スタイリングレシピ vol.39 ピロークッションの選び方《初級編》
- 京都店
ソファのパートナーといえばクッション。
魅力を引き立たせてくれお洒落なお部屋にはかかせないアイテムです。
どのような選び方をするかで役割が変わりますが
思いつく使い方以外にも知られていないこともたくさんあります。
今回はソファクッションの選び方「初級編」としてポイントをご紹介します。
POINT① 一般的なソファクッションの中材について
クッションの中身はどのような素材が入っているか気にしたことありますか?
中身、いわゆる「中材」といいますが合繊(ポリエステル)、羽毛、ウレタン、
発泡ビーズなど様々な素材を入れた物が販売されています。
よく見られるのがポリエステル綿、ミックスされたものなど。
クッションはこの中材によって、見た目の印象、使い心地、
メンテナンス性が違います。
クッションを選ぶ時は、まず「中材」を確認しましょう。
■ポリエステル綿
一般的に普及している「ポリエステル綿」。
価格もお求めやすく気軽にご購入していただけます。
でも寿命は2~3年程度。
最近はへたりにくいものも出来ているようですが
流通している物の多くは一度へたるとコシがなくペタンコに。
昔の座布団のイメージですね。
カバーをかぶせることで、多少ごまかすことも出来ますが
薄い生地になると、もこもこっとした見た目です。
▼ポリエステル綿のヌードクッション
■フェザー&ダウン
次に多いのがフェザーとダウンが混合されたもの。
フェザーは羽根で羽軸があり、弾力性も優れ型崩れしにくいのが特徴です。
一方でダウンは羽毛、軽く保温性に優れ、柔らかい素材になります。
混合タイプは見た目張り感があり背や肘を支える弾力性はあります。
混合の場合、フェザーの量がが多い物が理想です。
POINT② ソファ専門店TRESのクッション中材について
次にソファ専門店TRESのクッションについてご紹介します。
ご来店時ソファと合わせてお試しいただきたいのがクッションです。
一般的に販売されてる中材とは異なりTRESのクッションは羽毛100%。
素材はハンガリー産「マザーグースのスモールフェザー」を採用しています。
羽毛を採取する水鳥はグースとダックの2種類に限定されますが
グースの方が体格が良い分、品質が良いとされています。
若鶏から採取した羽毛とは異なり
成長した親鳥(マザー)はさらに品質が高くなります。
内容量も一般的に販売されている同サイズのクッションより多く、
抱きしめると、ふっくらでふわふわ。
気持ちよい柔らかさと弾力を感じていただけます。
クッションはコーディネートのアクセント、
素材や色など装飾的なことで選ぶことが多いアイテム。
お部屋をより素敵な空間にするために、
「中材」から選ぶことで仕上と使い心地
両方満足していただけます。
POINT③ クッションサイズについて
クッションはサイズにより使い方が異なります。
一般的なサイズなのが400mm×400mm~500mm×500mm。
両手におさまりやすくソファとも合わせやすい正方形のクッションです。
■背もたれとしても
肘掛部分に、一つまたは複数のクッションを組み合わせて
自分だけの背もたれを作ってみるのもおすすめです。
クッションの質感や詰め物によって腰・背中のフィット感も変わってくるので、
ご自身のお好みのものを選んで使ってみてくださいね。
■お昼寝など頭の支えに
ちょっとソファで寝転がる際に、
頭の下にこのサイズのクッションを置いておけば、
首がほどよく支えられ、疲れを感じにくくなります。
■PCのテーブルとして
膝に直接ノートPCを置いて作業するとなると、腰や背中、
首を痛めやすくなるだけでなりPCの熱で膝が熱くなってしまうことも。
そんなときには、500mm×500mmなど少し大きめサイズのクッションを
膝とPCの間において、テーブル代わりに使ってみると良いでしょう。
肘もほどよく休めることができるるため
長時間のリモートワークにもおすすめの方法です。
■頭の後ろに置いてヘッドレストのかわりに
首元に正方形のクッションをあてていただければ
ふんわりと、ソフトに首元から支えることができます。
ソファクッションの選び方《初級編》いかがでしたか?
クッションは装飾的な役割だけでなく、
機能的な役割もしっかり果たしてくれるアイテムです。
サイズごとに使い方も使い心地も変わりますので、
お部屋での過ごし方を想像し、必要に応じて
取り入れてみましょう。
ぜひこの機会に【ソファ専門店】
トレス ザ ソファテーラーにお越しください。
TRES THE SOFA TAILOR kyoto
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