箱型ソファ 【 ローバック編 】
- 金沢店
- TB
- TRES-L
前回は、お客様のふとした言葉、
背とアームが同じ高さの【箱型ソファ】と言われたことをきっかけに、
ハイバックソファ に分類されるsofa Xとsofa LSCについて着目しました。
今回は、同じ箱型ではありますが、
抜け感のあるローバックソファの特徴をsofa TRES-Lとsofa TB で考えてみます。
sofa TRES-Lは背クッションをおろした状態でフレームの高さは585mmです。
背クッションを乗せると270mmほどがフレームから出ます。
TRES-Lはフレームの高さが低いため、
立ち上がる際にアームに手を添えるのに高さもちょうど良く、
後ろや横からでもソファに座り込め、抜け感のあるローバックソファです。
そのため、座っていても箱におさまっているような感じはしません。
フレームから背クッションがはみ出る長さが長い分、
背中を預けた時に少し不安定で心許ないようにも感じます。
TRES-Lの場合、背クッションの後ろに円筒付きサポートを付けることで
背クッションが後ろにずれず、ローバックソファでも安定した座り心地になります。
アームと同じ厚さの背もたれだからこそできる、TRES-Lならではだと改めて体感しました。
次にこちらのsofa TBは背クッションをおろした状態ですと
フレームの高さは600mmでTRES-Lより少し高めです。
背クッションを乗せるとフレームから230mmほど出ています。
TRES-Lよりもフレームの高さは高めですが、
座クッションはオールウレタンで厚みがTRES-Lよりも薄めで、
背もたれとアームがスリムなこともあり、座ったときにより広々と感じます。
そのため箱におさまっているように感じません。
フレームの内側はもたれかかるのにちょうど良い傾斜になっていることから
アームに背中を預けて足を伸ばしてくつろぐのにちょうど良いフォルムです。
TBは片方のソファをワンアームにすることで、
このようにコーナーソファとしてもお使いいただけます。
ロータイプの箱型は、本体の背とアームが同じ形状のものが多く
アーム部分にもう一台の背部分をつなげると、
コーナーやカウチなど自由な組み合わせが出来ますようデザインされています。
背としても肘としても機能し、
見た目の美しさも備える高品質なロータイプの箱型ソファは、
構造や人間工学を熟知したソファデザイナーがデザインすることでのみ
叶えられるものと言えるかもしれません。
2回に分けて箱型ソファについてご案内しました。
背とアームが同じ高さのソファでも、
ハイバックタイプは囲まれる空間となりますが、
ローバックであれば箱の中におさまったように感じず、
むしろ抜け感とフレキシブルな組み合わせが出来ることを感じることを実感しました。
今回のようにお客様の言葉をきっかけに
いくつかを比較したことで、
より違いが体感できたと思います。
これからもお客様のちょっとした言葉を大切していきたいと思います。
【ソファ専門店】トレス ザ ソファテーラーでは
常時20~30台のソファを展示しております。
お好みのソファ、座り心地を是非ご体感ください。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
TRES THE SOFA TAILOR kanazawa
石川県野々市市三納1-37-1
TEL 076-259-5702
営業時間 11:00~18:30