私の”あいさに”ダイアリー④ 

  • 京都店

衣替えの時節を迎え、すれ違う人の装いにも夏らしさが感じられるようになりました。

木々の緑が日ごとに色を深めていく今日この頃。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 

 

6月の京都は、

雨に濡れた古都京都の風情も魅力的な季節。

神社仏閣では、神苑(しんえん)や紫陽花苑(あじさいえん)が公開されています。

水の恵を受けた花々が美しく咲き誇り、内苑を彩ります。

何気ない路地でも味わい深く、

京都らしい落ち着いた雰囲気を感じられます。

 

 

さて、梅雨時期は湿度が高く、カビが生えやすい季節です。

影響は地域により特徴が異なり

ここ西日本では雨量が多く、時に激しい豪雨に見舞われます。

一方、東日本では、しとしとと降る雨が特徴的といえます。

そんな梅雨も、一見すると不快な季節ですが、

実は重要な役割もあります。

例えば、河川や地下水をかん養し、夏の水不足を防ぎます。

多くの植物や昆虫にとって、この時期の湿潤な環境は、

生態系のバランスを保つために重要なのです。

そんな梅雨の時期は室内環境の変化も感じられます。

今回は大切な家具を守る方法をご紹介します。

 

 

まず「カビが繁殖しやすい3つの条件」を確認しましょう。

 

①高温
カビは0~40℃の間で生存でき、
25~28℃の高温な環境で生えやすくなります。
特に外気温が30℃を超える際は注意が必要です。
建物の壁や屋根が日差しの熱を吸収する過程で、
部屋の温度が上がるとカビがはえやすくなります。
ただし、外気温が低ければ安心できるとは限りません。
暖房を使うと室内の温度が上がり、カビの発生に繋がります。

 

②高湿度
カビの活動が活発になり始める湿度は60%です。
部屋の湿度が70%に保たれると数か月で、
80%以上のまま放置しておくと数週間でカビが発生すると言われています。
高温多湿はカビが好む最悪な環境です。
また、室外と室内の温度差によって生じる結露にも気を付けたいポイントです。
窓に結露が出ていたら、湿気を多く含んでいる証拠です。
木製の家具は湿気を吸収しやすく、カビの発生に繋がります。

 

③ホコリやゴミ
カビは、ホコリやゴミの有機物を栄養源とし、
どこにでも生える繫殖力の高い微生物です。
有機物とは炭素を含む化合物で、燃やすと黒く焦げて炭になり、
二酸化炭素が発生する性質があります。
ゴミの種類には、皮膚のかけらやペットのフケ、
食べ物の残りカス、虫の死骸などがあります。

 

カビが生えた家具を使い続けることによる身体に及ぼす影響

 

①健康への悪影響
カビの増殖は、呼吸器や皮膚の疾患を引き起こす恐れがあります。
咳や淡、発熱、倦怠感の症状をおこす肺真菌症にかかるおそれも。
真菌はカビの仲間の総称であり、
呼吸によってそれらが肺の中に取り込まれることによって発症します。

 

②家具への悪影響
一度カビが家具に住み着くと、耐久性が低くなります。
カビが持つ有機物を分離させる作用により、
気の腐食と繊維の破壊が促され、簡単に割れてしまいます。
布製や革製の家具の場合、シミや黒ずみが至る所に付着し、悪臭を放ちます。
放置しておくと、別の家具にうつるなど、不快な環境を構築します。
被害を拡大させないためにも十分な対策が必要です。

 

では、カビから家具を守る対策は?

 

①室内の湿度を管理する
部屋の湿度を40%~60%に保つことが必要不可欠です。
除湿機やエアコン等の家電を積極的に利用するなどしましょう。

 

②家具の配置を工夫する
壁際に家具を配置する場合、数センチは間隔をあけましょう。
特にソファを壁側に配置されているご家庭の方は
この機会にチェックしてみてください。
普段から、空気の通り道を作ってあげることが大切です。

 

③定期的に換気を行う
湿気をため込まない、定期的に窓を開けて換気しましょう。
ただし、梅雨時期の今、窓を開ける換気は逆効果。
外の空気が室内に侵入してしまい、湿気を呼び込みます。
サーキュレーターなどを使い、空気を動かすこと、
またフェザーが含まれたソファは一度カバーを空けて空気を送り込んでください。

 

④カビ防止アイテムを活用する
置き型の防カビ剤やカビ防止燻煙剤、スプレータイプの物もあるようです。
うまく活用して、未然に防ぐことが重要です。

 

⑤定期的に清掃する
移動させにくい大型家具は、裏側や隙間にホコリやゴミがたまりやすいので、
日頃からこまめに清掃しましょう。
例えばソファの場合、いつのまにか隙間から髪の毛や埃がまぎれこんでいるものです。
シートを上げて掃除機をかけて清潔感を保つようにしてください。

 

 

高温多湿の日本では、通気性を重視してデザインされたものが多く存在します。

障子や襖などの建具が普及したのも、通気性を確保して、結露やカビを防ぐためですし、

土間や土壁、畳などの自然素材も湿度調整のために適していました。

TRESのソファも、日本の気候に合わせてデザインされています。

湿気が抜けやすいように、床に直置きせず

どのソファにも、必ず脚を付けます。

種類はジュラルミン、ステンレス磨き、真鍮、無垢材など、

さまざまな材質からお選びいただけます。

 

 

お客様のお好みに合わせたSH(座面高)にするために、

脚を変更して調整することも可能です。

TRESのソファとともに、

今年の梅雨を、快適に過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

 

ソファ専門店トレスでは
お客様お一人お一人のご要望に合わせてソファや
ソファ周りの商品をお作りいたします。

 

是非一度
ソファ専門店トレスザソファテーラーでご体感下さい。

 

 

TRES THE SOFA TAILOR kyoto
京都府京都市中京区中白山町268-1
プラウド京都麩屋町御池1F
TEL 075-231-3511
営業時間 11:00~19:00
定休日:水曜日

 

 

 

 

 

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