ブランディングへの試行錯誤3
TRESソファを製造しているスタッフです。
ソファメーカーとして今年で25年、直営のTRESブランドを立ち上げ8年目を迎えました。
ブランドの確立を目指し、TRES以前より様々なロケ地で撮影をおこなってきました。
その中から前回、前々回とTRESソファ工場がある石川県が誇る哲学館、
「西田幾多郎記念哲学館」、「鈴木大拙館」で撮影したソファ画像をご紹介しました。
今回は、日本で唯一自然と舞台が一体となった演劇専用ホールといわれる
「能登演劇堂」で撮影した画像をご紹介したいと思います。
2006年の秋の画像で、今まで紹介した中で一番最初に撮影したものです。
演劇堂の使用許可をとるのも一苦労でしたが、撮影終了後にお礼のオファーしたところ、
無名塾の塾長であり名誉館長の仲代達也先生が座られる場所として1人掛けソファを使用していただくことになりました。
能登演劇堂は1995年に誕生した演劇専用のホールで、舞台うしろの大扉が開くと雄大な自然が広がっており、舞台と自然が一体となる世界的にも珍しい舞台機構が特徴となっています。
令和6年元日の地震の影響で一時休館していましたが、現在は開館しています。
いかがでしたでしょうか。
演者や演出を引き立たせる能登演劇堂にソファという存在があることで、
ソファが舞台から何かを語りかけてくるような不思議な存在感を感じます。
前回ご紹介した哲学館ではその性質上、そこにあるソファが黙考して佇んでいるように感じました。
一方演劇堂ではソファがその思想を語りかけてくるように感じ、とても興味深い撮影となりました。
照明と自然光が織りなす唯一無二の空間と、孤高のAUTHENTICITYウッドフレームソファの
組み合わせをお楽しみいただけたようでしたら幸いです。