究極のダイニングソファ
- 金沢店
TRESソファを製作している工場スタッフです。
テーブルとソファの高さ関係や位置関係のブログがありました。
そのブログは20年前の創業時に同じ課題で
ソファ屋が作るチェアを開発していたことを思い出させてくれました。
紹介したことがあるかは定かでありませんが、
ソファのようなチェアを作って大変よく売れていたことがあったのです。
20年以上前の創業当時はダイニングで過ごす時間が長くて、
子供さんが宿題をしたり、母親が家計簿をつけたり、お菓子をつくったりして
食事が終わっても家族のコミュニケーションの場として重宝されていました。
今ほどスマホやネットで個人の時間を長く使う時代でもなかったのかもしれません。
リビングで過ごすというよりはダイニングで長時間過ごしたい風潮もあったと記憶しています。
そうなると、ダイニングチェアはお尻の部分に少しでもソファのような
クッション機能があるものは少ないのでないでしょうか。
布張りや革張りのものですと木部とのあたりを弱めるような
薄いウレタンを張ってあるものはたくさんあると思います。
TRESのソファは座面の羽毛や高密度ウレタンを
底部のウエービングで受けているのが基本構造ですが、
TRESのダイニングチェアは高密度ウレタンを
ダイメトロール(ウエービングの位置に伸縮性のあるDupont社製の高性能シート)で
受けているのでフカフカとはいきませんが
長時間座っていても快適に過ごせるような構造になっています。
もちろん、ソファ同様フルカバーリングですので食事の際の食べこぼしで汚れても外して洗えるので安心です。
ダイニングソファはいろいろな姿勢がとれるメリットもありますが、
ソファメーカーの快適性を追求したチェアもダイニングでの疑似ソファとして
ひとつの方向からのアプローチであると認識していただけたら幸いです。
最近は直営店でソファばかり売っているので
快適性を追求したソファ屋のチェアのPRする機会もなくなり、
そうなると販売もいつの間にか減ってしまい。
今回ダイニングソファの記事を読んで当時の開発の意気込みを懐かしさとともに思い出しました。
お試しいただけるように、
直営店にも1台でもいいから置いてPRできるように努めたいと思いました。