ソファの奥行きについて
- 金沢店
今回はソファーの奥行きについて考えてみたいと思います。
後半では通常の奥行のソファーと、最近人気の奥行の深いソファの実例をご紹介していきます。
ソファの奥行き
寝室のベッドでもダイニングスペースのテーブルでも
一般的にはインテリアにおける家具のサイズは部屋の大きさや、
間取りからある程度決まってきます。
リビングの中心に設置される機会の多いソファの幅も部屋の大きさから決まるのが
ほとんどではないでしょうか。人が通れる両サイドの動線が確保できることが最低条件で、
いっぱいまで大きくするか少し余裕を持たせるかで選び方が決まっているような気がします。
そうなるとできればなるべく大きなソファを置きたくなりますが、もちろんインテリア
としての空間的なバランスも重要な要素になります。
奥行きはどうでしょうか。日本の家屋の一般的な間取りでは奥行でそれほど制約を受ける
ことはないような気がします。テーブルを置かないのならテレビまでだと2m以上はあれば
十分です。ただし、カウチタイプにするとかオットマンをおくとかということになると
近すぎるというケースがあるのが一般的ではないでしょうか。
奥行きはレイアウトというより、どのようにソファで過ごすかが大きな要因のような
気がします。1人暮らしで3人掛けに座るのなら奥行きが深くなくても横になれるし、
背クッションをはずすと寝られるので通常の奥行で十分ではないでしょうか。
ひと昔前の座り心地のそれほど良くないソファ(応接セットかもしれません)だと、
すぐソファの前の床にお尻が落ちて、ソファを背もたれとして使っていました。
最近は座り心地もよくなり、ソファの上で長時間過ごすので、
ソファの上であぐらをかきたいとか、長時間座ると脚がだるくなるので前に伸ばしたいとか
そうゆうリラックス方法の多様性のニーズが商品に対し多くなっているのではないかと感じています。
奥行を大きくする場合は下記の手法が一般的です。
① オットマンを前において脚を上げられるようにする
② カウチタイプにする
カウチは従来通りデイベッドのような使い方をしているのですが、
ポイントは片肘の通常のソファの座面では胡坐をかいているのです。
オットマンを前において脚を上げられるようにしたり、カウチタイプにして解決したり
という時代が長く続きましたが、10年位前から奥行きの深いソファをカウチタイプに
するソファ(ソファGRVA)が売れ始めて変化に気づきました。
カウチではない部分も奥行を深くしたいニーズがあるのだということを。
カウチの座面で脚を前に伸ばして寝転がって、通常の座面で胡坐をかいているのです。
日本人だからですかね?もちろん背のダブルクッションを利用して奥行を浅い設定にして、
脚をおろして普通に座っている時間も結構あるのです。今ではまあ、家にいる時間が長くなって、
ソファの上が気持ちいいので長時間いろいろな形で過ごしているのだと理解しています。
TRESのソファから離れられなくなっているのだとすれば、とてもうれしいのですが。
奥行きの深いソファのカウチタイプ
カバーの色はグレーで落ち着いた雰囲気で全体の高さがが抑えられたデザインで
座面が広い最近のはやりのソファです。
全幅が約3mのこのカウチタイプが一番人気です。カウチでない座面の奥行きも幅も十分あります。
sofa【GRVA】※奥行き110㎝
ソファの上で胡坐をかいたり、体育座りをしたり、寝転んだりと
床の上で過ごすように、ソファの上でも実現出来ます。
ご家族で身長差があり、身長が高いご主人様と小柄な奥様でも、
付属のSクッションを挟むことで解消されます。
ご主人様はゆったり座りたいけど、奥様は浅く腰かけたいなどの場合…
奥様はクッションを2個重ねることで浅く腰かけられ、
2人の身長差や過ごし方が異なってもその点は補うことが出来ます。
奥行き浅めのソファ
女性に人気のコンパクトなソファです。
sofa【HM】※奥行き85㎝
座り心地は柔らかめ、蓮の花をイメージした女性らしいエレガントなソファです。
奥行きが浅めなので、女性でも姿勢を崩さずに座ることが出来ます。
ロータイプの座面がワンシートなので、横になるなど色々なスタイルで寛ぐことが出来ます。
青山店で人気の機種です。
適度な姿勢を保ち、しっかりと座りたい方
sofa【Bricks】※奥行き85㎝
展示では、背クッションが「腰サポート」仕様となっています。
ウオールナットの無垢材の素材にこだわったウッドフレーム関連では
売れ筋No.1モデルです。
展示品は背クッションが「腰サポート」仕様となっています。
1人掛けのモデルはチェアと間違われそうなデザインです。
座った時に隙間ができにくく、しっかりと腰を支えてくれるので、
正しい姿勢で座ることが出来て、腰痛の方にもお勧めのソファです。
上記のHMと同じ奥行きですが、浅すぎず深すぎずで硬さも程よい硬さです。
座面の硬さによって沈み込みも変わってくるので、奥行きと硬さのバランスも重要ですね。
奥行きが浅く、座面も硬めの方が立ち上がりやすいですが、
身長や体型もそれぞれ違いますし、好みの座り心地は一人一人異なります。
そのためには、実際にショールームにて長時間座って感じて頂くことが一番です。
深すぎず浅すぎない程良い奥行きのソファのご紹介
“しっかりと腰をホールドされて座って寛ぎたい”
“あまり体勢・姿勢を崩さずに座りたい”
そういう方にお薦めです。
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sofa【GF】
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3Pスペック:W2100/D900/H800/SH400(mm)
奥行きが90cmで、男女問わず座りやすい深さで、
もちろん姿勢を崩さず座りやすい機種です。
奥行きにゆとりがありつつ
きっちりと座って寛げます。
座クッションには、ウレタンとフェザーを重ねた構造で、
少し硬めの座り心地を造りだしています。
長く座っても疲れにくい安定感ある座り心地です。
多方面から見ても角度が感じられ、
モダンでデザイン性が高いソファです。
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sofa【COM】
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カウチタイプスペック:W2400/ D1670 /H780/SH400 通常部分のD870
コンパクトサイズのカウチセットで人気の機種です。
大型が多いカウチセットの中でも、
横幅が2m40cmと限られたお部屋にも配置しやすいサイズ感です。
カウチでない部分の奥行きは87cmでスペースに左右されず配置しやすいサイズ感と、
脚を下してもしっかりと寛げる深さで、男性のお客様にも選ばれる機会が多いです。
座クッションの分厚さは左程感じませんが、中には密度の異なる4層のウレタンが入っており、
その上にフェザーが覆う構造で、少し硬めの座り心地です。
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sofa【HM】
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3Pスペック:W2000/D850/H780/SH370
個人的に座ってジャストな奥行だと感じる機種です。
深すぎず、浅すぎない程良さでしっかり座って寛げそうです。
デザインに蓮の花をイメージした優しいフォルムで、
こちらは特に女性おすすめしたい機種です。
柔らかいイメージのように、フェザーをたっぷりと詰め込み、
全体的に丸みを帯びた上品な姿です。
85cmの程良い奥行きで、座ると背と座クッションのフェザーが
優しく身体を包み込んでくれるため、柔らかく安心感ある座り心地です。
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sofa【T】
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3Pダブルアームスペック:W2060/D840/H720/SH410
コンパクトで、どこから見てもすっきりとした北欧テイストのソファです。
アームが細いため、座る面積が広くとれ、座り心地も少し硬め
な疲れにくい構造になっています。
背クッションもすっきりとした厚みなので、座ると奥行きが感じられ、
浅すぎることのないベストな深さを体感します。
ゆったりくつろぐ 奥行きが深いソファのご紹介
接客していると、購入希望のソファに求めるものとして
“ソファに上がり込んでくつろぎたい”
“背が高いけどゆったりくつろぎたい”
といったお声を耳にします。
そのような方々には、奥行きが深めでゆったりと座れる機種がおすすめです。
奥行きが深いものをご紹介いたします。
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圧倒的な人気No.1
sofa【GRVA】
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カウチタイプスペック:W2990/D2000/H800/SH400(mm) 通常部分のD1100
トレス全店でも圧倒的な人気を誇る機種です。
その理由の一つに、やはり奥行きの深さがあります。
110cmの深さがあるため、男性でも十分に上がり込み、
胡坐をかいて座ることができます。
この機種には、奥行調整用のSクッションが付属しますので、
背クッションに重ねて奥行きが調整できます。
▼Sクッション(ブルーグリーンのもの)の使用例
二重のクッションによって、ゆったりと腰掛けられます。
座クッションは、密度の異なるウレタンが三層構造になっており、
長時間座っても疲れにくい座り心地です。
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ダイナミック&ラグジュアリー
sofa【TRES-L】
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3Pスペック:W2690/D1110/H840/SH400(mm)
アーム幅が30cmと幅広デザイン。
奥行き110cmも深いですが、3Pサイズの横幅が2ⅿ69cmと
非常にダイナミックなサイズ感です。
座クッションは、程良い弾力ある硬さのオールウレタン仕様で、
ボルスタークッションが付属しているので、腰をサポートしながら長く座っていられます。
深い奥行きと硬めの座クッションで、充実したくつろぎが叶います。
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圧迫感を抑えた重厚感デザイン
sofa【FSB】
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3Pスペック:W2400/D1100/H800/SH390(mm)
継ぎ目がないワンシートタイプの座クッションで、
奥行き110cmと深めなので、座りやすいシートになっています。
座クッションは、複数層のウレタンをフェザーバックで覆っており、
程良く硬い座り心地を作っています。
アーム幅が下に向かってワイドなデザインと、2m40cmの横幅で重厚感がある機種です。
全体の高さを抑えており、大きくても空間への圧迫感が少ないです。
この機種は、への字型にも配置可能な台形型の作りもあるため、
ご自宅の空間に合わせて自由に配置できます。
▼台形組み合わせ納品事例
別注台形ワンアーム2P(W2150)+台形ワンアーム1.5P(W1650)通常部分のD1100
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グラマラスデザイン
sofa【LA】
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3Pスペック:W2300/D1020/H780/SH400(mm)
奥行き102cmと一般的な80~90cmより深めの造り。
丸みのあるボディがグラマラスな印象を与えます。
座クッションは複数層のウレタンとフェザーを合わせた構造で、
座るとゆっくりと沈み込むようなストロークの利いた安定感ある座り心地です。
深い奥行きでワンシート仕様なので、ゆったりと寝転ぶこともでき、
使い勝手は抜群です。
脚のデザインもスタイリッシュで、
木とジュラルミンが融合した他にあまりないものとなっております。
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奥行きが深いソファはいかがでしょうか。
一般的な深さ80~90cmよりも、深い100cm超えのものをご紹介いたしました。