旅のインスピレーション-南仏

こんにちは。TRES京都店の旅好きのスタッフです。
大阪万博の開会から2か月。世界各地の文化や風俗、食事を気軽に楽しめる催しとして、日々来場者が増えているみたいですね。本日は、万博開催に便乗しつつ、旅先のひとつである南仏の景色から、インテリアのインスピレーションをご紹介いたします。

■南仏の思い出

オルリー空港から約1時間半。
肌寒かったパリの空気から一変。ニースのコート・ダジュール空港では、少し浮足立つようなバカンスの香りが、潮騒にのって旅行者を迎え入れていました。

紺碧海岸と呼ばれる弓なりのビーチは、空港からバスで30分。
空と雲、海と砂浜。さわやかな寒色を引き立てる、赤いプロムナード。
6月はちょっと、海水浴には早いんじゃない？と思いつつ、気持ちよさそうに波間に浮かぶ人たちにつられて、靴下を脱いで水に入ってみました。

冷たい。日本人には少し慣れない冷たさに、足を上げようか悩んでいると、ジェット気流が髪に届きそうなほど近くを飛行機が通過して、空を横切っていきます。

ニースはモナコやイタリアに接する南仏の港町。
古くから貴族の保養地として栄え、町全体が世界遺産となっています。
暖色の外壁や屋根は、まるで地中海沿岸でとれる、濃厚な果物のよう。
降り注ぐ日差しを、背の高い建物が遮って、時間を止めたような日陰をつくっています。

観光客でにぎわう市街地から離れて、バスで少し内陸の田舎町へ移動。
ここは多くの高級ブランドのフレグランスのために、材料を栽培したり、製油を精製したりしている、グラースという地方。
香水の都を自称しており、町全体が、さわやかで甘い香りに満ちています。
ローズ、ラベンダー、ジャスミン、ネロリ、ミモザなど。
大恐慌時代のアメリカで大流行したJOYという香水には、30mLの香水瓶に、当地のジャスミンを10,000個以上も使っているのだとか。

名だたるハイブランドの香水を作っている同じ素材で、オリジナルの香水を作ってもらいました。
当地で栽培される、ローズドメという品種のバラを中心に、ブーケのように他の花の香りをかけあわせています。
ルームフレグランスとしても使えますので、暖かな南仏の旅を思い出すような、お部屋のアクセントになるでしょう。

■南仏イメージファブリック

そんな南仏の旅行の思い出からインスピレーションを受ける、TRESのファブリックを選んでみました。

さらりとした肌ざわりの天然素材が、リゾート感や素朴なカントリーサイドの雰囲気を出してくれます。

■南仏イメージインテリア

南仏の家に見られる要素を取り入れたインテリアは、プロヴァンススタイルと呼ばれます。
自然素材を取り入れた、素朴なカントリー風のスタイルは、都会の暮らしに疲れた心を癒してくれます。
壁は塗り仕上げた白か暖色。
天然素材を使用した家具。
あえてシャビーにエイジングを入れて、使い古したような印象を与えるものもあります。
オリーブ、レモン、ラベンダーなど、地中海沿岸で見られる植物のあしらい。
光と影を効果的に取り入れると、格段にそれっぽくなりますので、日当たりの良いお部屋にはとても有利ですね。

そんなプロヴァンスなインテリアにおすすめのソファは、sofa 【FORM-A】
スカートタイプのソファカバーには、天然素材のファブリックを取り入れて。
少しなつかしいようなフォルムは、カントリーライクなインテリアにぴったりです。
羽毛感たっぷりの座にうずもれて、
リビングでバカンスを過ごすように、優しい午後のひと時をお過ごしください。