ソファについて

SOFA

スタイリングレシピ vol.89 ソファに合わせるテーブル特集【種類と素材】

  • 京都店

畳の上に座って食事をすることが長かった日本では

テーブルというとまず卓袱台(ちゃぶだい)からはじまりました。

卓袱台は明治の初期、西洋料理店で使われていた丸いテーブルを、

畳文化のある日本の住宅に合わせて低くしたものと言われています。

時を同じく、欧化政策の流れによりソファが日本に入ってきたのもこの頃です。

 

そして戦後、日本住宅公団のDK(ダイニングキッチン)の集合住宅の供給により

ダイニングテーブルが多くのご家庭で使われるようになり

その日の学校での出来事や仕事のことなどを会話してお食事をするスタイルに。

そして現在、和室と洋室の多様化からローテーブルが登場。

また個々の使い方に合わせられるように機能面が充実し

どこのご家庭にも一台は置かれている家具のひとつです。

ソファに次ぐ「リビングの主役」とも言える重要な家具。

特にリビングルームではくつろいだり、仕事をしたり、友達を招いたり、

過ごし方に合わせて選ばれる万能アイテムとなっています。

 

 


テーブルを選ぶタイミング

ソファ選びの際はテーブルを置くべきか、購入するべきか迷うことがあります。

そこでまず、お伝えするのは「ソファを決められてから」。

けしてソファ専門店だからという理由ではなく、先にテーブルを選んでしまうと

テーブルとソファの座面の高さが合わないということもあります。

またソファ選びをしながら、イメージされていた過ごし方すら変わることもあるからです。

ソファの仕上がりでテーブルのサイズ、デザインも左右されるため

全体像が決まってから選ばれることをおすすめしています。

sofa 【GRVA】2.5Pカウチセット
size:W2990/D2000/H800/SH400

リビングテーブル【NT33-C】
size:φ800/H355
脚:クロムメッキ
天板:カラーガラス(ホワイト)

サイドテーブル【NT35-B】
size:W360/D360/H528
脚:クロムメッキ
天板:カラーガラス(ホワイト)


選び方のポイント

ソファに座って使うことになるテーブルはデザイン優先で決めてしまうのは

少々リスキーかもしれません。

ソファに座って、くつろぐものなのか、食事もするのか、仕事をする場合もあるのかなど

優先順位を決めて選ぶことをおすすめします。

ポイントは以下。

 

POINT.テーブルのサイズ

最初に考慮するのは天板のサイズです。

正方形、長方形であれば幅(W)×奥行(D)、

円形であれば直径(φ)をさします。

これらの寸法はソファの前方にテーブルを設置する場合は、

少なくともソファの横幅に対して8割~9割にとめておくことが一般的。

バランスを踏まえた上で、使う状況を確認しながらお選びください。

ソファとテーブルの横幅が同寸、あるいはテーブルの方が大きくなると

座りにくい・立ち上がりにくい、膝をぶつけやすいなど日常の動作に支障をきたすケースも。

部屋をきれいに見せるには、ソファーよりも小さめの幅がおすすめです。

 

POINT.ソファとテーブルの距離感

一人掛けから二人掛けのソファの場合、

ソファとテーブルの間がさほど空いていなくても、

ソファの左右どちらからでも座ったり立ち上がったりできるので、窮屈さは感じないかもしれません。

一方、三人掛けソファやL字のコーナーソファ、カウチソファなどの中央に座る場合、

テーブルと座面の距離が狭いと立ち座りがしづらく、

気付けば出入りがしやすいソファの端っこばかりに座っているということもあります。

形状、サイズ感により必要とされる距離感は異なりますので

実際にお座りいただき、確認しながら選ぶようにしましょう。

 

POINT.テーブルの高さ

最近では脚の高さがほとんどないようなロータイプのテーブルもみかけます。

いわゆる“飾り”としての役割の方が大きいかもしれません。

でも実際に使う場合は飲食をするのか、仕事をすることもあるのか

何をするのかで必要な高さは変わります。

低すぎたり、高すぎてストレスになるなんてことにならないよう、

ライフスタイルに沿った高さのものを選ぶことが大切です。

以下の寸法を参考に、実際にソファに合わせて比較してみましょう。

・ソファでくつろぐ 400~500mm

・ソファで食事をする 550~650mm

また高さは使う人の体型、身長、年代によっても異なります。

 

POINT.素材を選ぶ

テーブルを選ぶ際は素材も慎重に選びましょう。

主な素材として木製やガラス製があります。

最近ではセラミック、人口大理石など加工されたものもあります。

例えば天板がガラス製の場合。

きれいに見せるのには適していますが、

食事をするときには食器を慎重に置かなければいけない、誇りが目立ちやすいこともあります。

それぞれ素材の特性を確認した上で

ライフスタイルと照らし合わせながらお選びください。

 

POINT.機能を選ぶ

最近では天板の高さ調整ができる昇降式のもの、

天板の大きさを調整できる伸長式など機能面も充実しています。

一見、近代的で便利な印象を受けるため魅力的に感じますが

いざ使ってみると高さ調整をすることがなかった、

天板が重くて、結局大きさは固定させたままになっているということも。

また、一般的なテーブルと違いモーターの故障や経年劣化によって、

思わぬハプニングが起こる可能性があります。

しっかりと保証がついているものを選んだり、質の良い商品を選ぶことをおすすめします。

 


テーブルの種類

センターテーブル

センターテーブルとは、リビングの中央に配置する低めのテーブルのことです。

リビングテーブル、コーヒーテーブルとも呼ばれています。

高さは40cm前後と低いものが多く、

最近ではソファの前に置いて使われることが多くなりました。

また座卓のように床に座って使うことができるので和洋どちらの生活スタイルにも合わせられます。

天板と脚だけのシンプルなデザインから棚や抽斗付のタイプまで。

ソファに座ったまま、テーブル一台で過ごすこともできます。

●テーブルの高さ
300~400mm 床に座って使うタイプ
400~500mm ソファに座って使うタイプ

 

ネストテーブル

基本は大・中・小、2~3サイズのテーブルが、入れ子になっているローテーブルです。

その姿が、まるで巣(ネスト)のように見えることから、ネストテーブルと呼ばれています。

ネストテーブルはセットになったお得な気分になれるローテーブル。

もちろん、それぞれバラバラにしてソファ横や前、

いろんな場所で使うことができ

空間にリズム感が加わるため、軽快な印象にもなります。

使わないときは一つにまとめることが出来るので、

収納にも困らず、とても便利に使えるローテーブルです。

 

サイドテーブル

サイドテーブルはソファや椅子、ベッドなどの横側に設置して使用する

コンパクトなテーブルのことを言います。

用途も様々で、ソファの脇に置いて飲み物や読みかけの本を置く場所として使ったり

くつろぐ際は肘の変わりにもなります。

またサイズがコンパクトで持ち運びがしやすいため、

「物を置く」というテーブルとしての役割だけでなく、

組み合わせや使い方次第で汎用性の高いテーブルになります。

デザインや形状も様々。

インテリアや用途に合わせることができるのが魅力です。

●テーブルの高さ
500~600mm

 

サイドテーブル付ソファ

サイドテーブルとしても使用できる幅広いアーム(肘)が組み合わせられたソファ。

くつろぐ時はアームとして活用し、飲み物や本を置くための

テーブルとしても使うことができます。

一体型のため無駄がない、コンパクトにまとめられたテーブルとして

ソファと合わせてくつろぐことができます。

sofa【TB-M】3Pシングルアーム
size:W2100/D9300/H780/SH370
cover fabric:オールマイティL-8667 [B-type]
脚:ジュラルミン

 


素材について

リビングテーブルを選ぶとき、サイズ、デザインや色と同様に
ポイントになるのが「素材」なのではないでしょうか。

テーブルの素材として人気があるのは、主にガラス製と木製。
いずれにも個性がありインテリアを素敵に演出してくれます。

 

■木製

木製は木の温もりを感じることができ、木材の温もりや木目を存分に楽しめること。

樹種によっても雰囲気は異なりオーク材は明るいナチュラルインテリアに、

ウォールナットは重厚感のあるインテリアになど

インテリアのテイストに合わせて選ぶことができます。

また木にはリラックス効果もあるため、

長く時間を過ごすリビングに一つは取り入れたいところですね。

木といっても、それぞれに個性や特性があります。

木目がはっきりしているもの、優しくて穏やかなもの。

手触りがやわらかくて温かみのあるもの、硬くて重厚感のあるもの。

テーブルの樹種を変えるだけで、部屋の雰囲気も変わるほど、木の選び方は重要です。

 

無垢材とは

無垢材は、丸太から切り出した木材のため、天然木本来の風合いやぬくもり、

木によってひとつひとつ異なる木目や節を、楽しむことができます。

また長年使うことで木材の色合いに落ち着きがでてきて、木目もさらに美しくなっていきます。

使えば使うほど味がでて、さらに愛着が湧いてくる点は、集成材にはない魅力です。

 

リビングテーブル【RF】
size:W1100/D550/H430
樹種:ブラックウォルナット

 

■ガラス製

ガラス製は高級感があり、部屋をおしゃれな雰囲気に仕上げることができます。

お部屋を広く感じさせ床面が透けて見えるガラス天板になると

面積を占める家具でも軽やかに見せてくれます。

シャープな佇まいでスタイリッシュなインテリアになじむのも魅力。

ガラス製はモダン、クール、モノトーンなど落ち着いた雰囲気におすすめです。

また木とガラスが組み合わさったデザインなどがあり、

そちらは北欧風やナチュラルなど明るい雰囲気のテイストでも使って頂けます。

リビングテーブル【NT33-C】
size:φ800/H355
脚:クロムメッキ
天板:カラーガラス(ホワイト)

サイドテーブル【NT35-B】
size:W360/D360/H528
脚:ブラック粉体塗装
天板:カラーガラス(ブラック)

 


 

今回はソファに合わせるテーブルをご紹介しました。

テーブルは、天板と脚だけのシンプルな家具。

デザインにバリエーションがないように見えて、

逆に、ちょっとしたデザインの違いで個性が際立つ家具です。

テーブルをアクセントにしたい、

ソファに座って仕事もしたい、など使い方も様々です。

次回はソファに合わせるテーブル特集として

コーディネート事例をご紹介します。

 

ソファ専門店トレスでは
お客様お一人お一人のご要望に合わせてソファや
ソファ周りの商品をお作りいたします。

是非一度
ソファ専門店トレスザソファテーラーでご体感下さい。

 

TRES THE SOFA TAILOR kyoto
京都府京都市中京区中白山町268-1
プラウド京都麩屋町御池1F
TEL 075-231-3511
営業時間 11:00~19:00
定休日:水曜日

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