スタイリングレシピ vol.151 上質な時間を叶える、最新くつろぎスタイルの選び方
- 京都店
上質な時間を叶える、最新くつろぎスタイルの選び方
形状・座り心地・触感で選ぶ新しい暮らし
忙しい日常の中で、ふと力を抜くひとときこそが、暮らしの質を高めてくれます。
ソファはただ座るためのものではなく、心と身体をゆるやかに解きほぐす“居場所”。
近年は、ライフスタイルの多様化に合わせて、くつろぎのかたちも進化しています。
ゆったりと脚を伸ばせるカウチスタイルや、
空間に合わせて自由にレイアウトできるモジュールタイプなど、
暮らしに寄り添う新しい選択肢が広がっています。
さらに、単なる休息を超え、パーソナライズされた快適性や健康への配慮、
そしてテクノロジーの融合など新たな価値観にも注目。
今回は、そうした最新のくつろぎスタイルを、形状・座り心地・触感の視点からご紹介。
ゆったりと身を預けられる形状は過ごし方そのものを変え、
長く座っても疲れにくいすわり心地は、何気ない時間を心地よく支えてくれます。
さらに、思わず触れたくなるやさしい質感は、日々のくつろぎに静かな満足感を添えてくれます。
形状・座り心地・触感――そのひとつひとつを丁寧に選ぶことで、
日常はより深く、穏やかな時間へ。
自分に寄り添う一台とともに、上質なくつろぎのある暮らしをお楽しみください。
深く沈み込む「ラウンジ型・快適重視」
ゆったりとした深めのシートや、空間を広く見せる低めの構造のソファ。身体をゆだねるように腰を下ろし、読書をしたり、うたた寝をしたり。そんな過ごし方に寄り添う、包み込まれるようなすわり心地。慌ただしい日常の中で、ふっと気持ちを緩めます。ソファは単なる“すわるため”ではなく、暮らしのリズムを整える場所へと、その役割を少しずつ広げています。一日の終わりに深く腰掛け、静かに呼吸を整える。そんな時間を受け止めてくれる存在として、ソファは今、“心をリセットする椅子”のような意味を持ち始めているのかもしれません。
【ラウンジ型ソファ選びのチェックポイント】
POINT.座面の奥行き(シート深さ)を重視する
・通常のソファよりも座面が奥行き約60〜70cm以上を目安に、足を伸ばして座ったり、寝そべるなど自由な体勢で過ごすだけの余裕を感じられるサイズ感。
・体を包み込むような座り心地が特徴。
POINT.クッションの中身と硬さを感じる
快適さはクッションの設計で大きく変わります。
高密度ウレタン+ウェビングテープ
高密度ウレタンとウェビングテープが生み出す座り心地は、ただ「しっかりしている」だけではありません。腰を下ろした瞬間、まず感じるのは適度な弾力。体をやさしく受け止めながら、沈み込みすぎず、自然な姿勢へと導いてくれます。ウェビングテープが下からしなやかに支え、その上に重なる高密度ウレタンが体圧を均等に分散。まるで包み込まれるような安心感と、長時間座っても疲れにくい安定感が共存しています。
フェザー+高密度ウレタン+ウェビングテープ
フェザー・高密度ウレタン・ウェビングテープを組み合わせた座り心地は、やわらかさと安定感が美しく調和した上質な感触です。腰を下ろした瞬間、まずフェザーのふんわりとした軽やかさが体をやさしく包み込みます。空気を含んだような柔らかさが、日常の緊張をふっとほどいてくれるような感覚です。その奥では、高密度ウレタンがしっかりと体を受け止め、沈み込みすぎない安心感を支え、さらに下層のウェビングテープが、しなやかな反発で全体をバランスよく支え、長時間座っても疲れにくい安定した座り心地を実現します。
POINT.背もたれ・アームのサポート
・背もたれの高さ:上半身まで支えられ、読書や仮眠に最適
・肘(アーム)が太め:横になったときに枕代わりにも使える
これらは、リラックス時間をより自由にしてくれるポイントです。
空間に“やわらかな息づかい”をもたらす曲線
曲線のソファは、直線的な家具と比べて視覚的に空間がやさしく、穏やかに感じられるようになります。カーブが部屋の流れをやわらかく受け止め、リラックスした空間の空気を作るからです。これにより“居心地のよいリビング”が自然につくられます。
POINT.人や空間を包み込むような安心感
曲線デザインは、視覚的に“抱きしめられるような安心感”が特徴。丸みのある背もたれやアームは、直線にはない温かみを生み、心身ともにリラックスしたくつろぎ時間を演出します。
POINT.部屋全体の流れを美しく演出
曲線は空間の“導線”を描く役割も果たします。例えば、リビングとダイニングを分ける際に曲線ソファを置くだけで、自然でやさしい仕切り役に。一体感を損なわずに空間を穏やかにつなぎます。
POINT.曲線ソファの選び方
・フォルムの“柔らかさ”を感じるデザイン
丸みのある背・アーム・シートラインが特徴のソファは、見るだけで落ち着きを感じさせます。特にアーチ状や波形のラインは、視覚的な包容力が高く人気です。
・素材と色で“暖かみ”を演出
触り心地のよいベルベットやブークレ、ニュートラルなアースカラーなどを組み合わせると、曲線のデザインと相まってやわらかさのある空間が完成します。
・置き場所は“浮かせる”とバランス良
曲線ソファは壁にぴったり付けるより、リビング中央ややや浮かせて配置すると、フォルムの美しさが際立ち、部屋の動線も取りやすくなります。
ソファだけでなく、ダイニングチェアや観葉植物にも“曲線のライン”を取り入れることで、空間全体にやわらかな統一感が生まれます。直線的な家具だけで構成された空間は、どこか緊張感や硬さを感じやすいもの。そこに、ソファのアームや背のカーブ、背もたれのしなやかなライン、さらにウンベラータなど大きく広がる葉の曲線が重なることで、視線が自然と流れ、心地よいリズムが生まれます。それぞれが主張しすぎるのではなく、さりげなく呼応し合うことで、空間は一気にやさしく、居心地の良いものに。まるで空間全体が呼吸しているかのような、穏やかな一体感。曲線を“点”ではなく“ライン”として散りばめることで、インテリアは単なる配置から、調和のある風景へと昇華していきます。
テクスチャーと素材で感じる心地よさ
ただ色や形を選ぶだけではなく、手に触れた瞬間に伝わる柔らかさや温もり、素材そのものが持つ表情に、心がほっとほどける、そんな感覚を大切にする選び方が、今のソファ選びのなかでキーワード。座るたびに小さな安らぎを感じ、暮らしのひとときがより豊かになります。
ブークレ(Bouclé)
ループ状の糸で編まれた独特の表面感が特徴。ソファに立体感と優しい印象を加えます。
・表面に立体感と柔らかさがあり、触るだけで心地よさを感じやすい
・視覚的にも豊かな表情を生み、くつろぎ空間を演出

KRIBシリーズ:WH(ホワイト)・AS(アッシュ)[G type]
ベルベット(Velvet)
ソファの張地にベルベット生地を選ぶことには、見た目の美しさと触感の心地よさの両面で大きな魅力。細かい起毛によって作られる生地で、手で触れたときのなめらかで柔らかな触感が特徴です。ソファに座ったときに肌に触れる感覚が非常に優しく、リラックスした時間をより豊かなものにしてくれます。またクッションなど他の素材(リネン、コットン)と組み合わせると、素材感のコントラストが楽しめます。
・しっとりとした肌触りで座るたびに温かさを感じられる。
・深い色合いとも相性が良く、空間全体に落ち着いた印象を残します。

LRIシリーズ:BK(ブラック)・ID(インディゴ)・IV(アイボリー)・PU(パープル)・RO(レッド)[G type]
シェニール(Chenille)
シェニール(Chenille)は、やわらかく起毛した糸のこと。独特の製法で生まれるシェニール糸は、短い繊維がふんわりと絡み合い、ベルベットのようになめらかな手触りと豊かな質感を生み出します。さらに光の当たり方や触れる方向によって繊細に表情が変わり、ソファに奥行きのある陰影と温もりを与えます。ふっくらとした柔らかな肌触りは、身体をゆったりと受け止め、くつろぎの時間をより豊かなものに。上質な素材感と穏やかな存在感をあわせ持つシェニール糸。空間に落ち着いた品格をもたらし、長く愛着を持って使い続けたくなる心地よさです。

AGS-WH(ホワイト)[D type]
シェニール糸を使用したこのファブリックは、芯糸に繊維を絡める独自構造により、立体感のある表情と優れた触感を実現しています。光の当たり方によって陰影が変化し、単色でありながらも豊かなニュアンスを感じさせるのが特徴です。
適度な厚みと柔らかさを兼ね備え、座り心地だけでなく視覚的な心地よさも高めます。

リネン混やナチュラル織り
リネンを織り交ぜたナチュラルな織り生地は、自然素材ならではの静かな美しさを湛えたファブリック。糸のわずかなゆらぎや織りの表情が、整いすぎない自然な陰影を生み、空間に穏やかな奥行きをもたらします。手に触れたときに感じるのは、リネン特有のさらりとした清涼感と、やわらかな空気を含んだような軽やかな質感。過度な装飾に頼らないその佇まいは、素材そのものの美しさを際立たせ、静かな品格を漂わせます。また、時を重ねるごとに繊維は少しずつ柔らかくなり、風合いはより豊かに深まっていきます。使い込むほどに暮らしになじみ、空間の一部として自然に息づいていく――それもまた、天然素材ならではの魅力です。
・肌触りが自然で季節を問わず快適
・シワや質感の表情が“暮らしている感”を生み、家全体をやさしく感じさせてくれます
素材の特性で“くつろぎの質”が変わります。

YETシリーズ:IV(アイボリー)・BK(ブラック)[E type]
クタイル(触感)重視の選び方
ソファを選ぶとき、色や形と同じように大切にしたいのが張地から感じる「触感(クタイル)」です。視覚だけでは伝わらない心地よさは、実際に触れた瞬間にふっと感じ取ることができます。指先でなぞったときのなめらかさ。手のひらに伝わる柔らかな弾力。身体を預けたときに生地がそっと寄り添うような感触。それらはすべて、日々のくつろぎの質を左右する大切な要素です。

たとえば、シェニールのようなファブリックは、ふっくらとしたやわらかさとほのかな光沢が特徴で、触れた瞬間に包み込まれるような温もりを感じさせます。一方、リネン混の織り生地は、さらりとした清涼感と自然な風合いが魅力で、季節を問わず軽やかな心地よさをもたらします。触感を大切にして選ぶということは、見た目だけではなく、身体が感じる心地よさに耳を澄ませることでもあります。毎日触れるものだからこそ、肌が自然と安心する質感を選ぶことで、ソファは単なる家具ではなく、暮らしの中で心をほどく場所へと変わっていきます。静かな時間にそっと手を置いたとき、思わず深く腰掛けたくなる。そんな触感との出会いこそが、長く愛着を持って使い続けられるソファ選びにつながります。
カラーは「空間に溶けるカラー」
かつて、ソファの色は空間の主役でした。重厚なブラウンやブラックのソファが、部屋の中心でどっしりと存在感を放つ——そんな時代です。ですが近年、その傾向は静かに変わりつつあります。主張する色から、空間に溶け込む色へ。アイボリーやグレージュ、淡いグレー。決して声高に自己主張するわけではありませんが、窓から差し込む光をやわらかく受け止め、床やラグの質感と呼応しながら、空間に穏やかな調和をもたらします。
これは、ソファが単なる家具としてではなく、光や素材、人の動きまでもやさしく包み込み、空間の余白として機能するようになったことを示しています。色が主張ではなく、空間全体の雰囲気を引き立てる——そんな選び方が、いまの時代の洗練です。
【選び方のポイント】
POINT.まず床や壁の色と同じトーンの色を選ぶこと。
■明るい木の床:アイボリーやベージュ、グレージュ

■落ち着いた木の床:やや深みのあるグレーやトープ

空間と色調を揃えることで、ソファは主張しすぎず、自然にその場に馴染んでいきます。
POINT.光の中でどう見えるかを想像する
光を受けたとき、淡い色のソファは影をやさしく映し出し、空間に奥行きを生みます。時間帯によって微妙に表情を変えるその色合いは、日々の暮らしに静かな豊かさをもたらしてくれます。空間に溶けるカラーは、目立つための色ではありません。光や素材、そして人の時間と調和しながら、住まい全体を心地よく整える色。その穏やかな存在があることで、リビングはより自然に、そして長く愛される空間へと育っていきます。
この記事を参考に、あなたのソファスタイルを充実してみましょう。
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