スタイリングレシピ vol.48 ローバックソファで見通しの良いリビングに
- 京都店
気温も落ち落ち着き過ごしやすい季節になってきましたね。
さて9月に入り年末から年明けに新しい住まいに
お引っ越しを控えたお客様もいらっしゃいます。
中でもよくご相談いただくのがソファの存在感はどの程度のものなのかということ。
ソファを置く前はそれなりに広く感じたリビングも
置いたとたんに狭く感じてしまうことも少なくありません。
そんなソファならではの圧迫感を軽減する方法のひとつが
高さの低いソファを選ぶことです。
そこで今回は、見通しの良いリビングを作るのに最適な、
ローバックソファについてご紹介します。
■ローバックソファとは
ローバックソファはその名のとおり背もたれの高さが低いソファ。
全体の高さが低いので見た目もソファ特有の圧迫感がない点が特徴です。
一般的なソファは背中の上部から肩の上端あたりまで背もたれがあるタイプ。
一方ローバックソファは一般的なソファに比べると
背もたれは真ん中くらいまでの高さになります。
TRESソファでは背もたれの高さを変更することも可能ですが
一度、以下の寸法を参考にしてみてください。
※ソファの背もたれはローバックの他に、一般的な高さとハイバックがあります。
具体的な数字で表すと、それぞれ以下のような高さが目安です。
■ローバックソファの特徴と魅力
ここではローバックソファをおすすめの理由として、
ローバックソファの特徴と魅力をご紹介します。
①部屋の圧迫感を抑えられる
ソファ選びの際によくいただくお話が
ソファを置くことでお部屋に圧迫感を生み出してしまわないかということです。
2〜3人掛け以上になると横幅も広くなり、
ハイバックになるほど空間に高さも出ます。
高さのある家具はそれだけで空間を圧迫し、
実際のスペースよりも狭く見えてしまいます。
座るスペースはそのままに、お部屋の圧迫感を抑えたい場合には、
ローバックソファはおすすめです。
②開放的な空間にできる
ローバックソファは背もたれが低いため、
お部屋全体の見通しが良くなる点が特徴です。
空間に開放感を出すコツとして、収納など箱物の高さも
腰あたりの位置までに抑えるなど全体を低くすることです。
また一般的な高さのソファを選ぶ場合は
壁面に沿って設置すると高さが気になりません。
③コンパクトな部屋にも相性が良い
1人暮らしや2人暮らしの方、1Kや1LDKにお住まいの方は
ソファを置きたくてもなかなか購入に至らない方も多いのではないでしょうか。
前述したようにローバックソファは、お部屋の圧迫感が抑えられ、
開放的な空間にできる点が特徴です。
そのため小さめのお部屋にも相性が良く、
ソファを置いても狭さを感じさせない効果があります。
TRESおすすめローバックソファ
TRESソファは脚が付いていても低く設計。
ローバックの利点を上手く活用してお選びいただいてます。
ぜひ参考にしてくださいね。
【 sofa FRM 】▶納品事例はこちら
モダンなフォルムのsofa FRMは高さ580mm。
お部屋に十分な広さがある場合でも、
印象を優先するのであればおすすめのソファです。
また定番サイズを基準に背もたれの高さをアップさせたり、
脚の高さを変更したりお好みの背クッションを合わせていただければ
ローバックソファでも十分にソファの快適さが味わえます。
※上記は定番サイズとなります。
両アームをワンアームに変更。
テレビの位置が壁面側だったため、ソファをリビングの真中に設置。
ダイニングテーブル(一般的な高さ720~740mm)よりも
高さが低いソファを置く事で圧迫感を感じさせないリビングになりました。
背クッションはしっかりともたれられるようにウレタンを芯に羽毛が入ったタイプを
お選びいただいています。
キッチンの向かい側にソファを設置されることを希望。
キッチン面材がソファで隠れてしまわないように
ローバックタイプのsofaFRMを選ばれました。
インテリアを十分にお楽しみいただけるスタイルです。
sofa FRMを別注された事例。
3台バランスよく組み合わせることで、見通しのいいリビングに。
適度な距離感をもって過ごしていただくことができるスタイルです。
【 sofa T 】▶納品事例はこちら
幅600mmのスリムなアームのsofa T。
高さ720mmの高さのため、ダイニングテーブルの高さともぴったり、
視界をさえぎることのないコンパクトなソファです。
また定番からお選びいただけるダブルアームはアーム幅を
調整できる優れものです。
奥行も840mmのため、しっかり座りやすいタイプ。
座るスペースはそのままに、お部屋の圧迫感を抑えることができます。
※上記は定番サイズとなります。
キッチンやダイニングテーブルにいながら
ソファごしにテレビが観れるように
高さ720mmのsofa Tを選ばれました。
アームの細さが圧迫感をなくし見通しのいい空間になっています。
sofa Tのダブルアームタイプ。
台数を置いてもすっきりとした空間に仕上がりました。
【 sofa TRES-A 】▶納品事例はこちら
コンパクトなサイズに最大限のくつろぎをコンセプトに
開発されたソファは高さ650mm。
アームの高さも座クッションと同じ高さのため
お部屋をよりすっきりとみせることができます。
カウチソファとしっかりと座れるワンアームソファを組み合わせると
お部屋にぴったりなL字型に。
もたれていただく背クッションはTRESクッションコレクションの中から
自由にカスタマイズ。
シンプルなフォルムに個性を作り出すことができます。
※上記は定番サイズとなります。
ワンアームソファの横幅は長めに。
カウチソファは奥行を深くなるように変更しています。
座る人に合わせたクッションとグレーのコンビネーションが
全体をすっきりとした印象ですね。
sofa TRES-Aを2台組み合わせ横幅2,000にしたカウチセット。
背クッションはしっかりともたれられるように、
ウレタンと羽毛のサンドイッチタイプを合わせています。
空間の真中に設置しても圧迫感のない仕上がりです。
【 sofa EF 】▶納品事例はこちら
ローバックながらも上体をしっかり支え
包み込まれる様な座り心地のsofaEF。
高さ750mm。
ふんわりとした座り心地が病みつきになるソファです。
※上記は定番サイズとなります。
sofa EFワンアームタイプ。
片ひじしかないことから、ちょうどいいぬけ感があり、
狭いお部屋に置いても圧迫感が生まれず、
お部屋を広々と見せてくれます。
ローバックソファは背中を受け止めるほどの高さがないので、
寛ぐには不向きだと思われがちです。
とはいえ背もたれが低い分、座面が広く
低い背もたれでも寛げるようにクッションや角度に工夫が施されています。
浅く座って背もたれを使ったり、
横になったりすればリラックスした姿勢は十分におとりいただけます。
部屋が狭いからソファなんてとんでもない、置くと狭くなるでしょ?
となかなか気持ちが動かない方も
ローバックソファも視野に入れて、ぜひソファ選びをお楽しみください。
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