同じ空間に異なるソファ
- 金沢店
TRESソファを製作している工場スタッフです。
少し前まであまり見られることもなかった
同じ空間に「異なるタイプのソファを並べるレイアウト」、
また「異なるカラーを組み合わせるコーディネート」は
工場へ入るオーダーの内容から増加傾向にあると感じています。
それはユーザーのこだわりと関心レベルが高まっている証拠。
色や形を上手に組み合わせて、家族それぞれの好みや心地よさを楽しむ、
リビングのパーソナル化がすすんでいるのかもしれません。
お受けしたオーダーの中から
印象に残ったソファをご紹介します。
① ソファは同タイプ、統一感が出せる「違う色で同じトーン」
sofa【D】3P:パープル sofa【D】1P:インディゴ
たとえば、「ソフトなトーン」でまとめれば、
たとえ違う色を組み合わせても、統一感をもたせることができます。
画像は補色の組み合わせ。
トーンを合わせることで違和感なく洗練された仕上がりです。
異なる色を組み合わせる際はお客様のご希望に対して
TRESのコーディネーターが提案しています。
20年前では高額ソファに紫やブルー系を張ることはほとんど見られませんでした。
現在ではブルー、グリーンは頻繁に使われ
“見え方”の意識の高さも伺えます。
② 異なるタイプのソファを同系色で遊ぶ
sofa【GF】3P:ホワイト sofa【MPA】1P:ライトグレー
まったく異なるタイプのソファを組み合わせたパターン。
共に無彩色、同系色となるホワイトとグレーは、誰にでも馴染みがあり、
インテリアに取り入れやすい色です。
ライトベージュの扉や床とトーンを合わせているため調和がとれています。
ただ無彩色なだけにクール印象も受ける組み合わせですが、
ソファ【MPA】の木フレームが暖かい印象に仕上がっています。
2台とも座り心地も異なるソファですが、それぞれの良さを味わえる組み合わせです。
③ 異なるタイプのソファに同じ生地を合わせる
sofa【TRES-L】3P:グリーン sofa【BⅡ】1P:ブルー
フラッグシップモデル【TRES―L】の大型3Pに最新の生地BNK(バンクシー)の
グリーン、こちらも木肘のフラッグシップモデルAuthenticity BⅡの1Pに
同じくBNK(バンクシー)のブルーで仕上げた豪華リビング。
青は空、緑は植物と配色を考える際、同時に使うことは少ない組み合わせですが
共布で合わせると、雰囲気に統一感がでています。
ソファも全く異なるタイプですが、どっしりとした佇まいが調和し
くつろげるホテルのようなリビングに仕上がりました。
ソファを2台以上設置されるお客様の中でも
最初は1台で後からもう一台追加するケースも少なくありません。
理由は以下の通りです。
・家族が増えた
・スペースが空いた
・お一人様専用を追加したい
様々なケースが見受けられ
座り心地とデザイン、
160種600色の中からお選びいただく過程に
醍醐味を見出されている様子が伝わってきます。
これからどのようなオーダーが届くのか楽しみです。