製作の現場を紹介します②

  • 金沢店

先月アップいたしました、オットマン製作のブログはご覧になりましたでしょうか。

引続き今回もオットマン製作の現場をご紹介していきたいと思います。

 

前回の記事はこちら→製作の現場を紹介します①

 

実はこちらのオットマン、京都店と金沢店にて展示がスタートしており、

お客様にもご提案しています。

既にご体感くださったお客様もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

今回焦点の当たるポイントは 座り心地 です。

こちらもTRESの製品を知る上で非常に大事なポイントになります。

どのように変化しているのか、さっそくご紹介いたします。

 

 

製作の現場:座り心地


 

しっかりとしたかための座り心地だったオットマンですが、

今回は柔らかさのある座り心地を目指しました。

オットマンとして使用するにはもう少し、沈みこみがあった方が

良いのではないかという意見があり、

高さだけではなく、座り心地にも注目して見直しをいたしました。

 

座り心地を生み出すのは、ウェービングテープとウレタンです。

まずはウェービングから見ていきましょう。

 

こちらはかための座面に製作されたオットマンの

ウェービングテープです。

 

今回はその2倍となる8本のウェービングテープを使用いたしました。

 

 

構造の製作段階でもご紹介しましたが、

今回は座枠の空間が広く製作されているので、体圧を支えられる土台が必要になります。

このウェービングテープが、その役割をしっかりと果たしてくれるのです。

 

続いて、完成した本体にウレタンを張っていきます。

 

高密度のウレタンはオットマン全体を覆います。

ここまでは同じ造りなのですが、今回の製作品では

上部にもう一枚ウレタンを追加致します。

 

追加したウレタンは比重が軽く、もっちりとした質感です。

少しRがつくことで丸みもうまれ、柔らかさを象徴するようなデザインに。

実際に上部をおさえると、フェザーの様にもっちりと沈み込みます。

 

 


 

それでは、カバーがかかった完成品を見てみましょう。

 

 

フラットな印象はなくなり、

カバーがかかるとより柔らかさが感じられるデザインに。

フラット仕様と比べるとより違いがはっきりと分かります。

 

男性スタッフに実際に座ってもらいました。

ウレタンがもちっと沈み込んでいるのがわかります。

 

 

体格のいい男性はかための座り心地を好まれる方が多いですが、

私は柔らかな座り心地は結構気持ちいいなと感じました。

感じ方は十人十色。

オットマンでも、より幅広く座り心地を選べるようになりました。

 

 


 

 

いかがでしたでしょうか。

新たに仲間入りを果たしたオットマンですが、

丸く、Rのついたデザインと柔らかい座り心地が特徴です。

重さもグッと軽くなり、持ち手も増えたことで

楽に移動させることも可能になりました。

 

このオットマンの名前を【TRES-R-CUBE】といいます。

 

このような製作の背景を感じながら、

店頭にてご体感いただけますと嬉しいです。

 

 

 

さて、この製作の現場ですが、まだ終わりではありません。

新しく持ち手のついた仕様となりましたが、この持ち手部分の改良が進んでいます。

次回は持ち手とカバーがどのように変化していくのかご紹介します。

 

 

 

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