ソファの美しさを引き出すファブリック【CUR】シリーズ
- 金沢店
- グレー系
先月、起毛生地のBNK(バンクシー)シリーズをご紹介いたしました。
その中でも、BNKと一緒にコーディネートされることの多い
CUR(カーヴ)シリーズのファブリックに注目しました。
出荷量ではNO.1の、グレーカラーが中心の人気生地です。
ふわふわとした起毛ではなく、なめらかな起毛と光沢感を感じる上品なファブリック。
クラッシュベロアのムラ感は、他のベロア生地にはない特徴です。
起毛しているので猫を飼われている場合でもひっかきの跡が目立ちにくく、
美しさだけでなく機能性も同時に備えたオールマイティなファブリックでもあります。
感覚的なことですが、おおよそソファの機種によって向き不向きの観点から
選ばれやすいファブリックは異なります。
しかし、CURはどのソファに選んでも美しさを最大限に引き出す魅力が
あるのではないかと感じましたので、機種ごとに紹介したいと思います。
●sofa【GRVA】
TRESで一番人気のGRVA。
DG(ダークグレー)の濃い色合いですが、光があたるところは光沢感がでるので
重たくなりすぎないフォーマルなソファを演出します。
Sクッションのブラックが映え、壁のホワイトとのコントラストが美しいです。
対称的にSクッションを張り分けず、ワントーンで張った際には
ソファをよりラグジュアリーに演出します。
特にIV(アイボリー)はマシュマロのようなやわらかな雰囲気が感じられます。
●sofa【TB】
ダイナミックなサイズ感でもすっきりとしたフォルムのソファです。
Sofa【TB】に選ばれやすいのは織のしっかりとしたタイトなファブリックですが、
CURを張る事で、やわらかな立体感が感じられます。
真鍮脚とも相性がよく、グラマラスな印象のソファを演出しています。
●sofa【TRES-A】
直線的なGRVAやTBとは違い、丸くもっちりと見えるアームや座面が
特徴的なソファ。
CURを選ばれるお客様が多いのですが、選びたくなるほどマッチしていますね。
脚が内側についているのでソファが浮いているように見えます。
厚みがあるクッションでも、まるで雲のような軽やかさを演出してくれるようです。
●sofa【EF】
アームのなだらかなカーブが特徴のソファ。
コンパクトなソファの一つですが、CURを張ることで重厚感が感じられます。
フェザーのふっくらとしたクッションも強調され、シックなお部屋の中でも
おだやかなくつろぎを感じられそうな雰囲気です。
●sofa【CONVEX】
張りぐるみだけでなく、木フレームのソファにもマッチしています。
ぱっと見たときのなめらかさを感じるファブリックの起毛感と、木フレームの凹凸のない
平面とのコントラストが美しいです。木目の模様がクラッシュベロアのムラ感
と調和しているようにも感じます。
このようにどんなソファに選んでも、そのソファの魅力をしっかりと
引き出すファブリックだと感じられるのではないでしょうか。
起毛していますが、伸縮性の高いファブリックなのでそのストレッチ感が
どんなソファにもぴったりとはまるのかもしれません。
ソファカバーとしてだけでなく、sofa【GRVA】のSクッションやピロークッションの
カバーにも選ばれ、アクセントとしても人気の高いファブリックです。
もしファブリック選びに悩んだときには、CURシリーズを候補にしてみてはいかがでしょうか。