ソファの重さ
- 金沢店
お客様との会話の中で、「ソファを動かせばいいですよね」
といったお言葉をいただくことがあります。
「これまでのソファと同じように簡単に動かすことができる」と、お考えになる方も多く
掃除や配置替えの際、軽いソファの方が扱いやすいと感じることがあるかもしれません。
しかし、トレスのソファは少し事情が異なります。
私たちがトレスのソファについてお伝えしているのは“重い”ということ。
ソファは家具の中でも中身がみえないため、選び方が難しい家具と言われています。
ですが、いいソファの見極め方の一つとして、こんな言葉を耳にしたことはありませんか?
イタリアのことわざにもあるように
”いいソファは重い”
”重いソファは高品質”
もちろん例外もあるかもしれませんが
クオリティの高いソファは耐久性が高く、重いものが多いのが特徴です。
トレスのソファの中には、3Pサイズのもので総重量が約80kgになるモデルがあります。
この重さは、納品時に男性2~3人がかりで運ぶ必要があるほど。
重いソファは、構造やその素材によって決まります。
木材やウレタン、ファブリックといった一つ一つの素材の品質がよく、
丈夫なものであればあるほど完成品であるソファは重くなります。
1.重厚で頑丈なフレーム
トレスソファでは、フレームに重厚な北米の広葉樹を採用。
ビーチやアルダー、PCメイプルといった無垢材を贅沢に使用し、
ソファの耐久性を支える重要な土台を形成しています。
このフレームは、ソファの寿命と使い心地を大きく左右する最も重要な部分です。
さらに、トレスでは座面の下に
インテス社という世界最高峰の品質のウェービングテープを採用。
他社ソファと比べても圧倒的な本数を張り巡らせており、
フレームにしっかりと固定されています。
このウェービングテープの本数は、屈強なフレームがあってこそ実現できるものです。
重厚なフレームと綿密に張られたウェービングテープが
座面の安定感を生み出し、長く使える耐久性を実現しています。
2.ぎっしり詰まった中材
座面や背もたれのクッションを持ち上げて比べるだけでも、違いがわかります。
例えば、トレスのsofa【X】や【J】というモデルは、
フェザーだけで13kgもあります。
また、座面や背もたれのクッションにも国産の高密度ウレタンを採用。
ウレタンの密度が高いほど、重さも増し、さらに経年劣化にも強くなります。
実際に、sofa【X】や【J】の座と背クッションだけで
約4.5キロの重さがあります。
これらの中身がぎっしり詰まった構造は、ソファの重量に直結しています。
3.ファブリックの質と量
トレスのソファでは、3Pの場合で約12~13メートルもの生地が必要になります。
特にイタリア製の天然ファブリックは、糸を贅沢に使い
目が詰まった高品質な素材と丈夫な織りが特徴。
一見薄手にみえる生地でも、ソファ1台分となるとかなりの重さになります。
量と質を兼ね備えたファブリックが、ソファ全体の耐久性と上質感を支えています。
このように、重いソファは内部にしっかりとした素材が詰まっている証拠です。
一方で、軽いソファは耐久性や快適さに欠けることがあり、劣化が目立ちやすいです。
トレスのソファは、重さが示す通り
素材一つ一つにこだわり、耐久性と座り心地を兼ね備えています。
前半でお伝えしたように、ソファは家具の中でも
内部が見えないため選び方が難しいとされていますが
重さというシンプルな基準を一つの目安にすることで、
いいソファを見つけるヒントになります。
・フレームを持ち上げた時に、たわみがないか?
・座面や背もたれのクッションを持ち上げたときに、しっかりとした重量感があるか?
お店でソファを選ぶ際は、ぜひその重さに注目してみてください。
店内では常時20~30台のソファを展示しております。
是非ご覧になり、座り比べてみて下さい。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
TRES THE SOFA TAILOR kanazawa
石川県野々市市三納1-37-1
TEL 076-259-5702
営業時間 11:00~18:30