私の”あいさに”ダイアリー⑦
- 京都店
まだまだ夏を思わせるような暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
9月の京都は、観月(かんげつ)や重陽(ちょうよう)など、優美な催しが執り行われます。
平安時代には貴族の間で観月の宴や舟遊びが盛んに催されました。
陰陽思想では奇数は陽の数であり、
陽数の極である9が重なる9月9日はとても縁起が良い日とされ、
「重陽(ちょうよう)」と呼ばれています。
中国、香港、マカオ、台湾、ベトナムでも、伝統的な祝日で、
日本においては菊の節句と言われ、
平安時代から菊花酒(菊のお酒)を飲む風習があるそうです。
9月は「長月」とも言われます。
日中でも少しずつ風に涼しさが感じられるようになり、秋がだいぶ深まってきます。
秋が深まると日が暮れるのが早くなるため、
夜が長い月という「夜長月(よながづき)」が略されて、「長月」となったといわれています。
まだまだ残暑が厳しいものの、空は少しずつ高くなり、
日暮れと共に虫が鳴き、秋の気配をそこはかとなく感じられます。
秋分以降になれば次第に日が短くなり、夜が長くなって、この月名を実感できることと思います。
秋が近くにつれて、ファッションもインテリアも、
おしゃれにアップデートしたくなる今日この頃。
今年のインテリアトレンドを検索してみました。
ファッション業界では、ファッションウィークと称した
コレクションが年に2回ほど開催され、
今後のトレンドを発信するイベントがあります。
同じように、インテリア業界でも、
ミラノサローネ(正式名称:Salone del Mobile.Milano)という、
イタリア・ミラノで毎年4月に開催される世界最大級の
インテリア&デザインの祭典があります。
2025年は4月8日から13日まで開催されました。
新作やトレンド発信の場として、世界中のブランド・バイヤー・
デザイナーが注目している一大イベントです。
今年のメインテーマは “Thought for Humans(人のための思考)”
他にも、サブテーマ・スローガンなどを読み解き、製作展示をされているそうです。
ここで、私が調べた2025年のインテリアトレンドに沿ったファブリックとソファレイアウトを、
TRESのファブリックと納品事例を例にご紹介いたします。
安心・やさしさのある触感
素材選びにおいては、
視覚的な魅力に加えて“触れてみたい”と
思わせる質感のものが多く見られたそうです。
自然素材、環境配慮、サスティナブル、無垢材、
リサイクル素材、漆喰、珪藻土、木のぬくもりなど。
張地の中でも特に勢いが感じられたのは、
触れると安心感を感じられるであろう「やさしい」触感のもの、
テクスチャーがユニークで表情の豊かな素材が目立っていたそうです。
TRESのファブリックで見てみましょう。
ARNシリーズ[E-type]
生地の組成 :コットン(リサイクル)60%、ポリエステル40%
柔らかな手触りと心地よさが特徴のリサイクルコットンを含む、
タオル地のような、ふんわりとした起毛生地で、肌当たりは柔らかです。
AS(アッシュ)とGR(グレー)の2色展開。
TATAシリーズ[E-type]
生地の組成 :ポリエステル66%、コットン14%、ビスコース13%、リネン7%
畳をイメージした表情のファブリック。
肌触りはしっとりとして柔らかで、高密度でしなやかです。
WH(ホワイト)、GN(グリーン)とTQ(ターコイズ)の3色展開。
KRIBシリーズ[G-type]
生地の組成 :コットン40%、アクリル22%、ビスコース20%、
リネン15%、ポリエステル3%
織りや編みで柄を表現するジャガード織の生地で、
コットンの柔らかさとリネンの清涼感を一年中感じられます。
WH(ホワイト)とAS(アッシュ)の2色展開。
PIBIシリーズ[F-type]
生地の組成 :アクリル25%、ウール25%、ポリエステル20%、
コットン(リサイクル)17%、コットン11%、その他(リサイクル)2%
ふっくらとした立体感のあるテクスチャーが特徴で、
肌当たりはサラッとしなやか。
ヴァージンウールとリサイクルコットンの混紡で、
弾力性があり耐久性に優れています。
LB(ライトブルー)とYL(イエロー)、BR(ブラウン)の3色展開。
VTTシリーズ[F-type]
生地の組成 :コットン41%、ビスコース39%、リネン11%、ナイロン6%、その他3%
しっかりと織りこまれ、厚みがあり上品な質感。
肌当たりは柔らかくなめらかです。
WH(ホワイト)、AS(アッシュ)、
MC(モカ)、DG(ダークグレー)の4色展開。
落ち着きとスマートさのあるフォルム
コロナ禍以降、家の中で過ごす時間や
家族や友人とのコミュニケーションの価値が改めて見直されました。
以前は直線、直角に並べるタイプが主流のソファデザインでしたが、
今年は一人掛けもしくは二人掛けのソファの置き方に角度をつけて
自由に配置するレイアウトで展示されているブースが多かったそうです。
囲むような形やオープンな配置で、自然と会話が生まれる空間づくりが見られます。
TRESの納品事例で見てみましょう。
sofa【 BⅡ 】1Pを2台配置した納品事例。
ご夫婦の時間をほどよい距離感で過ごすことができるレイアウト。
重厚なフレームは特注ブラック塗装のグレーシャーオーク材。
とてもモダンで洗練されたデザインです。
sofa【GRVA】1Pを配置した納品事例。
商談スペースとしてのレイアウトです。ボリューム感のあるGRVAは、
どのような体格の方でも寛ぎやすく、適度に緊張もほぐれ、会話も弾みそうです。
sofa【JD】2.5P・1P・オットマンを配置した納品事例。
ダイニングからリビングまで抜け感のあるり、どこにいてもコミュニケーションが
取りやすいレイアウトになっています。
sofa【TB】ワンアーム3P・ワンアーム3Pカウチ・オットマン、sofa【T】1Pを配置した納品事例。
ご家族での団欒やゲストを招いた社交の場など、あらゆるシーンでコミュニケーションをとれるレイアウトです。
ホワイトを基調としたコーディネートで、広々として清涼感のある美しいリビングです。
暑い夏から秋へと季節が移ろいます。
質感の良いファブリックにアップデートして、ご家族やご友人、大切な誰かと、
TRESのソファとともに、秋の夜長を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ソファ専門店トレスでは
お客様お一人お一人のご要望に合わせてソファや
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TRES THE SOFA TAILOR kyoto
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