ソファにおける【大は小を兼ねる】について思うこと
- 金沢店
- GRVA
- W1801~2000
先日、ソファを選定中のご夫婦のとやり取りの中でハッと考えさせられたことがありました。
ご主人は出来る限り広いソファでくつろぎたいとおっしゃってGRVAの片肘3Pを、
奥様は生活動線を広くとりたいためGRVAの片肘2.5Pが良いとのことでした。
このようにソファを置くにあたっての優先順位がおふたりで異なっていました。
接客をする中で
ソファのサイズについてご夫婦で意見が合わないことはよくあります。
そんな時には、『大は小を兼ねる』のブログでご紹介している、
【小さいソファでできることは、大きいソファでもできますが、その逆は難しい】を
私も日頃からお客様へお伝えしています。
その日も「お子様は今はお小さいですが、
これから大きくなっていくにつれてソファが手狭に感じる時が来るかと思います。
有効座面幅が100mm×座クッション2個分の差があるので
片肘3Pにしても生活動線を1000mmは確保でき、
大人が余裕で行き来出来る幅ですので
長い目で見れば大きい方がおすすめですよ」
と、お伝えしたところ
「子どもが巣立って夫婦ふたりになることを考えたら3Pは広すぎな気がする」
その言葉に私は納得してしまいました。
私は上司に今回あったことを相談しました。
するとお客様の言葉よりもより納得した返事をもらったのです。
「確かに子供が巣立てば夫婦二人のソファになるけど、
仲のいい夫婦でもみんながみんなソファで肩寄せ合って座るとは限らなくない?
お互いの心地良いスペースを保って座る方もいるだろうし、
片アームに寄りかかって足を伸ばすにも広い方が良いですよね。
そのスペースはその時にならないと分からない、
だから『大は小を兼ねる』と案内したことは間違ってないと思いますよ。」
入社したての頃から「大は小を兼ねる」と学んできましたが、
その言葉の意味には目に見えるスペースの他に、
目視では測れないパーソナルスペースも含まれているのだと改めて感じました。
正解不正解と言った話ではありません。
お客様の置かれている環境やお部屋の状況によってはこの限りではありませんが
スタッフとしてお客様がサイズで悩まれているときには
目に見えるもの以外のバックグラウンドまで配慮してご提案できるようになろうと
ワンランク上の接客をめざしてがんばります。
【ソファ専門店】トレス ザ ソファテーラーでは
常時20~30台のソファを展示しております。
お好みのソファ、座り心地を是非ご体感ください。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
TRES THE SOFA TAILOR kanazawa
石川県野々市市三納1-37-1
TEL 076-259-5702
営業時間 11:00~18:30