スタイリングレシピ vol.60 寝転がるためのソファ選び
- 京都店
3月も後半、気持ちのよい青空が広がる日が増えてきました。
春らしく陽気もうららかになるのも、もうすぐでしょうね。
ちょっと横になってお昼寝をたのしむのは、
まさにこの季節ならではの贅沢な時間です。
今回は寝転がっても快適なソファの選び方をご紹介します。
POINT1 ゆったりとした奥行
快適に寝転ぶためのポイント1つ目は、座面奥行きです。
奥行きが必要な理由は横になった際、
肩幅がすっぽりとおさまること。
また左右、手の平のサイズを目安に
スペースがあることが理想です。
日本人の平均的な肩幅は女性の場合36~40cm。
洋服を着ている状態では45cm前後。
ソファに仰向けになり、座面に手をついて
起き上がれることができ、仰向けになったり
横向きにできることをたしかめてみてください。
☑POINT
ソファの幅、奥行は1cm単位で調整可能です。
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POINT2 アームの高さ
2つ目のポイントはアームの高さです。
アームにピロークッションをあて、
枕変わりにして横になると高さのあるアームでは
首と頭の受け止めが悪くなります。
逆に低すぎても頭が不安定になり、首に負担がかかります。
横になることが多い場合は、できるだけ高低差が小さいアーム、
またはアームレスにするなど
ご自身の使い方に合わせてお選びいただくことをおすすめします。
☑POINT
アームの高さはお好みに合わせて調整していただけます。
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POINT3 生地の肌触り
3つ目のポイントはピロークッションの生地の肌触りです。
同じ繊維からできたものでも、
さらさら、ふわふわ、など肌触りはさまざま。
せっかく横になっても、クッションの肌あたりが
馴染まなかったら台無しですね。
生地は質感によっては擦れて刺激になることもあります。
ここちよく快適に過ごすために、
ぜひお気に入りを見つけてください。
やわらかく、肌にやさしい生地としてのおすすめは
「ビスコース」と「コットン」が多く含まれている生地。
ビスコースはなめらかでさらりとした感触。
コットンは蒸れにくくサラサラとした肌触りです。
また素材は起毛や織が細かく密度の高いタイプがおすすめです。
☑POINT
クッションのサイズは自由にお選びいただけます。
トレスおすすめファブリック
トレスが扱う生地は160種類。
その中から特に肌触りがやわらかな生地をご紹介します。
ぜひ一度サンプルからお確かめください。
■Cシリーズ[A-type]カラー:9色
組成:コットン63% リネン37%
■SLKシリーズ[C-type]カラー:2色
組成:ビスコース62% ポリエステル21% コットン17%
■ONTシリーズ[C-type]カラー:3色
組成:コットン64% ビスコース36%
■KANシリーズ[D-type]カラー:1色
組成:コットン98% アクリル2%
■CURシリーズ[D-type]カラー:7色
組成:コットン60% ビスコース40%
■OMEシリーズ[D-type]カラー:3色
組成:コットン60% ビスコース40%
POINT4 寝返りのうちやすさ
ソファで横になる際、身体が沈みすぎると
腰への負担が集中して
腰痛の原因にもなってしまいます。
横になって起き上がる、寝返りをうつなど
座り心地と合わせてお試しいただくこともポイントです。
☑POINT
座る部分のクッションは
羽毛+ウレタンとオールウレタンからお選びいただけます。
羽毛の量やウレタンの硬さや柔らかさによって
起き上がりや寝転がりの感じ方が変わります。
ぜひ一度お試しください。
▲図のように表面がふっくらとした羽毛+ウレタン、
オールウレタンの座クッションは表面がフラットな仕上がりです。
☑POINT
クッションカバーのファスナーを開けていただくと
中身をご確認いただけます。
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座ったり寝転がったり。
ソファでのくつろぎ方の定義は人によって異なります。
あますことなく、存分にリラックスするためにも
大切にしたい要素を軸にお選びください。
TRES THE SOFA TAILOR kyoto
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