ソファからはじめる“エコ”な生活 vol.2
- 京都店
皆様「DO YOU KYOTO?」という言葉をご存知ですか?
これは京都議定書(平成9年に国立京都国際会館で開催された
COP3で採択された議定書)にちなんで,京都から世界に向けて発信する
「環境にいいことしていますか?」という意味の合言葉です。
そのため京都市では毎月16日は「環境にいいことをする日」と定め
通勤などでマイカーを使用しない「ノーマイカーデー」、
屋外照明などの消灯を呼びかける「ライトダウン」、
市内のレストランなどではロウソクやランプで食事を楽しむ
「京灯ディナー」など様々な取り組みを行い
二酸化炭素の排出や地球温暖化防止を考え
「環境にいい取組」が行なわれています。
エコは私たち現代人にとって大きなテーマ。
かけがえのない地球環境を守っていくために、
私たちの暮らしかたそのものをエコに変えていくことが求められています。
さて天然木をお使いいただく事自体がエコというのをご存じですか?
木は地球で唯一、永遠に持続可能な天然資源。
トレスソファでは創業時から
フレームにおしげもなく天然無垢材を使用しています。
そもそも「無垢材ってなに?」「無垢材を使う理由は?」と
思っている方のために無垢材の良さや種類についてご紹介します。
昔から住宅の構造材や内装材に使われてきた天然木。
自然素材ゆえに割れやひびなどが入りやすいですが、
合板や集成材にはない「天然の木」本来の風合いを持っています。
良い無垢材を使って建てられた住宅は
鉄筋コンクリートよりもずっと長持ちします。
最近では接着剤で貼り合わせた「集成材」のほうがコストも安く、
強度が強いなどの理由で多く利用されています。
たしかに強度は強いと言われていますが
それは新品の場合の強度であって、
これが10年後、30年後、50年後となった時に
そのままの強度が保たれているのかは疑問です。
一方、充分に乾燥させた無垢材は時間の経過とともに固化して、
伐採時よりも強度がますます高まっていきます。
奈良の法隆寺のように1300年以上存続する建物もあるので
無垢材はとても強度が強く長持ちする建材です。
木は伐採され製材された後も呼吸をしています。
といっても本当に人間と同じように呼吸しているわけではなく
湿度変化によって空気中の水分を吸ったり、
吐いたりすることからそう言われています。
つまり、無垢材には室内の湿度を調整する調湿作用もあり
この呼吸(調湿作用)によって結露やカビを防止、
ソファの内側から綺麗に保つことで
室内をより快適に保ってくれます。
使用する樹種は広葉樹の中でも柔軟性があるアルダー材をメインに
構成しているため硬くて丈夫、加重が加わっても
軋むことなくお使いいただけます。
そしてソファの材料として使用される木材は森から伐採。
そこに新しい木が植えられ、それがまた材料として利用されていきます。
そう考えると20年以上、いえ100年だって可能です。
苗木が材料として使える木に育つのは30〜50年。
そう、トレスのソファ作りは
私たちにとって省エネと並ぶ大きなテーマ、
省資源にもこたえてくれるんです。
最近では「エコ住宅」と環境に負担をかけない方法で
建てられる住宅はそう呼ばれています。
具体的には、壁や床、天井、屋根に断熱材を入れたり、
室内と室外との熱の出入りをできるだけ少なくするというもの。
冷暖房による二酸化炭素の排出量を減らして
地球温暖化防止に貢献できると同時に、
光熱費を抑えて家計にもやさしい、というメリットがあります。
ソファも近年では対面式の豪華な応接セットを
置くスタイルからライフスタイルの変化に伴い
座り心地や耐久性、デザインの好みでソファが選ばれ
より完成度の高いソファが求められる時代がありました。
そして現在ではよりナチュラルに
人に見せるためではなく自分たちがどう過ごしたいかで
選ばれるようになり、モノの価値と同時にそこで過ごす時間の価値で
ソファを選ぶ時代へと変わって来ました。
住まいのありかたと同時に
ソファのありかたも変化しつつある中で
まさに天然木を使用した構造は
パーソナルな過ごし方をささえる
住まいの中のスペシャルシートです。
ぜひ“ここちよさ”を大切に。
ソファをきっかけにエコのスタートがきれるといいですね。
【ソファ専門店】トレスザソファテーラーにて、
エコについて考えてみませんか。
みなさまのご来店を、心よりお待ちしております。
TRES THE SOFA TAILOR kyoto
京都府京都市中京区中白山町268-1
プラウド京都麩屋町御池1F
TEL 075-231-3511
営業時間 11:00~19:00
定休日:水曜日