Made in 石川の意味
- 金沢店
TRESソファの説明をしている際に
「ソファは全て石川県白山市の工場で製造されています」とお伝えすると
「え、そうなのですね」と、驚かれる方や、
県内在住の方は「親近感を感じる」と笑顔でおっしゃる方が多い印象です。
国内で広く流通している安価なソファは中国や東南アジア製、
高価格帯のものはイタリアや北欧製といずれも海外製のものが多く、
高級ソファの分野で国産ということが珍しく感じられるのかもしれません。
現在の国内には海外で作られた物が多く存在しており、
Made in Japanに安心する方も多いのではないかと思います。
17年前に国産の家具一式を新調した経験があります。
購入の決め手は家具店のスタッフの方の国産家具についての考え方でした。
製作の途中までを海外で行い、最終工程のみを国内で行うことで
「日本製」と表示される家具が多い中、そのメーカーは
最初から最後までの工程を全て国内で行っているという説明を聞きました。
安心感だけでなくその家具メーカーへの信頼感も抱き、最初は予算オーバーで
購入を諦めていたにもかかわらず、そのメーカーで4つの家具を購入しました。
その時に購入した家具は現在も大切に使用しており、部屋にあることで日々快適な生活を送れています。
ダイニングテーブルは無垢材の色や質感が良く、経年変化で独特の味わいが増してきたことからもお気に入りです。
工場のある石川県には国指定の輪島塗や九谷焼、加賀友禅などの
10種と県指定の6種を含め全36種の伝統工芸があり、「美術工芸王国」と呼ばれています。
金沢美術工芸大学で学ぶ若者も多く、江戸時代から続くものづくりの優れた技術が現在にも受け継がれています。
TRESソファはもともとイタリアの一流ブランドメーカーのライセンス事業おこなったメンバーが起点となっています。
具体的には木部の堅牢な躯体構造やウェービングテープを用いたすわり心地のベースづくり、カバーリングなどソファ先進国イタリア発祥の技術を採用しています。
イタリアの一流ソファは数年ごとに買い替える消耗品ではなく、数十年、時には世代を超えて引き継がれ、リビングの要になるという存在です。TRESソファも同じ考え方でものづくりをしています。
TRESは日本人の体格やくつろぎ方に最適化をし、さらに耐久性やメンテナンス性に改良をすることで、より長く快適に使用できることを目指しています。
イタリアライセンス生産の経験と石川の産業との融合により、高品質で信頼できる製品をお届けしていきたいと考えています。
デザイン性、座りごこち、耐久性を兼ね備えた国内最高水準のソファを一度ご体感いただければ幸いです。
店内では常時20~30台のソファを展示しております。
是非ご覧になり、座り比べてみて下さい。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
TRES THE SOFA TAILOR kanazawa
石川県野々市市三納1-37-1
TEL 076-259-5702
営業時間 11:00~18:30