私の”お気に入り”ファブリック⑤

梅のつぼみがふくらみ、さわやかな香りが漂う今日この頃、

皆様はいかがお過ごしでしょうか。

厳しい寒さが続きますが、2月上旬～3月下旬にかけて京都では

早春を彩る美しい梅の花に出会えます。

梅は厳しい寒さに耐えてどの花よりも早く花を咲かせ、

春の訪れを告げるとして喜びの象徴とされてきました。

梅の花の花言葉は、日本では「忠実、高潔、忍耐」の３つ。

英語圏では「fidelity（忠実）」「Keep your promise（約束を守る）」

「 beauty and longevity（美と長寿）」と言うそうです。

TRESのファブリックにも、それと通ずるものが、梅の花言葉にあるように思います。

vol.5「Flower Language」

TRESのファブリックは、コットン、リネン、ウールなど

天然素材が高い比率で配合された上質なイタリア製高級ファブリックです。

国産の生地にはあまり見られない、絶妙な色味、ふくよかな肌触り、華やかなテキスタイルデザインが目を引きます。

クッション一つから交換可能なので、ソファーのコーディネートパターンは無限です。

今回は梅の花の花言葉をテーマに、お気に入りのファブリックをご紹介します。

梅には、紅梅と白梅の二種類があります。古くから日本人の生活や文化に深く関わっている植物のひとつです。

①紅梅カラー

左からLRI-RD（レッド）、［E-type］、BEL-PU（パープル）［E-type］、HIR-BR（ブラウン）［E-type］、VEN-PK（ピンク）［D-type］

紅い花を咲かせる紅梅の花言葉は「優美」や「艶やか」。上品な美しさや艶やかな香りを持った花を咲かせることが由来でつけられたそう。選んだファブリックはどれも華やかで美しく、肌触りも滑らかで花言葉のイメージ通りのファブリックです。

納品事例

LRI-RD（レッド）を本体、クッションの張地に合わせた事例。
艶やかな張地のレッドとパイピングのブラックのコントラストが美しく、とてもエレガントに仕上がっています。

BEL-PU（パープル）を本体、クッションの張地に合わせた事例。
sofa【EE】の曲線を活かしたデザインとラメ糸が織り込まれた張地の優美さが相まって、とても上品にまとまっています。

HIR-BR（ブラウン）をSクッションの張地に合わせた事例。
程よい光沢感のある2種類の糸がしっかり織り込まれた生地で、見る角度によって色味が変わる奥深いファブリックが、本体のグレーのファブリックと相まって、とてもモダンな印象に仕上がっています。

②白梅カラー

左から10502-BE（ベージュ）［D-type］、BON-WH（ホワイト）［D-type］、ATL-BE（ベージュ）［D-type］、PLN-PP（パステルピンク）［D-type］

白い花を咲かせる白梅の花言葉は「気品」や「上品」です。艶やかな紅梅とは異なり、白梅は奥ゆかしく気品のある美しい花を咲かせます。その清楚な雰囲気が由来とされています。
また、梅の中にはピンク色に近い花を咲かせる品種もあります。淡い色で柔らかさや清々しさを感じるピンク色の梅の花言葉は「清らかさ」。いずれの花言葉も梅の花の雰囲気を表しているのが特徴だそう。
選んだファブリックは、上品な艶があり、程よい張り感とさらりとした肌触りで、気品のある美しいファブリックです。

納品事例