まじめなソファができるまで 第0回
- 京都店
2019年も1か月を過ぎました。
平成最後の冬は暖冬となりましたが、
ここ最近の列島は、冬らしく雪景色が
見られる地域もありますね。
そんな雪景色がひときわ似合う
日本海側の北陸地方にトレスのソファを作っている
工場があります。
石川県白山市。
雪国のため、古くは農閑期の工芸品製造が発達し、
その後豊富な土地と電力、労働力を生かし、
ものづくりの中心地として発展した工業地域のひとつです。
近年では日本の産業を支える有名メーカーの工場が集まっていることもあり、
経済番組でもその地名を聞くことが多くなりました。
勤勉な県民性にはぐくまれた
まじめな職人たちによって
決して妥協せずに作られたまじめなソファ
それがトレスのソファです。
今後数回にわたって
その工場の内部をご案内し、
トレスのソファができあがるまでを
みなさまにご紹介させて頂きたいと思います。
今回はその序章といたしまして、
工場に届くソファの材料はどこからくるのか、
ご案内したいと思います。
トレスのソファを構成する主な材料は
本体となるフレームの木材
緩衝やクッションの芯の役割をするウレタン
座った時に体重を受け止めるウェービングテープ
身体を包み込むフェザー
ソファの衣服にあたるカバー
があります。
フレームに使われる木材の主な生産地は北米。
トレスソファの本体には、無垢材を使用するのがこだわりのひとつ。
ソファのような大型家具に使用できる無垢材を安定して仕入れるために
木材の巨大な生産地である北米から材料を輸入しています。
よいソファのために、高密度・高品質であることが絶対条件のウレタン。
こちらは国産のものが選ばれています。
高級イタリアソファでは当たり前となっているウェービングテープ。
いわばイタリアソファの最大の特徴であるこの材料は
なかなか国外への輸出は認められません。
トレスでは本物をつくるために、このイタリア製ウェービングテープにこだわっています。
クッションに使用され、体をつつみこむような座り心地を実現するフェザー。
世界各地に産地はありますが、トレスソファには復元力やにおいのなさに定評のある
ハンガリー産のものが選ばれています。
ソファを包み込み、体に直接触れるカバー。
トレスソファ最大の特徴のひとつがこのカバーに使われるファブリック。
ソファの張地のために作られたファブリックをイタリアから輸入しています。
いかがでしょう。
トレスのソファをつくるために、世界中の素材を使用していることがわかりますね。
よい素材を探し求めることに妥協せず
ひとつひとつ一番最適なものを選んできた
トレスソファ。
さて、その素材が世界中から工場に集まりました。
皆さまのお手元に出荷されるまで
その過程をご紹介致します。
どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。
【ソファ専門店】トレスザソファテーラー
TRES THE SOFA TAILOR kyoto
京都府京都市中京区中白山町268-1
プラウド京都麩屋町御池1F
TEL 075-231-3511
営業時間 11：00～19：00
定休日：水曜日
