新生地の総まとめ
- 金沢店
先日、今年入荷した新生地でソファを仕上げたイメージが公開されました。
スタイリングレシピ vol.111 NEW FABRIC 2024〈仕上がりイメージ〉
上記のブログのように、新生地の紹介をする記事は、
生地が入荷するタイミングで暫時紹介をしているので、どれだけ増えているのかなど
全体像がよくわからなくなってきました。
今までの紹介ブログ
スタイリングレシピ vol.91 NEW FABRIC 2023
スタイリングレシピ vol.94 NEW FABRIC 2023〈第2弾〉
スタイリングレシピ vol.97 2023年 新作ファブリック総括（まとめ）
スタイリングレシピ vol.110 NEW FABRIC 2024
今回は昨年の後半から今年の前半にかけて増やした生地のラインナップと目的を総括してお知らせします。（弊社の生地はすべて直輸入のイタリア製ファブリックです）
今回の新生地は21種類、44色で、生地種類では現行の160種類の13.1%増で色の数では現行600色の7.3%増になります。
総額では2千万円から3千万円の大型投資となりました。
新生地の全画像
超円安のご時世に輸入生地在庫の増量とは時代の流れに反していますが、
高級ソファ市場を独占しているイタリア勢が現地でのコストアップや為替の関係で値上げを繰り返し、
輸入運賃や保険料のアップが原因で輸入に消極的だったり、スエズ運河の影響で納期が延びているなど、
競合日本メーカーを自負する立場としてはチャンスでもあるのです。
目的は大きく分けると3つです。
①生地グレードの上位のニーズが高まっていることへの対応
特に青山店で購入のお客様はテクスチャー（さわりごこち）や色の奥行等の見識が高く、最高級のイタリア生地をお求めになります。
現行はAからFグレードまでの６グレードとαグレードで構成される７グレードです。これにさらになる上位グレードであるGグレードとHグレードを追加する。
②色やテクスチャーが時代を捉えている生地ラインナップの追加
アパレルは毎年流行のトレンドがあり、時代を捉えたデザインや色やテクスチャーを提供している。
TRESソファもそうあるべきと考えています。毎年新生地を輸入していますが、
例年より色等のトレンドを捉えた輸入をボリュームとクオリティ面で強化をしました。
③上記にあるようにイタリア勢のピンチである状況に対して在庫面での積極策と強みである別注対応や受注後、
4週間での納品体制を維持して国内市場でのシェアアップを図る。
【Eグレード】 （入荷順）
ESS-WH（ホワイト）/BK（ブラック）
FNS-WH（ホワイト）/BK（ブラック）
FKY-PU（パープル）
HIR-BR（ブラウン）/BK（ブラック）
KMP-PK（ピンク）/BK（ブラック）
PTG-OL（オリーブ）
ARN-AS（アッシュ）/GR（グレー）
RAK-WH（ホワイト）
【Fグレード】（入荷順）
TR4-WH（ホワイト）/GR（グレー）/BL（ブルー）
VRX-BE（ベージュ）
【Gグレード】（入荷順）
BLK-BK（ブラック）/BL（ブルー）
GRK-WH（ホワイト）/GR（グレー）
MN2-YL（イエロー）/BK（ブラック）
SPT-OR（オレンジ）/GR（グリーン）/WH（ホワイト）
MON-BE（ベージュ）/GR（グレー）/BL（ブルー）/MGR（モスグリーン）
PTT-BE（ベージュ）/LG（ライトグレー）/GR（グレー）/DGN（ダークグリーン）
RGR-IV（アイボリー）
【Hグレード】（入荷順）
18912-BL（ブルー）/BE（ベージュ）/PK（ピンク）
LOR-PK（ピンク）
LRP-RG（ライトグレー）/MG（ミディアムグレー）
【αグレード】
FLF-WH（ホワイト）/LV（ラベンダー）/LG（ライトグレー）
来店されたお客様の多くが新生地であるGグレードやHグレードを選ばれています。
ピンチはチャンス。
円安や輸入コストのアップの逆風を追い風に変えて前に進めるよう
TRESはチャレンジ精神を忘れず、努力を続けます。
