ソファについて

SOFA

スタイリングレシピ vol.136 ライフスタイルインテリア④

  • 京都店

座りすぎのライフスタイル

ここ数年の間に、座る時間が長くなっていることは、お気づきの方もいるでしょう。それも当然のことで、仕事中はずっとパソコンの前に座り、余暇は座りながらテレビを見る、スマホでSNSを閲覧したり、ゲームを楽しむ。ふと気づけばずっと座ったまま。

これは世界規模で困ったことであり、私共も「座ってくれるならいいじゃない」で、終わる話ではないようです。このような状況を招いた要因のひとつは、電化製品や通信機器の発達。例えば身近では一昔前の一般的なオフィス。資料をコピーして配って回ったり、決済をとるために担当部署のところに歩いて行ったり。自宅でも電話をかけにいくなどちょこちょこ動くことも頻繁に。必然的に動かないといけない環境だったといえます。

減少するちょこちょこ動き

今では自宅でもリモコンひとつで部屋の状況も変えられるように。誰もが「快適」に過ごすための選択肢が増えていることは良いことに間違いありませんが、けしてノーダメージという訳ではありません。様々なことが手元ですることができるようになると、視野が狭くなり、まわりへの注意力も散漫になります。また動くことが少なくなれば血流や筋肉の代謝の低下、肥満などの原因もあるといわれています。“座りすぎ”も喫煙や飲酒と同じように健康リスクを脅かす問題の一つと踏まえて、工夫していかなければ、ということです。

それでは「座り心地の良いソファ」を選ぶ良さは?身体へ当たりが良い、長時間座っていても疲れにくい、という2つの意味から考えれば身体にとってはとても良いことです。ソファはヒトが安心して身体をゆだねる家具。見栄えだけでなく質が求められるのは当然、むしろヒトがソファに合わせることは例外です。「気持ちよくてソファで過ごす時間が長くなりました」と良いご意見をいただきますが、せっかく新しいソファを迎えるのですから、座り方について考えてみましょう。

 


×背中を丸めて座る

近年急増しているのが背中を丸めて座る姿勢。「背中が丸まっている状態」です。つい見てしまう携帯やインターネット。モニターをのぞきこむ姿勢ををしばらく続けていると、頭が前に出て、肩が内側に入り重心が前に。「筋肉の緊張」と「血流の悪化」は腰痛や肩こりの原因にもなるそう。ネガティブな気持ちになりやすいなど、精神面にも影響があるそうです。そのままソファに移動しても背中が丸くなっている、そんな姿も見受けられます。側にいる人にご自身がいつもどのような姿勢でパソコン作業を行っているか確認してもらってもいいですね。

 

 

×ずっこけ座り

ずるっと身体が前方に反り返して座る体勢をずっこけ座りというそうです。厳密にいえば、背中に重心が置かれている座り方です。まずこの座り方は、背骨の腰の部分に当たる腰椎のカーブを変えてしまう可能性があることをご存知でしたか?背中が丸く猫背になりやすいため、肩や首のこりの原因にもなります。

 

×脚を組む

つい片方の脚の上に、もう片方を重ねる座り方をしている時ありませんか?なんとなく楽だから、という理由でついつい組みたくなるのは身体の重心を安定させる。この体勢が楽と感じるのは体が足を組むのに都合が良いように歪み、座っているとき足を組んでいないと「どうも居心地が悪い」と感じる、つまり身体が歪んでしまっている可能性は大きいといえます。ソファでつい足を組みたくなってしまう人は、左右均等に体重をかけて座るように。せっかく座り心地の良いソファもこれでは宝のもちぐされです。

 

上記の他には横座り、ぺちゃんこ座り、体育座り、あぐら座り、結構あります。でもそれではソファでどう過ごしたらいいの?と思いますよね。


正しい座り方のポイント

 

 

POINT:1

まず腰を背もたれにしっかりとくっつけることです。画像のように背中と背クッションの間に隙間ができる場合は厚みのあるクッションなどを使い腰を支えるようにします。

POINT:2

骨盤を立てることを意識しながら、肩の力を抜いて座ります。背筋は無理に伸ばそうとすると背中が反ってしまい体に負担がかかるので、お尻の上に上半身を真っ直ぐに置く感覚がわかれば、正しい姿勢を楽に保てます。

・ソファに深く腰掛けて背もたれに寄りかかる
・お尻と上半身の位置を意識してソファに座る
・足裏を床につけ膝が直角になるように調整する
・クッションなどを使い腰を支える

 

奥行がゆったりとしたソファを選ばれる場合、クッションも見た目だけでなく、背中を上手く受け止めてくれ大きさも取り入れるようにしましょう。700mmの大きなサイズから450mmの普通サイズまで。クッションを上手く活用することもソファを使いこなすポイントです。

 

最近では座高が高い方でもしっかりと背中全体を支えてくれるヌーク背クッションも人気。フェザーのふんわり感とは異なる、しっかり感を求めて選ばれる方もいます。試しながら“しっくり”とくるものをみつけてください。

 

上記のようにソファーで少しでも良い姿勢で座らないといけないことは分かっているけど、保つのに苦労した……といった経験がある人もいるでしょう。もちろん、これについて悩ましいのは「長時間」の場合。いくら座り心地の良いソファでも、体勢次第で腰に負担がかかったり、肩がこったり身体のどこかが痛くなります。中にはゲームに集中するあまりに、身体がしびれてしまっている状態を維持している、なんてことも。座りっぱなしにならないように、定期的に姿勢を変える、ストレッチタイムを入れるなどしてください。

〇姿勢を定期的に変える
体の一部に負担がかからないように定期的に姿勢を変えましょう。

〇ストレッチを行うなど身体を動かす

 


ソファを選ぶ際には、座り心地だけでなく、そのデザインが長期的に姿勢にどのような影響を与えるかを考えることが重要です。

 

柔らかすぎる座面

座ると身体全体が沈む感覚になる柔らかすぎるクッションのソファは、心地よく感じるかもしれませんが、姿勢が悪くなる原因になります。柔らかいと体が沈み込み、重心を安定に保つことが難しくなるため、猫背になるリスクも。沈み込む分さらに座面の高さは低くなるため、考慮しながら選びましょう。

 

低い座面

座面の高さが低いソファは、前かがみになり床に座るのと同じような姿勢で座ることになります。座椅子のように床に近い高さならまだしも、300mmなど中途半端な高さでは重心が不安定では体に負担のかかる姿勢を助長し、長時間座っていると負担になることも。

 

奥行きが深い座面

座面の奥行きが深いソファの場合、一般的な身長の方(女性155~165cm)では背もたれに背中をつけ膝を座面の端に沿わせながら座るのは難しいと感じるケースもあります。そのため、足をぶらぶらさせながら背中をかがめて座ることになり、腰への負担や姿勢の悪さの原因になります。このような場合は、脚をシート上に上げてくつろぎやすい体勢にするか、背もたれと背中の間にクッションを挟んで調整。脚は上に上げてくつろぐ体勢もイメージしながら選ぶようにしましょう。

 


ワントーンでつくるホワイトスタイル

淡いグレー系の床と壁で仕上げられた落着きを感じる空間には爽やかで洗練された印象を与えるオールホワイトのソファを。全ての要素を真っ白で統一してしまうと無機質な印象になるホワイトも、柔らかいトーンと合わせることでリラックスした心地よい空間に仕上がります。ソファの張地はホワイトファブリックの中でも下地がグレー、ベージュの織物にも注目。ホワイトインテリアは、取り入れる照明によっても雰囲気が大きく変わります。電球の色の種類やシェード(かさの部分)のデザインなどにこだわって、白い空間を引き立てる照明を合わせても◎。陶器のようなマットな質感のもの、羽根などを使ったふわふわとした素材のタイプなど、質感やデザインにこだわったものがおすすめ。さみしい印象にならず、おしゃれなお部屋に仕上がります。ここまでくれば汚れを気にする以上の魅力を感じながら、自由に、開放的な気分で過ごせるはずです。

coordinate sofa:HM1P
accessories:ラグ、観葉植物
light:シャンデリア

TRES  WHITE FABRIC

RAK-WH(ホワイト)[E-type]KUG-WH(ホワイト)[E-type]KRIB-WH[G-type]


この記事を参考に、あなたのソファスタイルを充実してみましょう。

 

 

【ソファ専門店】トレス ザ ソファテーラーでは

常時20~30台のソファを展示しております。

お好みのソファ、座り心地を是非ご体感ください。

 

皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

 

 

TRES THE SOFA TAILOR kyoto
京都府京都市中京区中白山町268-1
プラウド京都麩屋町御池1F
TEL 075-231-3511
営業時間 11:00~19:00
定休日:水曜日

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