ソファを長く使うということ
- 金沢店
TRESソファを製作している工場スタッフです。
9月26日のブログの”【Sofa K 2P】 20年間、座っていただきました”
(→記事はこちら )
の反響が大きいので補足させていただきます。
20年使ったソファが戻ってきてメンテナンスをすることは珍しいので
ブログとして取り上げましたが、長期間使用したソファの替カバーの注文を
受けるのはTRESでは日常のことです。もう8万台くらい作っているので
あたりまえといえばあたりまえなのですが、替カバーの需要は多く、
ここ1週間でも下記の替カバーの発注をいただきました。受注順に並べました。
2001年9月出荷【Sofa Fair Fax3P】
2011年12月出荷【Sofa TB 片肘3P】
2011年3月出荷【Sofa WAVE3P】
2006年3月出荷【Sofa FORM A 3P】
2013年11月出荷【Sofa J 3P】
10年から20年使ったソファの替カバーを発注していただけることは
望外の喜びです。ユーザーからすると数万円から10万円程度の再投資になります。
これからも使っていこうというくらいソファが機能していて
愛着を持っていいただいているということです。
「20年経ったソファはくたびれてはいましたが、元気に戻ってきました」と
前の記事では表現しました。替カバーを送る先のソファを見ることはできませんが、
送り出したソファはいまでもかわいがっていただき、
新しいカバーをかぶせてもらえるということです。
替カバーは当初は原価割れするくらい安くしてお届けしていました。
利益度外視です。今は生地も値上がりし輸入経費も上がり、円安になり
国内運送費も上がり踏んだり蹴ったりですが、何とかリーズナブルな価格で
お届けできるよう努力はしています。
ボーダーコリーが10年以上家族の一員でした。一緒に過ごしていくと笑ったり
悲しそうな顔をしているように見えて人格を投影できる相手となりました。
家や車なども擬人化できる対象になりえるかもしれません。
体をあずけて長い時間を過ごした、リビングの私たちのソファも
その仲間入りができればとても素敵なことだと思います。