スタイリングレシピ vol.70 リビングの形状に合わせたソファ配置【横長リビング編】
- 京都店
せっかくソファを新しくするのだから
これまでの配置を見直したい、より過ごしやすくしたいなど
レイアウトを考えるのも楽しみのひとつですね。
中でもソファを置くことの多いリビングルームは
横長や縦長など様々な形がみられます。
今回は横長リビングに焦点を当てて、ソファ配置のポイントをご紹介していきます。
横長リビングの特徴
横長リビングは入口から左右、横に広がる間取り。
一般的には長辺に大きな窓があるため
明るく開放感があることが特徴です。
この解放感と明るさに惹かれ、横長リビングを選ばれた方も
どう配置するのがベストなのかと迷ってしまいますね。
まずは「リビングダイニングをどのように使うのか?」を考えながら、
生活サイクルに合ったレイアウトを考えていきましょう。
次にレイアウト方法のポイントをお伝えします。
POINT
まずリビングでの過ごし方(生活サイクル)を整理しましょう。
●出勤前:朝食をとり、朝のニュースをみる
●仕事から帰宅後:夕食をとり、テレビを観ながらくつろぎ、就寝前は読書
●休日:映画鑑賞、読書
これらの行動を「どこ」でとりたいのかイメージしてみましょう。
横長リビングのソファ配置ポイント
広々とした解放感あふれるリビング。
過ごし方を整理した後は
この“良さ”をいかしたレイアウトを考えてみましょう。
①部屋の広さを確認しましょう
まずは部屋の広さの確認です。
間取り図を用意して、窓の大きさ、床から天井の高さなど計測します。
詳細記事≫サイズのレシピ
②ゾーニングする
ゾーニングは空間を用途に応じて分けること。
生活空間が一緒になるとごちゃっとした印象になってしまいますので、
お食事するスペースはキッチンの近くに、
くつろぐスペースはキッチンから離れたところで、など
「どこ」で「何」をするのかエリア分けをしてみてください。
③各スペースで必要なアイテムを決めましょう
お食事するスペースではダイニングテーブルとチェア。
くつろぐスペースはソファとサイドテーブル、テレビボード、フロアライトなど
あったらいいなと思うアイテムを書きだしてみましょう。
④レイアウト計画
必要なアイテムを各エリアに配置してみましょう。
この時に初めて、サイズ感のイメージができだす頃です。
あくまでもここでは「目安となるサイズ」を確認するようにしてください。
横長リビングの家具配置を考える際は
できるだけ窓はふさいでしまわないように計画しましょう。
窓際に置くさいは掃除のしやすさなどを併せて考慮すると(目安:15cm~20cm)
設置するように心がけることをおすすめします。
詳細記事≫レイアウトのレシピ
POINT
●ソファを窓際に置く際の注意点
・直射日光が当たる場所に置くことは避けましょう。
日焼けによる色落ちの恐れがありますし、レザー製だと劣化を早めてしまいます。
・「人が通りにくい」「窓が開けづらい」というのは実用的ではないので、
必ず生活動線を確保する必要があります。
おおよそ人が通るのには50cm前後の幅が必要となるので、
その事を考慮してストレスがないようにソファのレイアウトを決めましょう。
横長リビングソファレイアウトパターン
レイアウト計画を考える際に
まず、レイアウトパターンを参考にすることをおすすめします。
生活動線の取り方、ソファの向きや形状など参考事例をご紹介します。
✔チェックポイント
・ゾーニング
・生活動線の確保
ダイニングからもテレビが見やすくなるレイアウト
キッチンが窓と並行の横長リビング。
ソファはダイニングに背を向けて設置することでゾーニング。
ソファの高さはダイニングテーブルの高さの差を少なくすることで
(75~80cm以内)視界を遮らず広々と感じることができます。
sofa【GRVA】2.5P
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キッチンから全体を見渡せる
空間の中央にソファを配置するレイアウト
キッチンからリビングルーム全体が見渡せれる横型リビング。
部屋の中央に間に仕切りとしてソファを置くことで
食事とくつろぐスペースをゾーニングしています。
またソファにも一工夫。
アームレス(肘無)にすることで抜け感がでてすっきりとした印象。
ソファの両側の動線も広々と確保できています。
sofa【TB】2Pアームレス
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窓に直角になるようにカウチソファをレイアウト
大きな窓から新緑が楽しむことができるリビング。
傾斜のついたアームにもたれ、くつろぎながら眺めることができます。
L字型のカウチセットとオットマンを伸長すると4名から6名まで座れるように。
家族が揃っても、お友達を招いても過ごしやすいレイアウトですね。
sofa【TB】2Pカウチセット
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隣接した和室をいかしたレイアウト
マンションではよくみられる
隣接した和室を活かしたレイアウトです。
ソファの和室側は動線になるため、両肘からワンアーム(片肘)ソファにすることで
間仕切り感が軽減。
和室と一体感が生まれ広く感じます。
小さなお子様のいるご家庭にもおすすめです。
sofa【FRM】ワンアーム2.5P
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窓に背を向けてソファを置くレイアウト
最もスタンダードな置き方で人気のレイアウトです。
窓からソファまでは、しっかりと動線を確保。
大きな窓から差し込む光も、レースを通して柔らかな印象です。
カウチソファはキッチン側にすることで
キッチンスペースから間仕切りに。
くつろぎとお食事のスペース区分が上手くされています。
sofa【TB】別注2Pカウチセット
≫納品事例はこちら
いかがでしたでしょうか?
今回は、「横長のリビング」に焦点を当て、ソファ選びと配置についてご紹介しました。
お食事、くつろぐ、リモートワークやお勉強をしたり
過ごし方が多様化するリビングは一日の中でも過ごす時間が長い場所。
できるだけ快適に過ごせるようにしたいですよね。
ぜひ今回ご紹介した内容を参考に、
あなたのリビングにピッタリなソファを選んでみてください。
≫スタイリングレシピはこちら
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