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寒色を取り入れたコーディネート

寒色は見るだけで気持ちを落ち着かせてくれたり、誠実・冷静沈着といった印象を与えてくれます。また、集中力が求められるシーンにも向いているため、ご自宅でリモートワークをされることの多い方にもその効果の活用をおすすめします。

 

トレスおすすめ寒色系ファブリック

寒色は後退色(収縮色)といって後ろに下がって見える色です。反対に暖色は進出色といって前に飛び出して見えるため、印象が強くなりすぎてしまう場合があります。おすすめの寒色は「ブルー系」。爽やかで涼しさを感じるブルーのソファを取り入れたコーディネートをご紹介します。

 

 

 

sofa【EE】3P
cover fabric:ESP-BL(ブルー)

 

ほんのり色づいた淡いブルーのソファ。リビングに爽やかな海沿いの風を運んでくれます。強いアクセントカラーは入れずに、やわらかな雰囲気に仕上げました。

 

 

sofa【FSB】3P
cover fabric:ZS-TQ(ターコイズ)

 

どこまでも広がる空や海のような開放感を演出することができる奥行きたっぷりのsofa【FSB】。 爽やかなブルーを組み合わせた清涼感溢れる心地良いリビングです。日本の住宅の壁は白であることが多く寂しくなりがちですが、カーテンを同系色にするなど空間全体にブルーを散りばめ、リゾートを感じさせる空間になりました。

 

 

sofa【EF】3P
cover fabric:CUR-BG(ブルーグレー)

 

リビングルームの中央にやわらかなすわり心地のsofa【EF】を配置し、濃淡のあるブルーグレーのファブリックを合わせました。洗練・上品のグレーと広さを演出する寒色の要素を合わせもつことによって、スマートでスタイリッシュな印象になります。また、木脚にすることであたたかみも加えています。

 

 

sofa【HM】2P
cover fabric:9748-BG(ブルーグリーン)

 

コンパクトながら肩までしっかりと支えてくれるsofa 【HM】に鮮やかなブルーのファブリックを合わせました。青は限られた空間でこそ大活躍する色。後退色・収縮色と言って、空間を広々と見せる効果があるため圧迫感のない、すっきりとした印象の部屋にすることができます。夏はすっきりと、冬は中間色のラグやクッションを重ねると上手く模様替えできます。

 

 

クッションカバーに寒色系を取り入れる

クッションカバーはインテリアの中でも優れた「名わき役」のポジション。見慣れたソファや部屋の印象を一新してくれます。また、トレスには様々なサイズのクッションがあるため色の印象と合わせてリズム感も加わります。夏仕様と冬仕様、一つ加えるだけで季節感が変わる万能アイテムです。

 

 

sofa【JFH】

 

すっきりとしたストレートフォルムに丸みを持たせた上品なデザインが特徴のソファ【JFH】。 淡いブルー系を基調に、リビングテーブルの脚色と合わせたブラック、クロスと調和するようにホワイトをクッションに合わせました。静かですっきりとした印象です。また、ブルーのクッションを赤やオレンジに変えると、秋冬のソファスタイルもお楽しみいただけます。

 

 

sofa【GRVA】

 

ゆとりのくつろぎスタイルを実現させるソファ【GRVA】。やわらかな印象のホワイトに、クッションはサテン生地のブルーを合わせました。このように2色使いでもトーンにメリハリをつけることでまとまりがあり、お洒落な印象になります。

 

 

sofa【EF】

 

ロータイプでふんわりとしたすわり心地が魅力のソファ【EF】。グレーのストライプで落ち着いた印象ですが、爽やかな水色のクッションが際立っておしゃれな印象です。

 

 

POINT. 進出色と後退色について

赤のソファと青のソファを同じ距離に並べた場合、赤いソファが近くに置いてあるように見え、青のソファが後ろに下がった印象に感じます。このように同じ距離に置かれていても、色によって近くにあるように見える色を進出色、遠くにあるように見える色を後退色といいます。身近な物でいうと信号を思い出してください。赤は進出色で目立ちやすいため、信号の止まれに採用されています。

寒色を取り入れることで雰囲気や印象が変わるということを感じていただけたかと思います。ソファカバーを替えてみたり、クッションを合わせてみたり、お部屋のコーディネートの中でも服を着替えるくらい気軽なものなので、「手軽にお部屋の雰囲気を変えてみたい」という方にはおすすめです。これからソファを選ぶという方もすでにお持ちの方も、気分に合わせてソファスタイルをお楽しみください。

 

トレスおすすめファブリックの実用例

赤:空間に明るさと活力を与える色

赤は「情熱」や「勇気」「興奮」など明るくアグレッシブなイメージを持つ色。空間に明るさと活力を与え、進出色としての効果的も高いため、小さい小物を置くだけでぱっと目を引きます。ポジティブな印象が強いだけに受ける印象を十分理解した上でお使いいただくことをおすすめします。

 

 

 

ピンク:穏やかで優しい女性らしさを演出

ピンクは気持ちを優しく、穏やかにするカラー。桜やバラなど花の色に近いため、春や女性のイメージに重なります。淡い色合いでは柔和なイメージ、ビビットな色合いでは情熱や色気を連想させます。一見可愛らしい印象が強いピンクですが面積とトーンを調整し、質感を見極めることで様々な表情を楽しめます。トーンが上がるほど軽快な印象になるため、計画性が必要です。

 

 

 

 

オレンジ:食欲を刺激する親しみやすい色

赤と黄色、中間色のオレンジは明るく快活で健康的なイメージ。大地の色や木の色に近く親しみを感じやすい色です。また食欲を刺激しコミュニケーションを活発にする効果があるのでリビングダイニングルームなどにもおすすめ。使いすぎるとうるさく感じ、安っぽい印象になるため注意が必要です。

 

 

 

緑:見る者に安心感を与える「自然」の色

緑は自然、生命、成長などをイメージさせ、疲れているときや気持ちが落ち着かないときに安心感を与える効果があります。緑を見ると目の疲れが回復するといわれるように健康的なイメージも強いため健康にかかわる空間やリラックスしたい空間を表現しやすい色です。

 

 

 

紫:高貴なイメージでゴージャスな空間に向く

紫は東洋でも西洋でも高貴、気品、優雅なイメージ。エネルギーの代謝をおさえ、呼吸や心拍数をおさえる一方で直観力が冴え、感性を磨く効果があるといわれています。ハイセンスな空間演出に多く使われています。

 

 

 

黒:重厚感・高級感を加えてステータスを演出

黒は空間に重厚感や高級感を与え、組み合わせた色を引き立てる力を持っています。また小さく見せる効果や重そうに見せる効果も高く、色彩効果を使いこなす上で欠かせない色です。

 

 

 

黄:視線を惹きつけるアクセントカラー

太陽の色でもある黄色は空間の雰囲気を明るくし、活力を高める効果があります。一方、道路標識によく使われているように、遠くからでも認識しやすく注意を惹きつけます。そのため、大きな面積で使うと疲れを感じてしまう場合があります。

 

 

 

青:集中力・判断力を高め知的活動を進める色

青は鎮静作用があり、血圧や心拍数を下げる効果があるといわれています。集中力や判断力を高めるため、「知的」「冷静」「信頼感」などのイメージでビジネスや勉学の場などで使われます。ただし、寒色の代表格なので冷たい印象になることもあります。海や空、夏など何をイメージさせるかがポイントのカラーです。

 

 

 

茶:安心感に包まれリラックスできる空間に

茶色は土や木の幹の色です。「堅実」「安定」のイメージさせ、安心感を与える効果があります。視線より高い部分は肌色より明るく、低い部分は肌色より暗くすると安心感がでます。

 

 

 

白:清潔感にあふれ、広く明るく見せる効果大

白は光の色で「純潔」「幸福」のイメージです。光の反射率が高く、空間を広く明るく清潔に見せる効果があるため、キッチンやリビングなどにおすすめです。ただし、眩しいほどの白は視神経を疲れさせるため、オフホワイトやアイボリーから検討しましょう。

注目のグリーンカラーソファ

多くの方がご自宅でのすごし方、気分転換の方法などを工夫されていることと思います。毎日が少しでもリフレッシュできるようにグリーンカラーの魅力と活用法をご紹介いたします。

 

 

私たちがグリーンから受けるイメージは生き生きとした生命力、やすらぎではないでしょうか。 とくに新緑の瑞々しい美しさは、新しい季節への期待も感じさせてくれます。最近では当たり前のように、グリーンに癒しのイメージがつきましたが、その効果を生活環境に応用しはじめたのは1960年代です。色彩効果を狙って、国鉄線車内をグリーンに塗り替え、目を休める色、優しい色として当時話題を集めたそうです。乗客の反応もよく、時間の経過も忘れてしまうほどゆったりとでき、長く乗った気にならなかったといわれています。 昨今、ご自宅ですごす時間が増えたことで、適度にリフレッシュできる環境を整えることに注目が集まっています。グリーンはブルーとイエローと混ぜた中間色で周辺の色と調和しやすいため、積極的に利用したいカラーです。

 

 

グリーンのソファを主役に

グリーンと言っても明るいグリーンから落ち着いたグリーンなど、選ぶ色によってナチュラルな雰囲気にも、 ラグジュアリーな雰囲気にもなります。床の色味によっても印象が変わるのでぜひ参考にしてください。

 

sofa【GF】2P
size:W1800/D900/H800/SH400
cover fabric:ソファ本体 C-LG(ライトグリーン)
cover fabric:サイドクッション NK-GY(グレーイエロー)
ウォルナット脚

 

トレスの中でもすわりやすい奥行のsofa 【GF】。淡いベージュのフローリングに優しい印象のライトグリーンのファブリックを合わせると、空間の印象が爽やかです。 左右のクッションは幾何学模様のファブリックをコーディネート。アクセントになって空間が引き締まります。

 

 

 

sofa【RF】1P
size:W750/D850/H790/SH400
cover fabric:TBL-GN(グリーン)
樹種:ウォルナット

 

小柄のパターンのファブリックをsofa 【RF】に合わせたスタイル。 グリーンを基調とした柄がブラックウォルナットのフレームにぴったりです。無垢材フレームは心が解きほぐされるようなくつろぎを演出することができます。

 

 

 

sofa【TB-M】2Pシングルアーム
size:W1800/D900/H780/SH370
cover fabric:ソファ本体 MKA-YG(イエローグリーン)
cover fabric:クッション NK-GY(グレーイエロー)
ウォルナット脚

 

階段下のスペースにすっぽりとおさまったsofa 【TB-M】。フレッシュで透明感のあるイエローグリーンのファブリックとウォルナットのフレーム。背クッションのファブリックは小柄のパターンのものを合わせています。落ち着いた空間に遊びが加わりポジティブな暮らしぶりを感じるコーディネートです。

 

 

 

別注sofa【JD】2.5P
size:W2100/D930/H800/SH400
cover fabric:VTG-BG(ブルーグレー)
パイピング:GOL-DB(ダークブルー)
黒脚(ルンバ対応)

 

ふんわりとしたすわり心地が人気のsofa【JD】。瑞々しさと穏やかな空気感を纏った青みがかったグリーンのファブリックは黄色味がかった優しいベージュのトーンに合わせました。パイピングはサテン素材と深いブルーが高級感を演出。 おだやかでゆっくりとした時間をすごせます。

 

 

 

sofa【CONVEX】W2000
size:W2000/D845/H790/SH400
cover fabric:SLK-GN(グリーン)
オプションピロークッション450角:SLK-WH(ホワイト)
樹種:ウォルナット

 

360度どこから見ても美しい sofa【CONVEX】。ナチュラルで随所から木のぬくもりが伝わってくる空間に、深みのあるグリーンが一層モダンさを演出しています。グリーン×ブラウンは常にセットといって良い程の相性の良さですが、青みがかったグリーンを合わせると幻想的でさえもあります。昼間は爽やかに夜は艶っぽく、異なる表情が楽しめます。

存在感のあるグリーンで部屋を明るい印象に

手軽にグリーンを合わせるなら、観葉植物や多肉植物、花器やカップなど小物を合わせるのもおすすめ。視界に入る位置に置くだけで癒されます。

 

 

陽当りが悪い場所でも大丈夫で、どこにでも置けるグリーンなら「エアープランツ」。最近は種類も多く、様々な場所に活用されています。

 

 

 

 

sofa 【EF】のサイドに設置されたパキラのサイズは、大型なねじり仕立てから小さめのものまで様々。幅広くリビングのインテリアグリーンとして活用されています。また、下に枝垂れるように伸びた印象は気分もリラックスします。

 

 

 

 

奥行きのあるどっしりとしたフォルムのsofa 【GRVA】に軽やかな印象のウンベラータを合わせた事例。どちらも特徴を上手くいかせたバランスに、ライトグレーのファブリックとグリーンの相性もぴったりです。 樹形を整えやすいウンベラータは絵になりやすく、インテリアにおすすめの植物です。

 

 

 

 

リビングテーブルやサイドテーブルに植物を飾るのもおすすめです。アジアンタムやアイビーなど小さめのグリーンなら棚やテーブルなど、どんな場所にもマッチします。

ダイニングチェアを兼ねるソファ

ここ数年みられる、ソファで食事もするというスタイル。ソファの役割が増える分、選び方にもちょっとしたコツがあります。
キッチン・ダイニング・リビングに仕切りがないLDKタイプは、ソファがダイニングを兼ねると空間を広々と使うことができます。 この場合、気をつけたいのがソファとテーブルとの関係性。 快適なリビングダイニングにするための「2つのポイント」があります。

POINT 1 / ソファの座面は「少し硬め」

やわらかな座面は体が沈み込むため、食事の際、胃に負担がかかります。 そのため座面は程よい硬さが最適です。

POINT  2 / テーブルとの「差尺」に注目

チェックしておきたいのが、テーブルの天板までの高さと、イスの座面までの高さの差を表す「差尺」。

 

体型に合った差尺の計算式

(身長×0.55)÷3=適した差尺

【例:身長160cmの場合】

(160×0.55)÷3=適した差尺は約290mm

パソコン作業をする場合は、さらに20〜30mm引いた差尺がおすすめ。

 

 

 

家族が一緒にすごすLDKを、物があふれる窮屈な空間にしないためにも、ダイニングには食卓、リビングにはソファといった固定概念を捨ててみるのもひとつかもしれません。 ダイニングとリビングをまとめることで、スペースに余裕がうまれ、充実した生活を送ることができます。

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