最前線にいるソファデザイナーの意味 ②
- 金沢店
TRESソファを製作している工場スタッフです。
前回の「最前線にいるソファデザイナーの意味」が好評だったので
追い記事を書くことになりました。
今回はTRESのもう一つの特徴をお伝えしたいのです。
ソファデザイナーの道畑が店頭に立って接客をしていることにより、
お客様の大事なニーズをとらえて生活に合ったソファをお届けしていることをお伝えしましたが、
実はそのほとんどの納品に立ち会っていることはご存じでしょうか。
北海道まで遠いと立ち合いは不可能ですが、
京都店なら名古屋近辺、青山店なら長野や名古屋、
仙台程度なら実際に売った販売員がなるべく立ち会うようにしています。
選んだソファのサイズ、生地、脚そして提案したレイアウトが
ベストか確認する努力をしています。一番立ち合い件数が多いのが道畑です。
販売台数が多いので当然かもしれませんが。
道畑が納品に現れると、多くのお客様は驚かれます。
デザイナーが店舗にいるのに驚いて、今度は納品にも立ち会ってご説明をする訳ですから。
先日のGRVAカウチセット+オーダーの背面ラックはもちろん立ち会って
ソファとラックとの収まりも本人が検証して撮影しています。
デザインの知識があってソファ以外の製品知識に精通していても
現場に行かずして提案結果がわかるのでしょうか?
お客様からの写真だけで空間や雰囲気を捉えるのは不可能だと思います。
ソファを実際に納品したお部屋を拝見することは
プロでもある意味一番重要なことかもしれません。
納品事例を充実させるために営業マンには一眼レフを持たせて、
撮影技術を指導してブログにアップしています。
今月は20件を超えるかもしれません。
でも、本当の目的は
自分の提案結果を検証して今後の提案のスキルアップに活かすことです。
これをすると、まだTRESでのキャリアが短くても提案力がついてきて
自信をもって接客ができているように見えます。
一般的なインテリア関係の営業マンは、
家具の販売に際してお客様のためにサイズや色を選定して納品をします。
その結果を見ている熱心な方はどれだけいるのでしょうか?
現場100回というと刑事ドラマのように聞こえるかもしれませんが、
プロデザイナーの道畑もいまだに現場を見ることによって
スキルやデザインの感性を磨いているのですから、
顧客満足によってブランドを確立しようとしているTRESも
やっぱり提案者である販売員の(いろんな)現場100回だと思います。
このマインドを忘れず最適なご提案ができるよう努力してまいります。