スタイリングレシピ vol.55 ブラックウォルナットの魅力
- 京都店
もうすぐ12月。
冬の気配を感じる頃になりました。
今年の秋は散策に出かけ
紅葉を眺めながらどんぐりに銀杏、胡桃ひろいなど
楽しまれたのではないでしょうか。
さて、今回ご紹介するのは「ブラックウォルナット」。
TRESでもソファのフレームとして使用している樹種になります。
多くのお客様に愛され人気が高く、
今も昔も変わらず人々の心を魅了する木材です。
ブラックウォルナットの特徴
ウォールナットはいわゆる「クルミの木」です。
全世界で200種以上、
なかでも代表格と言えるのが北米産のブラックウォールナットです。
「ブラック」と名がついているのは材が黒褐色系であることに加え、
樹皮も濃い色をしているからとも言われています。
■原産地
アメリカでしか見られない材でアメリカ中央部のみに生育。
■材質
材質は強度が強く、重硬で粘りがあり、衝撃などにも強い性質。
そのため家具にフローリング材として、
またハープやピアノなど楽器にも幅広く使用されています。
■色味
色味は落ち着きのある茶色、黒紫、
赤味のある紫色まで複雑に色素が絡み合っています。
墨を流したような独特な木目は美しいグラデーションとなり、
奥行のある造形美を作り出します。
■経年変化
「経年変化」は、時間が経つうちに製品の質や性能が変化することをいいます。
ウォルナットは着色をしなくても濃いこげ茶色です。
光があたることで徐々に紫味、黒味が抜けてまろやかな色味、
明るい茶色に変わっていきます。
変化の理由としては木の中にあるタンニンという成分が紫外線を吸収し、
分解する過程で色の変化から。
この経年変化も長く使っていく上での楽しみの一つですが、
一部だけが日光に当たっているとその部分だけ
どんどん色が明るくなってしまいますので、置く場所には注意が必要です。
▼仕上げてすぐの色合い
▼時間を経た後の色合い
プリントされているものや着色しているものは
色合いの変化はありません。
経年変化ではなく「劣化」と言われる傷みが
目立つようになります。
それとは逆に無垢材は無着色で中の素材も木そのもの。
ついてしまった傷も補修することができ
また傷が増えていく様も味わいとして
風合いをお楽しみいただけます。
【ウォルナット材特徴】
POINT.1 とても硬い
ウォルナット材は彫刻刀で削れない程とにかく硬い。
その分しっかりと固定されるので丈夫で壊れにくい家具になります。
POINT.2 濃いこげ茶
木は茶色のイメージがありますが
ウォルナット材の木の切り口の「心材」と言う中心部分の色は、
とても濃いこげ茶色をしています。
ブラックウォルナット材のソファフレーム 「AUTHENTICITY」
TRESがご案内するブラックウォルナットのソファ「AUTHENTICITY」。
無垢素材そのままのデザインややさしさ、
極端に丸いデザインをあえて避けて
スタイリッシュなフォルムで仕上げられています。
樹種はブラックウォルナットをはじめ、
ブラックチェリー、ホワイトオークのアメリカ広葉樹をぜいたくに使用。
特に落ち着いた色味のブラックウォルナットは
どんな空間にもよく似合うため、高い人気を得ています。
グラデーションを帯びた複雑な美しい木目、
濃茶や黒のような濃い色合いの内装では高級感を演出。
逆に明るい内装では「白・黒」のような
メリハリを与えてくれることでモダンな雰囲気が出来上がります。
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ブラックウォルナットでトータルコーディネート
テレビボードやダイニングセットを
同じ素材に合わせることで統一感が生まれます。
金属などの無機質なマテリアルではなく
木のぬくもりを感じられる空間になります。
天然素材の中でも特に木材は
直接触れることが多い素材です。
元々生きていた素材のため、人との相性も良く親和性の高い素材。
一緒に歳を重ねていくことを愉しむことができる。
これが、経年美を持つ素材の最大の魅力ですね。
触れるだけで優しい気持ちになり、
ウォールナット材の家具を取り入れることで、
ぐっとお部屋のランクがアップする雰囲気を作ることが出来ます。
癒しと寛ぎを
トレス ザ ソファテーラーでぜひご体感ください。
TRES THE SOFA TAILOR kyoto
京都府京都市中京区中白山町268-1
プラウド京都麩屋町御池1F
TEL 075-231-3511
営業時間 11:00~19:00
定休日:水曜日