ソファについて

SOFA

腰痛の方におすすめなソファ

  • 金沢店

TRESソファを製作している工場スタッフです。

 

今回は、比較的多くの声をいただく「腰痛」に対しての

ソファの選び方を、過去の関連記事をよりわかりやすくした形で

お届けいたします。

是非参考にしてみてください。

 

 

腰痛が悪化する方が多い時節になってきました。

 

梅雨時期になると気圧の変化や湿度が高くなることで、

持病の腰痛が現れてくる方も多いのではないでしょうか。

腰痛持ちの方にとっては、寝ても座っても何をするのも辛い時期といえます。

 

毎年梅雨はやってくるので、一度真剣にソファについて考えてみませんか。

トレスには、そんなお悩みの方にもお勧めのソファや仕様があります。

改めて確認してみましょう。

 

 

目次

1. 腰痛にはどんなソファがおススメ?

2. 背クッションから見る腰痛へのアプローチ

3. 具体例 おススメ ソファ ① CONVEX sofa

4. 具体例 おススメ ソファ ② TB sofa

 

 

 

1. 腰痛にはどんなソファがおススメ?

〇 おススメのポイントと注意すべきポイント

 

◇腰痛におすすめのソファの特徴

・立ち上がりやすい高さのソファ

・適度な弾力のある硬さのソファ

・体型や体格にあった奥行きや幅のソファ

・体圧分散されるソファ

・腰に隙間の無いソファ

・肘があるソファ

 

◇注意した方がいいソファの特徴

・ロータイプや床付けのソファ

・柔らかすぎる座面や背クッションのソファ

・体型や体格に合っていないソファ

・肘がないソファ

 

 

ロータイプで柔らかなソファはインテリアとしては一見してオシャレなイメージがあり、

実際のところ求められる方も多いです。

ただお悩みを持つ方には、見た目と実用性を考えながら自分に合ったソファを

探すことが大事だと言えます。

一つずつ確認していきましょう。

 

 

 

【座面の高さと奥行き】

ロータイプのソファの場合、立ち上がりが困難なため

ある程度立ち上がりやすい座面の高さが必要となります。

色んなソファに実際に座り、自分に合った奥行きや高さを探りましょう。

もう少し座面の高さが欲しいとなれば、

トレスでは脚を変更して座面までの高さを変えることも可能です。

 

 

※ソファによっては、替えられる脚と替えられない脚があるので、

スタッフに相談してみて下さいね。

 

 

【座面の硬さのバランス】

ソファに深く沈み込み過ぎると、腰や膝に負担がかかり

立ち上がりにくくなります。

そのため座面の硬さはとても重要です。

柔らかすぎるものは避けた方がいいでしょう。

 

猫背のように姿勢が崩れてしまうと、腰に負荷がかかってしまうからです。

また硬すぎても座るのが苦痛になるため、

適度に弾力のある硬さの座面を選ぶことをお勧めします。

 

 

トレスではウレタンのみの座面や羽毛入りの座面があり、

例えば羽毛入りからウレタン座へと変更したり、

逆にウレタン座から羽毛入りへと変更も可能です。

 

同じウレタン座や羽毛入りの座面でも硬さの調整も出来るので安心です。

硬さのお好みは個々で異なるため、少なくとも20~30分は座って確かめてみましょう。

 

 

【体圧分散されるソファ】

トレスのソファには、土台にイタリア製ウェービングテープが張られています。

細かいピッチでしっかりとハンモック状に張り巡らされています。

面で体を支えてくれるので、体圧分散され長時間座っていても

疲れにくいソファとなるのです。

 

 

こんなにウェービングテープが張られているのは驚きですね。

体格のいい方でも安心して体を預けられます。

 

 

【腰に隙間のないソファ】

背クッションで腰の隙間を埋めることで、随分と楽になります。

トレスでは腰サポートタイプの背クッションがあります。

その腰の隙間にスッポリとウレタンが収まることで、

反発の力が働き腰をサポートしてくれるのです。

 

こちらが腰サポートタイプの背クッション中身です。↓

このタイプの背クッションはとても人気なので、

定番の背クッションから「腰サポートタイプ」の背クッションに

変更することが可能です。

その他にも、ボルスター(腰部分のクッション)や

NOOKクッション(ウレタンキューブ入り)を使い

背中に挟んでも随分と楽になるので追加してみてもいいですね。

どの組み合わせで一番体が楽になるか、ぜひ店頭にてお試しください。

 

 

【肘付きのソファ】

ソファの肘があることで、手を添えてより立ち上がりやすくなるため、

ないよりはあった方がいいでしょう。

 

常に人の手が借りられるわけではないため、

「肘」は立ち上がるための心強い味方です。

 

 

このように一つずつ確認しながらソファをお選び頂けます。

座面に適度な硬さがあり、高さと奥行きのバランスさえしっかりとしていれば、

背にしっかりと持たれたり、肘を使って寄りかかったり立ち上がりやすくなります。

 

もちろん適度な運動は必要なので、ソファで腰痛が治るわけではありません。

しかし、ベッドで横になるのも辛くて座っていたい時、ソファが役に立ちます。

 

店頭で座面の高さを確認しながら脚を変更してみたり、

自分に合ったソファに仕上げることが出来るのもソファ専門店だからこそです。

 

毎年やってくるこの時期を、ほんの少しでも不安が取り除くお手伝いが

出来たらと思います。

 

 

 

 

2. 背クッションから見る腰痛へのアプローチ

ソファに深く座り込んだ際に、優しく状態を支えてくれる背クッション。

こちらも定番からカスタマイズできることをご存じでしたでしょうか。

代表的な背クッション3種類の選択から腰痛対策にアプローチしてみたいと思います。

 

 

①サンドイッチ仕様

サンドイッチと聞くと、おいしそうな名前ですね。

こちらは多くのTRESソファの背クッションの定番に採用されている仕様です。

 

中身を見ていくと、ウレタンという素材が入っており、

こちらが三層のサンドイッチ状になっていることがわかりますね。

このことが、『背クッションサンドイッチ仕様』の名前の由来です。

スッキリとした細身のウレタンと、カバーの大きさを超えるほどのたっぷりとした

羽毛バッグが特徴ですね。

 

 

 

②腰サポートサンドイッチ強化仕様

長い名前のどっしりとしたクッション。

下のほうがしっかりと厚みがあることにお気づきになりますね。

ちょっとやそっとでは倒れなさそうな重厚感があります。

 

たっぷりとしたボリュームの中身、特にウレタンのつくりをご覧ください。

下部に重心があり、上部に比べてふっくら厚みが出ていますね。

この形状が、寄りかかったときに腰の隙間を埋めるような構造になっています。

定番ではsofa 【CONVEX】の背クッションが、こちらの形状を採用しています。

 

 

 

③オールウレタン

サンドイッチのようにすっきりとした見た目ですが、サンドイッチ以上に

フラットでスタイリッシュです。

 

オールウレタンというだけあって、中に羽毛が入っていません。

かわりにふわふわのウレタンが、羽毛を再現するように成形されて、中に入っています。

現在のところ、このクッションが定番に使われているソファはありませんが、

ご希望によってお選びいただくことが可能です。

 

 

 

【ウレタン比較】

3種類の芯となるウレタンの比較です。

 

 

①サンドイッチ仕様がお勧めの方

・ソファの上ではごろごろしたい、背クッションにも枕のような柔軟性を求めたいという方

 

②腰サポートサンドイッチ強化仕様がお勧めの方

・ソファの上でもしっかり体を起こして座りたい

・腰痛が心配なので、骨盤を起こしていたいという方

 

③オールウレタンがお勧めの方

・羽毛アレルギーで、できるだけ羽毛を使用したくない

・クッションはできるかぎりスマートでいてほしい、型崩れもしてほしくないという方

 

 

以上のように腰痛対策に対しては②の腰サポートサンドイッチ強化仕様が

お勧めだと考えています。

腰痛に関するご希望やご相談がありましたらTRESのスタッフまでご依頼ください。

 

 

それではこれから腰痛対策で採用されることの多い2機種について

具体的にみていきたいと思います。

 

 

 

3. 具体例 おススメ ソファ ① CONVEX sofa

 

sofa【CONVEX】3P

size:W1800/D845/H790/SH400

cover fabric:VRD-GR(グレー )[Atype]

樹種:ウォルナット

 

座面の奥行きが790で程よく腰掛けられることができ、背クッションは

腰サポートサンドイッチ強化の ウレタンクッションが入ることによって

腰痛の方などは無理なく座ることができます。

 

何回も座り直しをして体制を整える必要がありません。

背クッションが腰のカーブに沿うように非常に気持ち良い当たりです。

 

木のフレームは日本ではあまり出回ってない希少価値の高い無垢材を使用

しており、流れるような木目は非常に美しく凛としたものを感じさせます。

お色はブラックウォルナット・ブラックチェリー・ミズナラ・ホワイトオーク

の4色からお選び頂けます。

 

 

 

 

 

4. 具体例 おススメ ソファ ② TB sofa

 

本物件のユーザー様は腰痛があり、ソファの座り心地についてとても敏感で、

座った瞬間にこのソファは腰に良い、悪いと感じられるようです。

 

 

こちらのソファは、【TRES-TB】をお客様仕様に別注させていただいたソファです。

別注させていただいたのは、座・背クッション、アームと座面の高さです。

背クッションは腰サポートサンドウィッチ強化をお選びいただきました。

 

 

クッションカバーがかかっていると分かりませんが、クッションカバーを

開けると中にフェザーバッグが入っており、そのフェザーバッグの中に

腰サポートサンドウィッチ強化のウレタンが入っています。

 

 

こちらがフェザーバッグから取り出した腰サポートサンドウィッチ強化の

ウレタンを横から見た姿です。

積層されたウレタン下部が前側に張り出しており、座った時に腰に

隙間ができず、腰の位置がズレることなくしっかりとホールドしてくれます。

 

 

また、座クッションは、標準仕様が高品質ウレタンのみの

しっかりとした座り心地が特長の座クッションですが、

さらに硬めの座り心地のウレタンとさせていだくことにより

腰が沈み込まない仕様になっています。

 

 

アームの高さとデザイン、また座面の高さをお客様にとって

最適な高さと形に変更させていただきました。

 

今回ご紹介させていただいたソファは、座・背クッション、

アーム等を変更させていただいていますが、

座クッションのみ、背クッションのみ等のご注文もたくさん頂戴しております。

 

 

腰痛でお困りの方がいっらしゃいましたら、

お気軽にトレススタッフへお声がけください。

お客様に最適なソファのご提案をさせていただきます。

 

 

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