スタイリングレシピvol.3 湿気と上手くつきあうために。 梅雨時ソファの工夫
- 京都店
梅雨は何もかもが湿っぽくなりますし、
風通しの悪い部屋はさらに湿気がひどくなります。
飲み残しのコーヒーには数日でカビが生えますし、
お部屋の本等の紙類もなにかしっとり濡れているような感じがしませんか?
またカビと同時にダニの発生も無視できません。
特に日本のような高温多湿で気密性の高い住宅事情では、
梅雨の時期はカビやダニ等が原因でアレルギーを発症させる原因にもなっています。
こんな時、大切な家具はどうなっているのでしょう。
もしかしたら大変なことになっていませんか?
もし裏側とかにカビが生えていたら…ゾッとしますよね。
そこで今回は、梅雨の時期に困らないように
家具やソファのちょっとした配置テクニックや
お手入れ方法をお教えしたいと思います。
それでは本題。
ソファの湿気対策です。
通常家具は布団のように外に干すことができず、位置の移動が簡単にできません。
ですから普段から空気の通り道を作ってあげることが大切です。
空気の流れが滞ると、カビが生えやすくなります。
家具のすき間やカーテンで隠れている壁、畳に置いた家具の底など、
気づいたときにはカビがびっしり!などと言うこともあります。
そこまで事態が悪化する前にいろいろな対策をしておく必要があります。
一番簡単な方法は家具を壁から離してレイアウトすることです。
例えばソファを壁際に置く際、壁にぴったりと付けてレイアウトせず
必ず壁から5センチほど離れた距離に設置することをおすすめします。
その理由は、通気性が悪いとソファの裏側が極端に傷むからです。
湿気によるカビやダニの発生を誘発する原因となるため
ソファのまわりに空気の流れを作ってあげてください。
そうすることで湿気が溜まりにくくなります。
次にファブリック(布張り)ソファについてです。
布ですから水や汚れに弱いという欠点があり
また人間の汗やこぼれた食べ物の水分などがそのまま吸収されていきます。
布の繊維そのものにも細かいすき間があり、
ホコリが入ってカビやダニの発生原因物質となる可能性が高くなります。
普段から湿気対策に気を遣い、
風通しを良くし予防掃除をマメに行うしかありません。
日本は高温多湿の家具には厳しい環境ですが
トレスのソファのファブリックは全てドライクリーニング可能。
ぜひこの機会にリフレッシュしてあげてください。
次に本革張りのソファは一般的にファブリックより耐久性が高いとされています。
その話はある意味本当です。
大切にすれば10年以上末永くお使いいただけます。
ただし、そのためには定期的なメンテナンスはもちろん湿気対策も必要です。
革張りソファでも湿気が溜まりやすい状態で放置するとカビが生えてしまいます。
革張りソファであっても湿気対策は他の家具と何も変わりません。
そして「水気」に弱いのは革張りも同じです。
もし水に濡れてしまった場合は乾いた布で丁寧に拭き取ってください。
本革のソファのお手入れで大事なことは、日頃からホコリをためないこと。
本革の縫製部分やつなぎ目はホコリが溜まりやすくなっています。
革用のやわらかいブラシを使って丁寧にかき出して下さい。
これで対策も万全、せっかくですから気分も快適爽やかに
梅雨をお過ごしいただくためのおすすめなのは「リネン」です。
ファッション、生活雑貨ではすでにお馴染みではないでしょうか。
TIB-GR(グレー) linen 100%
TIB-RD(レッド)linen 100%
TIB-GL(グレーライン)linen 100%
TIB-RL(レッドライン)linen 100%
リネンは天然繊維の中で突出した「熱伝導率の高さ」のため
綿やシルク、さらにはウールでさえもリネンには勝てません。
熱伝導というのは、物質ごとに熱の伝わりかたを表したもので、
その物質に手をふれたとき、熱伝導が高いほど、ひんやりつめたく感じる為
湿度の高い日本でも心地よくお過ごしいただけます。
いかがでしたでしょうか。
今回はソファの湿気対策についてご紹介しました。
また次回も楽しみに、お待ちくださいませ。
【ソファ専門店】トレスザソファテーラーは
みなさまのご来店を、心よりお待ちしております。
TRES THE SOFA TAILOR kyoto
京都府京都市中京区中白山町268-1
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