はありません。

 

肘を外して組み立てるノックダウン仕様

 

搬入できない例として搬入経路となる廊下が狭い、曲がり角がある、階段がある、移動できない障害物がある、天井が低いなどがあげられますが片側のアーム部分(又は両側アーム部分)を組立式で製作することでソファを問題なくお部屋に搬入できるケースが多々あります。組み立て後は通常仕様と同じカバーリングをするため、繋ぎ目が見えず美しい仕上がりです。また、強度面でも建築用ボルトで固定するため通常仕様と変わりなく安心してご使用いただけます。

 

例えば図1のsofa【FSB】3Pの片側アームをノックダウンに変更すると、サイズは図2のようになります。

 

 

3Pのワイドは2400mm、アーム幅は300mm。組み立て式の場合アーム幅300mm十片アームの本体ワイド2100mmという状態でご自宅へお届けいたします。お部屋への搬入が無事に終わった後は、組み立て、設置となります。入らないと諦めていらっしゃる方、搬入方法がわからないという方も、ぜひご相談ください。

 

【実際の納品の様子】

 

 

完成品での納品が難しいケースでも、分解式にすることで搬入が可能になります。

 

特に青山店では、一軒ごとの間隔があまりない戸建てや、デザイン住宅、マンション、お引越しされることを想定される方も多いため、搬入が困難なことからアームノックダウン仕様にされる方が大変多くなっております。

 

 

《アームノックダウン仕様》 ※sofa【TRES-L】/sofa【EE】GRANDEは定番仕様

アーム部分を分解・組立て式に製作することで、ワイド幅が短くなり搬入が可能となることが多々ございます。状況に合わせて片アーム、又は両アームにすることも出来ます。

 

 

 

それでも難しいと思われる方、まだ諦めないでください。
TRESでは、大きいサイズのソファでゆったりくつろぐために、搬入方法をアドバイスさせていただいております。アーム部分だけでな<sofa【GRVA】の背もたれのノックダウンも行い搬入を行った納品事例をご紹介いたします。

 

 

アーム、背もたれも分解式仕様 お部屋に搬入後、組立て作業をしていきます。

 

 

建築用でも用いられる強力なボルトを使用 強度も問題ございません

 

 

最後にカバーをかぶせて完成 一体型のカバーですので、見た目は通常仕様と変わりません

 

 

ツーピースに分けられるsofa【LSC】

 

 

《ツーピース仕様》

sofa【LSC】3P:ワイド2400mm(アーム180mm)

真ん中で分解するとワイド1200mmなので問題なく搬入できます。

 

【組立ての様子】

 

 

 

便利な豆知識

 

01/採寸に必要なアイテム

 

- 部屋の間取り図

 

寸法が入っていれば、簡単な手書きのメモでも問題ありません。マンションなどは間取りがWebに掲載されていることもあります。

 

- メジャーまたはスマートフォン

メジャーは2m以上のタイプがおすすめ。

またスマートフォンのアプリでも計測が可能です。

 

 

02/採寸時に確認しておくと良いこと

- コンセントの位置と種類

 

テレビやインターネットといったソファとの相性を考えておきたいもの。コンセント位置は要チェックです。

- 窓の種類

 

生活動線に関係するため、窓の種類や大きさ、位置を把握しておきましょう。壁を背にしてソファを配置する壁付けの際は腰窓の寸法と位置も分かれば、より部屋にフィットしたソファ選びができます。

 

 

新しく購入するとき、買い換えるときに関わらず、ソファを選ぶ際に思い出していただきたいポイントをまとめました。めったに買わない大きな買い物であることは間違いありません。より満足度の高いソファ選びのためにご活用ください。

 

 

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