いい生地を紹介したい
- 金沢店
TRESソファを製作している工場スタッフです。
生地の紹介シリーズの第5回目です。
（「 第1回 スタッフが選ぶ、玄人うけする出荷量は少ないが隠れた人気生地 」 はこちら ）
（ 「 第2回 スタッフが選ぶ玄人うけしかしない生地 」 はこちら ）
（ 「 第3回 一緒に創業した思い出のファブリック編① 」 はこちら）
（ 「 第4回 イタリアでは人気だけど日本ではバズらないリネン（ 麻 ）とウール（ 羊毛 ） 」 はこちら）
第５回 生地とソファの相性 （マイナーな生地がソファを引き立てる時）
① ソファJDと生地ファンキー（FKY-BL）
4月20日の納品事例を見て生地とソファの相性について考えました。
いつものJDとはちがって、まろやかというかやわらかいというかぽっちゃりというか、
表現がなかなか難しいのですがファンキー（FKY）という生地がソファのいつもと違う
魅力を引き出していると感じました。
SROやCURのようなメジャーな生地で張った時とは違う魅力があります。
色もきれいで生地のブルーがパイピングのディープブルーと絶妙なコントラストを
構成しています。生地だけでみるとファンキー【原色を多く用いて刺激のある様】の
名前の通りちょっと変わった生地だなという印象ですが、
ソファJDとの相性は上品そのものです。
ひょっとしたら、ソファが生地を引き立てているのかもしれません。
② ソファXと生地ファンキー（FNK-BL）
やはりソファXの曲線を柔らかく見せてグラマーに見せているように感じます。
こちらはフレームの生地が今人気急上昇のBEL-NVでFNK-BLとの
コントラストがきれいで上品です。
余談ですが、フレームに使われているBEL-NVは最近追加色として登場した光物系です。
注目の生地の一つです。
次回はBELが代表するひかりものの生地についてお話したいと思います。
