癒しのファブリックパネル 生地の流れ編
- 金沢店
TRESソファを製作している工場スタッフです。
ファブリックパネルはソファと同じ生地流れでカバーをかぶせてあります。
イタリア製のソファ生地は、生地の長手方向がソファの幅方向になるように
織ってあります。
たぶん世界中のファブリックメーカーに共通していると思います。
また、反物の内側が生地表面となります。
ふだんは毛流れと呼んでいます。今回は遊び心で同じ生地を通常の毛流れと
90度流れを振ってみたパネルを作りました。
ソファでもたまにそういう注文が入ることがあります。ふたつを並べてみると面白い絵が撮れました。
ファブリックパネルや「スタッフが選ぶ玄人うけ云々」
上記の記事はこちら↓
(納品後のアンケートにあった、目が覚めるご意見)
第1回 スタッフが選ぶ、玄人うけする出荷量は少ないが隠れた人気生地
第2回 スタッフが選ぶ玄人うけしかしない生地
の2回シリーズでファブリックに
焦点をあてて情報提供をしてきましたが、なにか伝わりきらないものを感じていて、
その理由をずっと考えていました。ひょっとしたらテクスチャーが伝わっていないのではないでしょうか。
ここで言うテクスチャーは生地の感じです。撫でたり持ってみないとわからないのかもしれませんが、
超アップにすれば少しは伝わるのではないかと思いました。今回トライしてみましたのでご覧ください。
いかがだったでしょうか。テクスチャーを感じていただけるようでしたら、
しばらく接写の情報も盛り込みながら説明していきたいと思います。