サイズのレシピ

便利な豆知識

01/採寸に必要なアイテム

- 部屋の間取り図

寸法が入っていれば、簡単な手書きのメモでも問題ありません。マンションなどは間取りがWebに掲載されていることもあります。

 

- メジャーまたはスマートフォン

メジャーは2m以上のタイプがおすすめ。またスマートフォンのアプリでも計測が可能です。

 

02/採寸時に確認しておくと良いこと

- コンセントの位置と種類

テレビやインターネットといったソファとの相性を考えておきたいもの。コンセント位置は要チェックです。

 

 

 

- 窓の種類

生活動線に関係するため、窓の種類や大きさ、位置を把握しておきましょう。壁を背にしてソファを配置する壁付けの際は腰窓の寸法と位置も分かれば、より部屋にフィットしたソファ選びができます。

 

 

新しく購入するとき、買い換えるときに関わらず、ソファを選ぶ際に思い出していただきたいポイントをまとめました。めったに買わない大きな買い物であることは間違いありません。より満足度の高いソファ選びのためにご活用ください。

 

最適なソファサイズ

ソファを購入するとき、どの程度の大きさが自分に合っているか目安になるものが分からず悩んでいませんか?最適なソファのサイズを考えるためのヒントをご紹介します。

最適なソファサイズを知るための3つの寸法

01/ソファの幅

ソファの幅を決めるのは、<使用人数>と<使い方>です。カタログなどにある「2P、3P」といった表記はあくまで目安。気を付けるべきは実際の寸法です。また、<座面(すわるスペース)の幅>も大事。アームの有無やそのサイズによって使える幅が変わってきます。

人が1人すわる幅の基準は約600mm。座面幅が1800mmあれば、3人ですわることができます。ただし、ゆったりすわるには600㎜はやや狭く感じるサイズ感でもあります。全幅1900mmのソファも幅160mmのひじ掛けが両側にあれば、座面幅は1580mmになります。

 

 

02/ソファの奥行

ソファの奥行とは、ソファ前後の寸法のこと。また「設置の奥行」と「すわり心地の奥行」があります。深さによって異なるメリット、デメリットを確認しましょう。

 

 

 

 

- 奥行が浅い場合

 

【メリット】

・狭い空間でも設置しやすい

・テレビとの距離が十分とれる

・前後の距離がとれる

・圧迫感が少ない

・比較的正しい姿勢ですわることができる

 

【デメリット】

・くつろぎやすさが十分とは言えない

・ベッド代わりにはしづらい(横たわるには不十分)

 

 

- 奥行が深い場合

 

【メリット】

・色々な姿勢でくつろぐことができる

・オットマン機能の代替が可能

 

【デメリット】

・前後の空間が狭くなり、動線の確保が難しい

 

 

03/ソファの高さ

すわり心地やデザインにも関係する高さには、「床から座面までの高さ」「背もたれの高さ」の2点があります。

 

 

座面までの高さについて

座面(実際にすわる面)の高さは、低すぎると立ち上がる時に腰や膝への負担が大きくなるため慎重に検討しましょう。ひとつの目安としてすわりやすいと言われているのは、膝が90度ぐらいになる高さ。人間工学に基づいた計算式を参考にしてもいいでしょう。

 

 

実際の寸法だけでなくすわったときの沈み具合も忘れずチェックしましょう。クッションがやわらかく深く沈み込むタイプは、その分座面が低くなり腰や膝に負担をかけてしまうこともあります。腰痛をお持ちの方は、この点にもご注意ください。

 

 

背もたれの高さについて

背もたれの高さは、3タイプに分かれます。

 

①ハイバック(背もたれが高め)のソファ

頭をあずけることができ、首への負担が少なくなります。長時間テレビを観たり映画鑑賞をする場合に向いています。

 

 

- トレスおすすめ ハイバックソファ
すわったまま眠れる sofa 【GF】 ハイバック

座面の高さ400mm、全高1000mm。体全体を包み込み、頭まできちんとサポートします。

 

②ロータイプ(背もたれが標準より低め)のソファ

見た目の圧迫感が少なく、広々としたゆとりが生まれます。

 

 

- トレスおすすめ ロータイプソファ
トレスソファの中で最も低くデザインされたsofa 【FRM】
座面の高さ350mm、全高580mm。空間を広く感じさせるスタイリッシュなデザインです。

 

③背もたれの高さが一般的なタイプのソファ

取り外し可能なヘッドレストの追加がおすすめです。必要な時だけ設置でき、頭部をほどよいやわらかさのウレタンがサポートするためゆったりとくつろぐことができます。

 

 

- トレスおすすめ 一般的な高さのソファ
奥行のあるワンシートに自由にすわれるsofa 【FSB】

座面の高さ390mm、背クッションまでの高さ800mm。ワイドで奥行があるので、どんなくつろぎスタイルも思いのままです。

 

 

ソファの最適なサイズについて幅、奥行、高さ、3つのポイントを紹介しました。これらを意識しながらソファを選んでみてください。また、トレスではお好みのサイズでつくる「カスタムオーダー」も可能です。ぜひご希望をお聞かせください。

 

 

すわる人数とソファの幅

外出する機会が減って、すわりごこちの良いソファがリビングにあると、家族全員が同じ時間帯にリビングでくつろぐことも増えます。 そんなときに備えて考えたいテーマです。

 

 

例えば4人でソファにすわる場合、1人に必要な幅は600~800mmなので、横並びだと座面だけで最低2400mm、最大で3200mm必要になります。このサイズのソファはかなりの大きさです。置けるスペースも限られます。そこで、どのようにすごすのが理想的なのかを考えることでソファの形状、配置にバリエーションが出ます。

 

4人ですわるパターン

sofa 【FRM】を3台組み合わせた事例

 

 

 

段差に沿ってソファを上下に配置。
4人全員がソファに集まっても程よい距離感を保ちながらすごせます。

 

2人と2人ですわるパターン

sofa 【LD】を2台組み合わせた事例

 

 

 

2台を「L型」に配置。 ソファ同士が隣り合うデッドスペースにはサイドテーブルを置きランプをディスプレイ。自然と会話が弾む和やかな空間を演出しました。

 

 

このようにソファのある空間でのすごし方やすわる人の関係性を意識すると、デザインやすわり心地、サイズなどを具体的にイメージできます。

 

部屋が狭いからとソファをあきらめていませんか? ソファは単にすわるための道具ではなく、時に心身をリラックスさせる場所になります。ソファの選び方やレイアウト次第で、限られた空間にくつろぎのスペースをつくりだすことができます。

 

1人掛けソファやオットマンを組み合わせる

生活様式が変わり、家族との時間が増えたことで「できるだけ家族全員がすわれるようにコーナーソファやカウチソファを置きたいけれど動線が窮屈になってしまう」といったお悩みを耳にします。そんな時は1人掛けソファやオットマンを上手に使って空間を有効活用しましょう。参考となる事例をご紹介します。

 

実例1:sofa【GF】3P + sofa【GF】1P + sofa【GF】オットマン

家族全員がリビングですごす機会も多いからと、4人一緒にくつげるよう選ばれたsofa【GF】の組み合わせ。並んですわりやすいように3Pはワンシートに。向かい側に1Pを置くことで会話しやすい空間になりました。

 

 

 

実例2:sofa【TB-M】2Pシングルアーム + sofa【TB-M】1Pシングルアーム + sofa【TB】オットマン

家族3人とワンちゃんがくつろぐための空間です。ワンアームの2Pと1Pを合わせました。サイドテーブルが便利なsofa【TB-M】です。

 

 

 

実例3:sofa【T】シングルアーム2.5P + sofa【T】シングルアーム1P

向かい合って会話を楽しむ空間です。1Pの幅は720mmとコンパクトな設計。空間に余裕を持たせたい場合にぴったりな一台です。

 

 

 

実例4:sofa【T】ダブルアーム1P + sofa【T】オットマン

リビングにあえてテレビを設置せず、会話を楽しむ団らんの場としてダブルアームの1Pを複数台設置。オットマンを合わせることで足も伸ばしてゆったりとくつろげます。

 

 

 

実例5:sofa【HM】2.5P + sofa【HM】1P

2.5Pに1Pを一台追加。ご夫婦それぞれが自分のスタイルでゆったりすごせます。

 

 

 

実例6:sofa【HM】2.5P + sofa【T】1Pシングルアーム

ゆったりとした2.5Pに、ご主人の身長に合わせて座面を高めに設定した1Pを追加。違うタイプのコンパクトソファを、それぞれの長所をいかして組み合わせた好例です。

 

 

 

実例7:sofa【typeBⅡ】3P + sofa【typeB】1P + FCオットマン

大人数でも対応できる3P、1P、オットマンの組み合わせ。 オットマンをスツール代わりにするとフレキシブルに使えます。

 

 

 

実例8:sofa【GF】2.5P + 別注sofa【MPA】1P

1Pを違うタイプのソファにすると2種類のすわり心地を楽しめます。自分の時間を充実させる、おすすめの組合せです。

 

 

部屋の用途やサイズに応じてソファの種類、サイズ、配置を変えれば1台で何役もの仕事をしてくれます。

 

搬入経路の確認

せっかく選んだお気に入りのソファが搬入できるか確認しましょう。 事前に部屋の広さ、玄関の開口部分、廊下の曲がり角、共用階段、踊り場、エレベーターのサイズなども採寸しましょう。合わせて住まい周辺の道路の状況やトラックを駐車できるスペースがあるかどうかもチェックしておくとスムーズです。

 

 

 

搬入経路の確認手順

①搬入する商品のサイズを確認してください。

サイズ:W(幅)/D(奥行)/H(高さ)

※トレスのソファは脚を外して搬入することも可能です(張りぐるみのみ)。

※本体とクッションは別々に搬入します。

 

 

赤色の矢印で示した搬入経路の幅と高さを測定してください。
※下図はマンションの場合

 

 

 

 

※玄関扉、部屋窓の高さが2000mm以上、各通路と扉の幅が800mm以上あることが定番ソファが入る目安です。扉を計る際は、扉を開放した状態で幅を測ってください。

 

 

POINT

搬入経路に曲がり角がない場合、高さが商品幅を上回れば、基本的に搬入が可能です。

 

 

 

マンションの場合

 

 

① 照明の位置と出っ張り

② 柱までの幅

③ 梁までの高さ

④⑤ コンセントまでの高さと位置

⑥ 壁から窓までの幅

⑦ 窓幅

⑧ 窓の高さ

⑨ 造りつけ家具から窓までの高さ

⑩⑪⑫ 造りつけ家具の高さ・幅・奥行

⑬ 床幅

⑭⑮ ドアの高さ・幅

⑯ スイッチの高さと位置

⑰ 天井の高さ

 

 

CHECK

出っ張り部分に注意して測りましょう。ただし梁の高さを1cmでも測り間違えると家具が置けなくなることもありますので注意してください。次に手持ちの家具で今後も使いたいものの幅・高さの寸法を測りリスト化します。引き出しの取っ手部分や脚の装飾部分などサイズに影響することがあるので注意が必要です。

 

 

 

③エレベーターを利用する場合

下記寸法をチェックしてください。

・エレベーター扉前のスペース

・エレベーター扉の高さ

・扉の幅

・エレベーター内部の奥行

・内部の高さ

 

 

 

 

④階段を利用する場合

 

 

 

直線階段の場合は、階段の幅、高さが商品幅を上回れば、基本的に搬入が可能です。 L字型、コの字型階段の場合は下記寸法をチェックしてください。

・階段の幅

・踊り場の幅

・奥行

・天井の高さ

※螺旋階段の場合は事前にご相談ください。

※手摺がある場合は手摺から壁まで計測してください。

※手摺がある場合は取り外しが可能なのかもご確認ください。

 

 

搬入が難しいサイズの場合①

ここまでご確認いただいて「希望サイズのソファでは難しいかな」と感じた方はいませんか? そのようなお客様のためにトレスでは分解・組み立て式(ノックダウン)でソファをお作りすることが可能です。大きなサイズを置きたいけど搬入経路が確保できない、またお引っ越しが多い方などにご案内しています。

 

 

搬入できない例として搬入経路となる廊下が狭い、曲がり角がある、階段がある、移動できない障害物がある、天井が低いなどがあげられますが片側のアーム部分(又は両側アーム部分)を組立式で製作することでソファを問題なくお部屋に搬入できるケースが多々あります。 組み立て後は通常仕様と同じカバーリングをするため、繋ぎ目が見えず美しい仕上がりです。 また、強度面でも建築用ボルトで固定するため通常仕様と変わりなく安心してご使用いただけます。

 

例えば図1のsofa【FSB】3Pの片側アームをノックダウンに変更するとサイズは図2のようになります。

3Pの幅は2400mm、アーム幅は300㎜。 組み立て式の場合アーム幅300㎜+片アームの本体幅2100㎜という状態でご自宅へお届けいたします。

お部屋への搬入が無事に終わった後は、組み立て、設置となります。入らないと諦めていらっしゃる方、搬入方法がわからないという方も、ぜひご相談ください。

 

 

 

片肘分解・組立の場合 ¥20,000(税別)

両肘分解・組立の場合 ¥30,000(税別)

※詳細はトレスまでお問い合わせください。

 

搬入が難しいサイズの場合②

組立式ではなく、窓から搬入することも可能です。その場合は手吊りかクレーンを用いた方法になります。 ただし、その場合は地上の状態(駐車位置などのスペース)と搬入口付近の状態(バルコニーや手摺の強度、窓の大きさ)を確認しておく必要があります。また搬入したい建物の階にもよるため十分確認した上での判断になります。

 

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