ソファの大型モデルの搬入に対するTRESの考え方　　　　　　　　　　　　　 （フラッグシップモデル　TRES-L３Pの実例）

 

 

数年前に上場企業の外国人社長宅のオーディオルームに納品した

特注大型ソファをルーツとするTRES-L。

 

ラグジュアリーなデザインがきれいで、

将来の富裕層向けのフラッグシップモデルと考えて定番化しました。

今までの定番では３Pの最大サイズはW=2300でしたが、

アッパー層はさらに大型を好むとの市場調査の結果もあったので

３P のサイズをW=2690の設定としました。

ミノッティやB＆Bのようなイタリア勢のソファ以外の国産ソファでは

画期的なサイズ設定でした。

 

 

一方、タワーマンションの高層階のような富裕層向けのマンションでは

間取りは大きいのですが玄関や廊下は天井の低い部分があり

幅も狭いところが多く、思っているより狭いのが現実です。

W=2690となれば納品が不可能なマンションは多くあります。

イタリア勢が納品できない理由の一つです。

 

 

 

上記を勘案して３Pは両肘ノックダウンを標準仕様としました。

必要な場合は背中も取り外せるようにもしました。

そうすると下記のような断面がL型になります。

 

 

 

 

W=2130のアームレスソファと肘２個で構成される３パーツに分解して

搬入することが可能になります。

 

 

 

 

 

W=2130の断面がL型のパーツは通常の通路やエレベータは問題なく通ることができます。

 

 

 

 

それでもマンションでは梁が１か所だけ下がっている場合もあるので

さらに背と座を分解することも可能です。

 

 

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そうなれば搬入不可能な通路はなくなります。

将来的に小さなマンションに移る可能性もあるので

ノックダウン仕様を組み立てて納品する事例も増えてきています。

 

 

TRESのソファはメンテナンスをしながら

数十年使用しているユーザーも多くなりました。

うんと先の住環境が予想できない場合もあるので

ノックダウン仕様で万全の対策をされている方が増えているのではないでしょうか。

車であれば愛車と呼ばれるような長く使っていただくケースもあります。

ソファもそのような対象になれるようであれば、

メーカーとして、とてもうれしく思います。

 

 

 

【ソファ専門店】トレス ザ ソファテーラーでは

常時20～30台のソファを展示しております。

お好みのソファ、座り心地を是非ご体感ください。

 

皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

 

TRES THE SOFA TAILOR kanazawa
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