私の”お気に入り”ファブリック⑥
- 京都店
春の日差しが心地よい今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
3月下旬から4月中旬にかけて、京都では桜が美しく咲き誇る季節となります。
京都市内では標準木が二条城内にあり、
桜(染井吉野)が5~6輪以上咲くと開花宣言が出されます。
日本文化を四季折々の自然とともに堪能でき、
歴史ある建物と桜が調和する風景は、まさに京都ならではの風情ですね。
TRESの「AUTHENTICITYシリーズ」に採用されている樹種は
ブラックウォルナット、ブラックチェリー、グレーシャーオークの三種。
全て、桜の木と同じ広葉樹は使い込むほどに経年変化し、
趣のある表情を楽しめる木材です。
vol.6「Colors that match Walnut ! 」
落着きのある雰囲気と色合い、
多様な木目の動きが躍動感を感じられるウォルナットは
チーク、マホガニーと並んで世界三大銘木の一つ。
クルミ科の植物で、アメリカ東部およびカナダのオンタリオ州が主産地です。
美しい木目とモダンな色合い、優れた耐久性を両立した数少ない木材で、
家具や床材の他、楽器の素材としても使われています。
ウォルナット材の特徴は、”耐衝撃性に強い”、”木肌が美しい”、”狂いが少ない”、
“加工性や接着性に優れている”のだそう。
今回はウォルナットと相性の良い、お気に入りのファブリックをご紹介します。
①Walnut×NAVY
左からMON-BL(ブルー)[G-type]、BEL-NV(ネイビー)[E-type]、TTL-MB(モカブルー)[E-type]、9748-ID(インディコ)[D-type]、AVG-NV(ネイビー)[C-type]
Navyはもともと英語で「海軍」を意味する言葉で、イギリス海軍の制服が濃紺だった事から、濃紺をネイビーと呼ぶようになったと言われています。
ウォルナットと組み合わせることで、清潔感や落ち着きがあり、空間を引き締める効果も期待できるネイビーは、黒よりも軽やかな印象を与え、シックな雰囲気にまとまります。
納品事例
BEL-NV(ネイビー)をクッションの張地に合わせた事例です。
上品な艶感のあるBELシリーズのネイビーは、深海を思わせるような深みのある落ちついた色合いで、
モダンな印象のウォルナットと組み合わせることで、重厚感がありクラシックな雰囲気にまとまっています。
9748-ID(インディコ)をクッションの張地に合わせた事例です。
トーンの異なる同系色の糸を織りあげた9748シリーズは、
さざ波のようなシボ加工のファブリック表面の凹凸が濃淡を美しく表現。
ウォルナットの美しい木目とRFの曲線が相まって、エレガントに仕上がっています。
②Walnut×GRAY
左からMON-GR(グレー)[G-type]、NRD-AS(アッシュ)[E-type]、VEN-GR(グレー)[D-type]、9748-GR(グレー)[D-type]、VRD-GR(グレー)[A-type]
Grayは、主張が強くない色味なので、素材や色などを選ばず合わせやすいため、
様々な雰囲気のコーディネートに対応が効く万能色です。
紫掛かった青みの色素を持つウォールナット材はグレーと相性は良く、洗練された都会的な印象に仕上がります。
納品事例
9748-GR(グレー)をクッションの張地に合わせた事例です。
表面の凹凸が個性的な生地で、さらっとした肌触りが特徴の9748シリーズのグレーと
ウォルナットの深いブラウンが相まって、
とても都会的でシックな印象です。
VRD-GR(グレー)をクッションの張地に合わせた事例です。
主な組成がコットンなVRDシリーズは、肌当たりは柔らかく包み込まれるようにリラックスできるファブリックで、
ウォルナットの落ち着いた色味とRFの曲線と相まって
シンプルで清潔感のあるナチュラルな雰囲気に仕上がっています。
③Walnut×BEIGE
左からVTT-WH(ホワイト)[α-type]、OTC-MC(モカ)[F-type]、CHR-WD(ホワイトドット)[D-type]、MOO-BE(ベージュ)[C-type]、17049-BE(ベージュ)[B-type]
中間色と言われるベージュには、温かみと上品さがあり、
ウォルナットの落ち着いた高級感のある雰囲気と合わさると、
クラッシクでエレガント。
お部屋の印象が柔らかくぱっと明るくなります。
納品事例
OTC-MC(モカ)をクッションの張地に合わせた事例です。
ファブリック表面の凹凸感に温かみを感じるOTCシリーズのモカとウォルナットの深いブラウンが相まって、
落ち着きがあり、上品でクラシックな雰囲気にまとまっています。
CHR-WD(ホワイトドット)をクッションの張地に合わせた事例です。
光の加減によって刺繍が浮かび上がるような印象的なCHRシリーズ。
ウォルナットの美しい木目と合わさって、とてもエレガントに仕上がっています。
今回はウォルナットと相性の良い、お気に入りのファブリックをご紹介しました。
全体重をかけて身体を預けられる唯一の家具であるソファは、耐久性が命です。
TRESのソファは、土台となるフレームに強度に優れた「天然無垢材」を採用。
無垢材が持つ独特のゆがみを調整しながら、
細部にまで丁寧な加工や組み立てを施すことで、
強靭な構造体をつくり出しています。
どんなファブリックとも相性のよいウォルナット。
明度の高いカラーや、柄物などカバーを替えることで、どんどん挑戦できます。
ぜひ店頭でご覧ください。
ソファ専門店トレスでは
お客様お一人お一人のご要望に合わせてソファや
ソファ周りの商品をお作りいたします。
是非一度
ソファ専門店トレスザソファテーラーでご体感下さい。
TRES THE SOFA TAILOR kyoto
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