Best Position of My Large Ottoman
- オットマン
TRESソファを製作している工場スタッフです。
とある事情があって、リビングに1300mm x 800mmの大型オットマンを
設置することになりまして、はや数か月。
オットマンは小型で十分という考えを持っていたので、正直厄介だなと思っていましたし、
一時は窓際に追いやって肩身の狭い思いをさせたような気がします。
しかし、せっかくあるのだからなんとか有効に使えないかと考えて、大型オットマンの上手な
使い方が発見できるいい機会かもしれないとポジティブに試行錯誤を繰り返した結果、
便利だと思えるようになり常時使うようになりました。
ノウハウと言えるかはわかりませんが、オットマンを購入検討される方の一助になるかも
しれませんので報告させてください。目次は以下の通り。
1 いろんなポジションに置いてみよう
2 ソファにくっつけて使うは固定概念(脚の上げ下ろしが容易は重要)
3 ソファへのアクセスがしやすい位置がベストポジション
4 直角が正解とは限らない
5 大きいからソファに添わせればベッド
6 大型オットマンは脚より台輪
1 いろんなポジションに置いてみよう
まずAのポジションに、次にBやCに置いてみる。
Aは中央に座るとすると両脚を上げっぱなしになるのでよくない。
左や右に座る時には悪くない感じ、しかし中央に座ることが多いので却下。
BやCは中央にすわると脚の上げ下げが容易で悪くないし、
オットマンのある前方斜めに脚を伸ばして寝転がれるので、優、良、可の3段階の可。
2 ソファにくっつけて使うは固定概念(脚の上げ下ろしが容易は重要)
A、B、Cのポジションでソファとオットマンの間を25cm明けたポジションをA’ 、B‘、C’とする。
これはソファへのアクセスが容易で、また脚の上げ下ろしがしやすく、優、良、可の3段階の良。
ただし、上記の最後のベッドのように脚を伸ばして寝転がる快適さは若干劣るかもしれない。
3 ソファへのアクセスがしやすい位置がベストポジション
オットマンをソファに添わせるように配置したケースを説明しましたが、
今度はオットマンの長手方向がソファと直角になるように設置した場合Dです。
Dはソファ座面へのアクセスもしやすく、脚の上げ下げも快適で脚を伸ばして
ベッドのように寝ても全長はまだまだ余裕があります。
4 直角が正解とは限らない
直角配置がDで少し中央からずらして斜めのように見えるのがEです。
これは直角のDよりさらによくて、ソファ座面へのアクセスもしやすく、
脚の上げ下げも快適で現在のベストポジションです。
5 大きいからソファに添わせればベッド
1300mm x 800mmの大型オットマンですので、ソファに添わせるように置くと
奥行方向で800mmの長さを座面にプラスすることになります。
私は180 cmの長身ですが脚がオットマンの向こう側まで届くことはありません。
しかも幅が1300mmありますので完全なベッドになります。
6 大型オットマンは脚より台輪
厚い無垢材フレームと高密度ウレタンとマザーグースの羽毛10kgの塊である
大型オットマンは動かすのが大変。たぶん30キロ以上のあると思います。
自宅に設置してあるのは台輪仕様なのでソリのようにギャベの上を滑らせているので
意外と簡単に動かせます。
結論は自宅では半年以上の試行錯誤を重ねて大型オットマンがなくてはならない存在となりました。
通常のリビングでは小さいオットマンが有用ではないかなと今でも考えていますが、
大型オットマンもライフスタイルによっては必要となる可能性を感じました。
特に私のような高齢者に近い存在はどうしても床に降りて寝転がりたい感覚になりますが、
大型オットマンにより床を上に揚げられるのかもしれません。
大きな面積の座面で床のように過ごし、時々脚を下ろせたり、
立ち上がりが楽だったりのメリットをプラスして。
年齢やリビングを利用する家族構成によってその時必要なオットマンを提案
できるように研究をしていきたいと思います。
今回とは対照的な一つのご提案が最近上市した廉価で軽量のキュービックオットマンです。
ブログで紹介しておりますので機会がありましたらご覧ください。
オットマン【TRES-CUBEオットマン】がリニューアルしました。