旅のインスピレーション4_湖水地方
- 京都店
こんにちは。TRES京都店の旅好きのスタッフです。
9月に入りましたが、日本はまだまだむしむししますね。
涼しい風の吹く地域への旅情が募ります。
本日は、空と湖がさわやかな、イギリスの湖水地方からのインスピレーションをご紹介します。
■湖水地方の思い出
エディンバラから電車とバスを乗り継ぎ、どこか懐かしいような田園風景を見つめながら、
イギリス最大の湖である、ウィンダミア湖のほとりにたどり着きました。
湖を中心とした自然と生活のあるこの地域は、イギリスの湖水地方と呼ばれています。
すがすがしく晴るかす草原。
木々の間を風が通り抜け、森と湖がキラキラと太陽の光を反射します。
イギリスは産業革命がおこった地。
騒音、公害、人口密集などに悩まされた都会の人々は、自然に囲まれたこの地域で夏の間を過ごすことに憧れました。
多くの詩人、作家に愛された地域ですが、とくにこの地域の保護に力を入れた作家に、ビアトリクス・ポターがいます。
ロンドンからこの地に通い、のちに移り住んだ彼女は、自身でも活動をしつつ、自然保護活動団体に、多額の寄付をしたそう。
彼女の描いた絵本の舞台は、この湖水地方と言われています。
湖水地方、とりわけ彼女が買い取った、ヒル・トップと呼ばれる農場のある地域を歩くと、まるで今にも彼女の作品のキャラクターがあらわれそうな風景が見られます。
産業革命が落ち着くと、大量生産された安価で低品質な商品への批判から、生活の中にもっとアートを取り入れよう、という活動が起こり始めます。
アーツ&クラフツ運動というこの活動は、インテリアの世界に多くの影響を与えました。
湖水地方は、そうした工業化に嫌気がさした裕福な層の集まる地域ですから、自然とその活動を取り入れた屋敷が多く建てられています。
そのうちのひとつ、ブラックウェルハウスを訪れました。
上質な木をふんだんにつかった、温かみを感じる建物。
壁や床、天井、窓、あらゆる場所に、チューリップ、ざくろ、たんぽぽ、どんぐり、孔雀など、植物や鳥をモチーフにしたあしらいが施されています。
色も、装飾も、決して過剰すぎず、上質さと上品さが感じられ、豊かな生活の彩を感じます。
採光のとれる窓辺には、ゆるく囲まれるような、くつろぎの空間が設けられ、有閑のひとときを過ごすことができます。
女性の社交や休憩のためにしつらえられたこの部屋は、湖を見下ろすこの窓から優しい風が入り込んで、たっぷりとした午後をまどろみながらすごしたのかもしれません。
贅沢な時間の過ごし方ができるお屋敷でした。
■湖水地方イメージファブリック
■湖水地方からインスピレーションを受けるインテリア
アーツ&クラフツは、生活の中にアートを取り入れることによって、人間性を育もうとする活動。
工業化へのアンチテーゼとして興ったことから、そのモチーフは動植物が多く取り入れられています。
最近の日本でも、ウィリアム・モリスの壁紙デザインなどが人気ですね。
そんな豊かな生活のお部屋におすすめのソファが、sofa BⅡ.
とりわけ、ウォルナットの家具は、イギリスでも人気です。
重厚感のあるフレームを、たっぷりと贅沢に使ったソファフレーム。
背面の縦格子が、お部屋のデザイン性をあげてくれます。
自然を感じ、喧騒から離れるようなゆったりとした時間を、このソファの上で感じてください。
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