ソファについて

SOFA

私に合うソファを見つけたい

  • 金沢店
  • BⅡ
  • C
  • CONVEX
  • HM
  • T

『私に合うソファはどこにもないのね』

 

ある日、接客させていただく中でこのような言葉をいただきました。

 

そのお客様は158cmの私より少し小柄で、

普段からソファに足を乗せたりあぐらをかいたりはせず、

そのまま座った姿勢でいらっしゃることが多いとのことでした。

 

お客様はぱっと見、奥行きのあるソファに腰掛けることはなく、

「これは違う」と通り過ぎます。

そして見た目、奥行きが浅めと判断されたソファも

プライスカードに記載されている寸法を見て

「これも多分ダメね。」

試しに座っていただけても、

「やっぱり違う」

とのこと。

 

私は何かどこかお気に召していただけるものはないか

「クッションを背に入れるとより座りやすくなりますよ。」

と、お伝えすると

「今もクッションで補っているの。

やっぱりクッションがないと私にはどのソファも合わないのかしら。」

と、仰ったのち、いただいた言葉でした。

 

ソファの主なくつろぎ方として

・座ったそのままの姿勢でくつろぐ

・座面に足や体全体を乗せてくつろぐ

の2通りがあるかと思います。

今回は『座ったそのままの姿勢でくつろぐ』にフォーカスを当て、

お客様のよく口にされていた『違う』の言葉の意味を探そうと思います。

 


◇比較するポイントを座る部分の奥行に絞る

 

座る部分の奥行に着目します

この部分はカタログに記載されている奥行とは違い、

背クッションの一番膨らんでいる部分と座クッションが交わる点から

座クッションの膝裏が当たる一番膨らんでいる部分までを言います。

 


◇比較対象を6機種に絞る

 

TRESのカタログやHPに記載されている奥行の寸法で

比較的、奥行が浅めなソファは木フレームソファと、張りぐるみソファならばHMとTです。

その中でも座る部分の面積が浅めな、

木フレームのC・BⅡ・Bricks・CONVEX、張りぐるみのHM・Tの6機種で比較したいと思います。

 


◇座り心地の違いを探す

身体を起こして座った状態から背クッションに背中を預けた状態まで

足の裏がついているかどうか、腰回りがどういう状況か、

くつろいだ時の視線の向きにも着目して比較します。

※靴を脱いでスリッパを履き、自宅でくつろぐ状況を再現しました

 

Cは座る部分の奥行は深めですが、

クッションがふんわりしているからか

腰回りに隙間なく、しっかり背クッションが支えてくれ、

視線はほぼ正面を向いています。

BⅡは座る部分の奥行きは少し深めで、

腰回りに若干隙間が空き、後傾姿勢になりますが

ふんわり包み込んでくれる背クッションはゆったりくつろぐのに良い角度です。

そのため視線はやや上に上がります。

 

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Bricksも座る部分の奥行は浅めではありますが、

6機種の中でCONVEXが最も浅く、

背クッションには腰サポート強化仕様が採用されているため

背中から腰回り全てを支えてくれ、

視線も上がることなく、ほぼ前を向いた状態なので

CONVEXは長時間テレビなどを見ていても疲れないだろうと感じます。

 

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HMは座る部分の奥行きが最も深いためBⅡに似た後傾姿勢になり、

腰回りに隙間を少し感じます。

Tも座る部分の奥行が2番目に深いため

背クッションによりかかると足の裏は一部浮き、

腰の下の方のサポートしてくれますが

背クッションが肩まではないため、長時間上体を起こしているのは厳しいかもしれません。

どちらも視線は上に上がります。

 

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【 結果 】

〇上体を起こして心地良く座れるソファを選ぶなら・・・

 

私はCONVEXを選びます。

座った時に足が浮くことなく、しっかり床に着き、

背筋がスッと立った状態を無理なく続けることが出来るからです。

クッションは少し硬めなので

全体的に柔らかめがお好きな方はCもおすすめです。

 


◇過去の納品事例を探す

そして今回のお客様と同じように浅めのソファをご希望のお客様は

今までもいらっしゃるはず、と過去の納品事例を調べました。

 

こちらは、立ち上がりやすいように座面を羽毛からオールウレタンに、

背クッションは腰サポート強化タイプで腰の部分をがっちりホールドします。

 

事例の詳しい詳細はこちらをご覧ください。

 

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ソファをご家族でご利用の場合、使い方はそれぞれです。

こちらは奥行きが広めのソファでごろんとくつろぐことも出来、

腰サポート強化クッションを追加することで椅子に座っているような姿勢を保つことができます。

 

事例の詳細はこちらをご覧ください。

 


 

カタログのように目に見える寸法と、測って分かる寸法を合わせた結果、

目に見えるものだけで判断するのが難しいことや

それぞれの機種の微妙な違いと個人の体格の違いが重なると

微妙な違いも大きな違いになることに気づきました。

 

TRESでは、お客様それぞれのご希望やお悩みに対し、

ソファテーラーとして最適なご提案をさせていただきます。

ぜひご来店の上お気軽にご相談いただければ幸いです。

 

 

 

TRES THE SOFA TAILOR kanazawa
石川県野々市市三納1-37-1
TEL 076-259-5702
営業時間 11:00~18:30
定休日:水曜日

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