部屋と一体化するソファ
- 金沢店
定番のソファから、フルオーダーソファまで様々に対応しているTRESですが、
造作ソファがあることはご存知でしょうか。
青山店では、造作ソファである【TRES-TB】を展示しています。
造り付けのベースの上に背・座のクッションを合わせて製作する
ベンチタイプのソファです。
これまで、造作ソファというと工務店などの造り付け家具のひとつとして認識されてきました。
ベースとなる土台は設計士の方がデザインされ、家を建てるのと同時に製作される、
建築と一体の家具です。
そこにソファメーカーが介入することはほとんどありませんでした。
ソファは、ただ座れればいいものではありません。
すわる人、体型、くつろぎ方が人によって違うのですわり心地も
その状態に調和しなければ気持ちの良いソファとは言えないでしょう。
ソファ専門店であるTRESの造作ソファはお客様に合わせたすわり心地を提供します。
TRESソファと同様の最高品質のフェザーやウレタン、ウェビングテープを使用し、
造作ソファを製作します。
造作ソファの需要は年々増加の傾向にあります。
TRES直営店はもちろんのこと、懇意にしている工務店や設計事務所からのご依頼も合わせると
年間数十件ほど製作しています。
今回は木のぬくもりが感じられる暖かみのあるリビングに製作された造作ソファを
2件ご紹介したいと思います。
それぞれ空間に調和していますので、デザインの違いを感じながらご覧ください。
◆畳のある空間にもマッチする造作ソファ
リビングの壁側にベンチソファをレイアウト。
ダウンフロアで奥には畳が見える解放的なリビングです。
スッキリと見える座面のクッションはオールウレタン仕様で
sofa【COM】の座り心地を気に入られたことから選ばれています。
このフラットな座面が、床の無垢板のまっすぐな木目と親和性を感じられます。
すわり心地は、もちろんTRES仕様です。
このように、ウェービングテープを張った座枠を使用します。
この座枠をグレーのトリコットでくるみ、座枠ベース部分に落とし込んだ状態がこちらです。
黒い帯はマジックテープで、座クッションのずれ防止のために設置しています。
背のベース部分は中に木材がはいっているように見えますが、座クッション同様
オールウレタン仕様。
しっかりとした弾力のあるウレタンベースが、背クッションに身体をあずけても
あたり感のないすわり心地を生み出します。
カバーにはオリーブのグリーンを選ばれ
グレーの壁や若草色の畳との相性も良く、落ち着きのあるナチュラルモダンな空間になっています。
ふたつ並んだ丸い照明の淡い光がやさしくソファを照らしているようです。
◆やわらかな曲線が美しい、丸みを感じる造作ソファ
先にご紹介したフラットな印象のソファとは対照的な、ふっくらとボリュームのあるクッションで製作しています。
お客様が気に入られた、
sofa【GF】のフェザーとウレタン仕様のしっかりとした座り心地のクッションを採用しています。
3分割のクッションで製作し、ふっくらとしたフェザー特融の丸みが感じられるようです。
こちらのソファも、ウェービングの座枠を落とし込み、TRESソファと同じ仕様にいたしました。
背のベースはsofa【TRES-A】仕様。
ふっくらとした座面と重厚感のあるベースが背クッションなしでも、しっかりと身体を支えてくれます。
幅の広いアームには肘を乗せてゆったりとくつろいでも気持ちが良さそうです。
ソファの正面には大きな窓があり、明るく光が差し込みます。
リビングの木の雰囲気とソファカバーの落ち着いたブラウンが、自然を感じられる
ナチュラルな空間へと導いているようです。
ご紹介した様に、造作ソファと一括りに言ってもデザインはまったく異なるものが完成いたします。
TRESで造作することのメリットは、すわり心地にもこだわりながら、
雰囲気や景観を壊すことなく、お客様の思い描くソファを製作できることです。
まさに、『部屋と一体化するソファ』と言えるでしょう。
造作ソファをお考えの方は、一度TRESへ足を運んでみてください。
美しいデザインと、上質なすわり心地のソファに出会えるかもしれません。