窓とソファの関係
- 京都店
- モカ系
インテリアにおいて家具の配置は重要です。コーディネートの
根幹をなすもので、ダイニング等は間取りからおおよその位置は
決まりますが、多様性があるのはソファーの配置です。
壁付けにしたり、中央にしたり窓に寄せたりするなど、どれを選ぶかによって
部屋のイメージは大きく変わります。
限られたスペースの場合は決まってくることさえあると思いますが
よく見られる空間を有効に使うレイアウトが窓の側に置くケース。
ゴージャスな両開きのカーテンの前にソファがこちらを向いて配置され、
海沿いのリビングにはウッドブラインドが付けられ柔らかな光が
ソファに差し込むシーンでは豊かな気分にしてくれます。
前半ではその関係性と合わせて注意点をご紹介します。
[ 窓の前にソファをレイアウトする場合の注意点 ]
窓の前にソファをレイアウトする場合は以下のポイントに注意して
配置してください。
①採光
②窓やカーテンの開閉のしやすさ
③出入りのしやすさ
④日光によるダメージ
①採光について
ソファの背もたれが、窓から入る光を遮ってしまうレイアウトの場合、
窓の前にソファを置かないレイアウトと比較すると部屋が暗くなります。
腰窓の場合は「窓の高さ」と「背もたれの高さ」の関係に注意しましょう。
[ 腰窓と背もたれの高さが同じ場合 ]
腰窓と背もたれの高さが同じの場合は採光量にまったく影響はありません。
写真のように部屋のスペースにゆとりがある場合は窓から距離をとって
レイアウトすることをおすすめします。
[ 腰窓よりも背もたれのほうが低い場合 ]
写真のように腰窓よりも背もたれの低い場合は採光量の影響はありませんが
窓枠内に収まっていない場合は上手く隙間を空けるなどバランスに注意する必要があります。
[ 腰窓よりも背もたれのほうが高い場合 ]
腰窓よりも背もたれのほうが高い場合は採光量は当然少なくなります。
写真のように窓が大きく、ほんの一部分背もたれが高いようであれば
十分光が室内に差し込みますが高さが出てしまう面積が広くなります。
採光量も忘れずソファの大きさを決めてから配置をきめてください。
[ 掃き出し窓の場合 ]
掃き出し窓の場合は「背もたれやアームが光を遮っても、
室内に自然光が入るか」を考えましょう。
写真のように窓の1/6程度の場合は十分採光も得られますね。
②窓やカーテンの開閉
窓とソファをぴったりつけると、窓の開け閉めやカーテンの開閉がしずらくなります。
開閉をスムーズに行うには以下のポイントをおさえてくださいね。
・ソファと窓の間に隙間を設ける(200mm程度※カーテンの厚みによる)
・ソファと窓の間に人が通れるスペースを設ける(400mm程度)
また、カーテンのデザインを変えることが可能な場合は、
レール式のカーテンではなく上げ下げ式のローマンシェードやロールスクリーン、
バーチカルブラインドなど厚みの少ないタイプにする方法もあります。
③出入りのしやすさ
掃き出し窓の場合は開閉後、外に出る出ないが関係してきます。
特にバルコニーに出る事がある場合は窓の端から450mm~600mm離れた位置に
ソファをレイアウトすれば出入りがしやすくなります。
また部屋の広さに余裕がある場合は窓とソファとの間を
人が通れるくらいの間をたっぷり空けておいてもいいですね。
④日光によるダメージ
①~③まで設置の注意点についてご紹介しました。
窓の側でソファに座ってゆったり過ごすと気持ちいいですよね。
でも窓の側は直射日光があたるエリアでもあるため
天然皮革であれば乾燥してひび割れたり色褪せの原因にもなります。
対策としては紫外線カット機能が施されたレースを取り付けたり
ご新築の場合はUVカットフィルムのガラスにすることもできます。
せっかく購入したソファを傷めてしまわないためにも窓際に置く場合は
まわりの環境にも注意してくださいね。床も同様に痛む場合もあります。
いかがでしたか?
今回は窓際にソファをレイアウトする場合の
「注意点」についてご紹介しました。
ちょっとしたことですが、意識して選んでいただくことで
満足度も格段にアップします。
これからソファを選ばれる方、すでにお持ちの方もぜひ参考にしてみてください。
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前半では窓の側にソファを設置する場合の「注意点」についてご紹介しました。
計画的にサイズを決め配置するとストレスも感じず過ごせますよね。
窓は一番目につくところに位置しますからインテリアのイメージを
左右する重要なエレメント。
考えて配置にすると調和がとれて、一層お洒落なインテリアになるメリットがあります。
後半では窓の側に状況別によって配置された実例を紹介します。
窓の種類やウインドウトリートメントの異なる場合のソファの
表情もぜひ参考にしてください。
[ 書斎用にワンアームカウチを配置したソファスタイル ]
書斎用に選ばれたsofa 【TB】ワンアームカウチ。
スタイリッシュな印象のホワイトのバーチカルブラインドとソファの直線美の調和がとれて
すっきりとまとまっています。
ワンシートの座クッションはフラットなためついつい読みかけの本を
積んでしまっても大丈夫。
ソファからブラインドの操作位置も近いので
お昼寝の際はブラインドの角度を変える事も簡単です。
背面の収納もレイアウト的にもデザイン的にも十分に生かされています。
[ ウッドブラインドとソファを調和させたリビングのソファスタイル ]
滑らかな肌触りのフローリング床にウッドブラインド。
スタイリッシュなデザインsofa 【GF】を窓に平行に設置しています。
1Pとオットマンを合わせることでコミュニケーションもとりやすく
通路もゆとりがあるため、ストレスなく通れます。
窓からの採光範囲もほどよく、ソファデザインもすっきりしているため
軽快で爽やかな印象ですね。
ブラインドの羽の角度を変えることでグレーの3人掛けソファやウオールナット脚に
陰影が映し出されます。
色味がはっきりとしたファブリックは光でコントラストがくっきりとするのも魅力ですね。
[ 景色を味わえるリビングのソファスタイル ]
あえてソファを窓側に向けて配置したソファスタイル。(チェア類は窓と平行に配置)
ソファに座ると正面の大きな窓からは庭園を望むことができます。
お選びいただいたsofa 【GRVA】。
立体的なダブルシエードのドレープ&レースを上下することで変わる景色。
ソファに座りながら、寝ころびながら自然の中に
すっぽり入り込んだような感覚になりますね。
ソファが視界の邪魔にならない高さのため
ダイニングテーブルに座っていただいても庭園の様子が伺えます。
クッションの柄は庭園のグリーンと相性のとれた
和モダンも雰囲気のものに。
部屋と庭園とのつながりを感じるコーディネートです。
[ リビングで主役級のソファスタイル ]
sofa 【TRES-A】カウチを部屋の中央に配置。
ブラツクの生地が部屋全体のアクセントになっています。
ソファのアーム側は窓にぴったりと付けるのではなく、
人が通れるスペースを十分に確保しています。
カウチソファというと大きいイメージもしますが
窓側の通路などスペースを広めにとることで
ゆったりとした雰囲気となっています。
バーチカルブラインドから漏れる光も生地に映えますね。
[ ソファを窓と並行の間仕切りにするソファスタイル ]
sofa 【GRVA】カウチを窓と並行に配置。
部屋の間仕切りのように使っています。
リビングとダイニングが一体となった部屋の場合、
仕切りがないと間延びした印象になってしまいます。
例のようにソファを間仕切りとして活用すれば、
部屋を広く使いつつゾーン分けできておすすめの手法です。
残り半分のスペースはベッドを配置。
少し高めのダブルクッション仕様のマットレスに横たわりテレビ鑑賞。
その際目線がソファにかからないようにテレビ位置を調整。
一体型の場合は家具の高さ、動線、目線を考えて決めることがポイントになります。
ソファとダイニングテーブルの組み合わせの場合も同じことがいえますね。
[ 窓の幅にソファを合わせた王道スタイル ]
柔らかな曲線のアームが上品な印象のsofa 【EF】。
窓を背に、ソファをセンターに配置した王道スタイルです。
窓の幅とソファのバランスがとれ、部屋にしっくりと馴染んでますね。
白を基調としたソファは降り注ぐ光の明るい雰囲気にぴったりです。
いかがでしたか?
今回は窓の側を活かしたレイアウトをご紹介しました。
窓の外の景色を見て過ごす、手元の本を読むなど、
過ごし方によって配置は異なります。
また建具やフローリングの色、窓の種類やサイズ感
ウインドウトリートメントのデザインなど部屋全体を通してソファを選ぶことで
より“考えられたソファスタイル”をお楽しみいただけます。
何となく決めてしまっていたという人も、ぜひソファ選びをきっかけに
模様替えを楽しんでみてください。
ぜひこの機会に【ソファ専門店】
トレス ザ ソファテーラーにお越しください。
TRES THE SOFA TAILOR kyoto
京都府京都市中京区中白山町268-1
プラウド京都麩屋町御池1F
TEL 075-231-3511
営業時間 11:00~19:00
定休日:水曜日