いい生地を紹介したい
- 金沢店
TRESソファを製作している工場スタッフです。
生地の紹介シリーズの第6回目です。
(「 第1回 スタッフが選ぶ、玄人うけする出荷量は少ないが隠れた人気生地 」 はこちら )
( 「 第2回 スタッフが選ぶ玄人うけしかしない生地 」 はこちら )
( 「 第3回 一緒に創業した思い出のファブリック編① 」 はこちら)
( 「 第4回 イタリアでは人気だけど日本ではバズらないリネン( 麻 )とウール( 羊毛 ) 」 はこちら)
( 「 第5回 生地とソファの相性 (マイナーな生地がソファを引き立てる時) 」 はこちら)
第6回 時代をつくったひかりもの
第5回の最後に余談で紹介したBEL-NVは光物を代表する生地のひとつです。
2010年から数年はひかりものがはやった時期でした。
色もパープルやピンクがソファには珍しくニーズが高まった時代です。
TRESはオーソドックスな生地や柄が主流のブランドですが、
最近ではブルーやグリーン(昔は本当に売れなかった色)が出るようになり、
なるべく上品できれいな色のものを取りそろえるようにしています。
今回は10年くらい前のひかりものがはやった時代からの生地をご紹介します。
日本人もインテリアで少し遊ぶようになった時期かもしれません。
A,Bグレードが中心に2010年頃売れていたひかりもの
オキシード ブラック (OX-BK)
ホワイノット ネイビー (WN-NV)
Dグレードのサテン系つやつやピカピカラインが2015年ごろ
11193 ゴールドブラック (11193-GB)
11465 ゴールドブラック (11465-GB)
C,Dグレードが中心に2017年頃売れていたひかりもの
テッサ ブラウン (TES-BR)
ゴールド オレンジ (GOL-OR)
メタル モカ (MTL-MC)
十年来売れ続けている永遠の光物の定番Eグレード
ベラッジョ ネイビー (BEL-NV)
ひかりものは一時のブームかと思いましたが、この十数年である意味定番化しました。
つやのある生地はシルクのように着物やドレスで長い歴史を誇っています。
椅子張地でも長い歴史を刻んでいくのかもしれません。