すわり心地の選び方
選べるすわり心地
TRESソファの特徴の一つに、座面のすわり心地を選べることがあります。 ここではその基準となる組み合わせをご紹介します。
ソファのすわり心地をざっくり大別すると、座面の素材が【羽毛 + ウレタン】のタイプと【オールウレタン】のタイプに大別できます。
【羽毛+ウレタン】
羽毛布団にすわったかのような、包み込まれるすわり心地です。
【オールウレタン】
しっかりとしたすわり心地のウレタン素材のみで構成(表面はやわらかいウレタン層)
どちらの座面にも硬いものとやわらかいものがありますので、自分の好みを探って
みましょう。
TRESですわり比べるなら
羽毛 + ウレタン(やわらかめ) / sofa【X】
羽毛たっぷりの包み込まれるすわり心地。トレスの中でも羽毛量最大級のソファです。
じっくりと腰を据えて時間をすごす方におすすめです。
羽毛 + ウレタン(硬め) / sofa【FSB】
座面が広く、しっかりとした硬さがあるため上がり込んで床でくつろぐようにすごせます。
羽毛ならではの包み込まれるようなすわり心地はそのままに、しっかりと支えてくれる硬さになっています。
オールウレタン(やわらかめ) / sofa【JD】
オールウレタン座面で羽毛のようなすわり心地を再現しようと開発されたソファ。
体をふんわり受け止めてくれるようなやわらかさがあり、圧倒的な支持を得ています。
オールウレタン(硬め) / sofa【TB】
やや弾力のある、硬めの座面。長くすわっても疲れにくく、それでいてお尻も痛くならない。硬めが好きだけど、硬すぎても・・・と心配な方におすすめです。
「羽毛入りでもう少し硬いものが好き」、
「オールウレタンでもう少し違ったすわり心地があれば試したい」など、
すわり心地のオーダーにも対応しております。
ご不明な点がございましたらお気軽にトレススタッフまでお尋ねください。
快適なすわり心地【座面の硬さの選び方】
ソファ選びでは「快適に過ごせるすわり心地」を見つけるための一つの基準としてお客様に合った座面の硬さを実際に座って確かめていただきます。硬めがいいかなとイメージされていても意外と柔らかめがお体にぴったりときたりする場合もあるので固定概念にとらわれず、どんどんすわっていくのがポイントです。好きなタイプをみつけられたら、次は毎日の生活に合った硬さなのかもイメージしてみてください。
・ソファをどうやって利用することが多いのか?
・家族構成に最適なソファの硬さとは
・ソファに求めているのは利便性?くつろぎ?両方?
座面の硬さはライフスタイルに合わせて選ぶことではじめて「快適に過ごせるすわり心地」に出会うことができます。例えば羽毛たっぷりのやわらかいすわり心地がお好みでもそこで仕事をされる場合は気持ちよすぎて眠くなる、ということもあるかもしれません。今回は座り心地が「硬い」「やわらかい」の特徴とおすすめの人を紹介します。ソファ選びの参考にしてください。
【TRESの座面の硬さ】
TRESでは7段階の座面の硬さの基準をご用意しております。各ソファにすわりながらご確認いただくことができます。TRES公式ホームページの「製品情報」→「製品一覧」内の各ソファにそれぞれ座面の硬さの基準を設定しています。目安として、ソファ選びをお楽しみください。
【やわらかめのソファについて】
やわらかいソファは硬めのソファに比べ、すわった時に体がふんわりと沈み込むようにできているので、包み込まれるかのような安心感があります。特にやわらかめをお選びいただく際は身長など体型によっても感じ方が異なりますので沈み込みすぎず、姿勢が崩れにくいタイプを選びましょう。
特徴① リラックスできる
フェザーがたっぷり含まれた座面にすわると、体がソファに沈み込みリラックスした状態を感じられます。リラックスした時間を過ごすために、ソファを購入する方は少なくないはずです。すわって肩の力を抜くには、やわらかい座面のソファをおすすめします。
特徴② 体勢に合わせてフィットする
荷重に対して形状を変えてくれるので、様々なすわり方に対応することが可能で楽な体勢が取りやすくなります。ソファの上であぐらをかいてみたり、少し横になって寝返りをうってみたり、あなたの体勢に合わせていつでも優しく包込んでくれます。
特徴③ 腰を痛めている人は注意が必要
やわらかいふわふわのソファはとても魅力的ですが、腰を痛めている人にとっては注意が必要です。腰を痛めている場合は痛みを悪化させないためにも、しっかりと体が固定されるやわらかさなのか確認してみてください。
【やわらかいタイプがおすすめな人】
1⃣ ソファでホッと一息つきたい人
ソファで長い時間過ごすというより、何かの合間にホット一息つきたい人にはやわらかな座り心地のソファがおすすめです。仕事から帰ってきて、やわらかい感触に包み込まれると安心感があり、一日の疲れも吹き飛びます。
2⃣ ソファで仮眠をとりたい人
ソファで仮眠をとる場合はリラックスできるやわらかなソファが最適です。やわらかいと体が沈み込み、寝返りが打ちにくいと思われるかもしれませんが、15分~20分程度のお昼寝は特に寝返りを打つ必要もない長さです。また、やわらかく低めの肘がついたソファであれば枕代わりとしても使えます。束の間ソファで仮眠をとって、時間を有効に使っていきましょう。
【ふんわり、やわらかさが魅力のソファ】
sofa【EF】
ふんわりと身体がほどよく沈み込む羽毛のやわらかさが身体全体を癒してくれます。
sofa【JD】
快適なフィット感を感じられるソフトタッチウレタンを採用。羽毛のようなふんわりとやわらかな感触です。
【やわらかさをより気持ちよく感じるファブリック】
ふんわりとした柔らかさを、より感じていただけるファブリックをご紹介します。
フェザークッションの場合はカバーの上から羽毛の偏りを整えやすいファブリックがおすすめです。
【硬めのソファについて】
硬めの座面はすわり心地を重視していない様に思われがちですが、実際はソファ時間を快適に過ごせる特徴があります。とくにTRESのソファはただ硬いだけではなく、もっちりとした硬さとふんわりとした硬さまで、体を優しくサポートする感触に設定。おしりが痛くなることもなく、すわる、くつろぐ、寝転がると汎用性の高さが特徴です。
特徴① 体勢を変えやすい
座面の硬いソファは体が沈みこみ過ぎないので、簡単に体勢を変えることができます。あぐらをかいたり、脚を抱え込んだり、寝っ転がったりと楽に自由な動きができます。どんなにすわり心地のいいソファであっても、同じ姿勢を長く続けると、身体のどこかに負担がかかってしまいます。違う体勢にかえることで負担を軽減し、快適に過ごせます。
特徴② 正しい姿勢ですわりやすい
座面が硬めのソファでは、腰を立たせた状態がとりやすく正しい姿勢が作れます。正しい姿勢ですわることで、身体への負担を低減できます。逆に腰が沈んでしまうと、骨盤が後ろに倒れていつまにか猫背に。姿勢の悪い状態でリラックスすることが日常となると身体への負担だけでなく、姿勢も悪くなりかねません。正しい姿勢を取りたい場合は、硬く感じる座面のソファがおすすめです。
【硬いタイプがおすすめな人】
1⃣ ソファで食事をとる人
最近では食事もでき、ソファとしてくつろぐこともできるリビングダイニング兼用にされる方も多くみられます。また食事だけでなく、そこでくつろぐという目的もあるので適度な弾力と継続してすわっていても疲れない硬さをおすすめします。
2⃣ 小さなお子様も安心してすわれる
自由に動きたくなってきた頃のお子様はソファの上ではったり走ったりするもの。やわらかいとうつ伏せから立ち上がりづらくなることもあるので沈み込みが浅い少し硬めのタイプが安心です。
3⃣ ご年配の方も立ち上がりが楽
ご年配の方は足腰が弱っている方も多いので、少し高さがありフラットな座面にすわる方が楽に過ごせます。更に背もたれがあり、座面の広いソファであれば安心感が増します。ある程度硬さのあるソファであれば長い時間すわっていても腰に負担がかからないので、ゆっくりと過ごしていただくことが可能です。筋肉や脂肪が落ち、お尻の骨が座面にあたりやすいケースもあるため、あえて「普通~硬め」を推奨します。
4⃣ ソファで勉強や仕事をする人
ソファで勉強や仕事、趣味など長い時間を過ごす人は硬いソファがおすすめです。正しい姿勢が自然に保たれるので、長時間の作業も快適に行えます。常にテーブルを使った作業をする場合は、座面が硬いだけでなくフラットなタイプがおすすめ。少し前かがみの姿勢が楽に作れるので、腰への負担もありません。最近ではリビングのソファで勉強をするお子様も増えています。静かすぎない環境と、家族が近くにいることでの安心感とプレッシャーが集中力を高めます。お仕事もリモート作業など、家でパソコンをする方も増えてきました。このように勉強や仕事などをソファでする場合は、長い時間楽にすわれる硬い座面のソファを選びましょう。
5⃣ ソファに寝た状態でテレビや本を読みたい人
ソファに寝た状態で、テレビや本を読みたい人、スマホやタブレットを触ることの多い人は硬いソファを選びましょう。硬い座面のソファであれば仰向けに寝たり横を向いたりと、寝返りが楽に打てます。うつ伏せで肘をたてた状態で本を読んでも座面が沈み過ぎないので、身体が反ることもありません。さらに座面の広いソファを選ぶと、ゴロゴロとしながらリラックスした時間を楽しめます。
6⃣ ソファでお客様をもてなしたい人
特別なお客様をもてなす場合、昔でいう応接セットのようなものを思い浮かべるかと思います。硬い座面に革張りが主流の応接セット。体を起こした正しい姿勢で相手に向かえるので理にかなっていますね。やわらかなソファはどうしても体が沈んで背もたれに体を預けたくなるので、少し高圧的にみられるかもしれません。オフィスや自宅にお仕事関係の方を招くことが多い場合は、少し硬い座面をおすすめします。
【ほどよい硬さが魅力のソファ】
sofa【TRES-L】
弾力のある硬めのすわり心地。しっかり身体を支えてくれるため、寝心地も抜群です。
sofa【TB】
弾力があるやや硬めのすわり心地が身体をささえてくれるので、ゆったりくつろぐことができます。
sofa【FSB】
やわらかな羽毛と低層部の高密度ウレタンの組み合わせでズシンと安定感のあるすわり心地です。身体をしっかりと支えてくれるため、正しい姿勢をキープしたまますわることができます。
【硬めのぴしっとした印象が際立つファブリック】
すわり心地が硬めのソファは見た目の観点からぴしっと整頓された印象になります。
そのため仕上がりもより形状を際立つ密度の高いコシとハリのあるファブリックがおすすめです。
体型が違うふたりが快適にすわるためのヒント
TRESソファの強みは、すわり心地をカスタマイズできること。硬めが好き、やわらかめが好き、ゆったりくつろぎたい、きちんとすわりたいなど、ソファに対する要望はさまざまです。しかし、一緒にすわる人が、似たような背格好であることはほとんどありません。どちらかが大柄だったり、小柄だったり。大人と子どもともなると、2人が満足するすわり心地をひとつのソファで実現するのは、かなりの難問と言えるでしょう。
そんな体格の違う2人がひとつのソファで快適にすわる工夫を紹介します。
基本的にソファはより大柄な方の体型に合わせて作るのがおすすめです。ソファの奥行を狭くするよりも、広くする方が難しいからです。
それを踏まえ、5つの工夫を紹介します。
1⃣クッションを追加してすわる
TRESでは、さまざまな形状・大きさのクッションを取り扱っていますので、身体のすきまにぴったりのクッションがきっと見つかります。
2⃣ 背クッションの位置を調整する
こだわりの背クッションに直接もたれかかりたい。そんな時はシートタイプのクッションを本体と背クッションの間に挟み込みます。このような工夫で小柄な人も快適にすわることができます。
3⃣ オットマンを使って脚を伸ばしてすわる
大柄な人におすすめしたいのはオットマンの使用。奥行が物足りなくて、くつろげる姿勢になれない場合は、オットマンを追加して脚を伸ばしてすわりましょう。
4⃣ アームを背にしてすわる
一部のソファは、アームも背と同じくらいの高さがあります。背クッションをアーム側に移してもたれかかれば、2人が脚を伸ばして、向かい合ってすわることができます。
5⃣ それぞれがくつろぎやすい背クッションや座面を別注する
最後の手段はソファづくりの段階から考え直します。TRESのソファは、完全なオーダーメイドが可能。ソファの片方だけ背クッションの厚みを変えるという簡単なところから、片肘の1人掛けのソファをくっつけて、2人掛けに見えるように工夫することも可能です。