惹かれる後ろ姿
- 金沢店
金沢店の展示品のメンテナンス中、座り心地確認のためにsofa【HOM】に座ると、
目の前に展示してあるGRVAやTRES-Aに目を奪われました。
後ろ姿がとても美しいと感じたからです。
ソファのイメージ写真や納品写真は正面近くから撮ることが多く
正面からの印象は共有している場合が多いので、
今日は、後ろ姿について入社間もない私の視点からご紹介したいと思います。
背面が美しいソファというと、それを意識してデザインされているウッドフレームソファの印象が強いと思います。
例えば、こちらのsofa【BⅡ】。
金沢の展示品は、登り杢のブラックウォルナットで、
前脚の木目がアームの上に向かって上り、アームと前脚の木目が連続しているのが
希少であり特徴です。
後ろ姿の特徴は、BⅡならではの背面の11本のフレームが
等間隔に綺麗にデザインされています。
しっかりと厚みのあるフレームですが、斜めにデザインされることで
動きがでて、重たく感じさせないようにも感じます。
この角度からみる背面が私はとても好きです。
次は細身のアームの曲線が柔らかい印象をあたえるsofa【RF】です。
同じウッドフレームでも、デザインは違います。
こちらは名前にもあるように、Rの曲線が美しいソファです。
フレームも細くスッキリと見えるデザインで、
ウッドフレームながらも圧迫感を感じません。
シャープなフレームのスクエアなデザインの後ろ姿は美しいですね。
ではウッドフレームではないカバーリングのソファを、なぜ私は美しいと感じたのでしょうか
まずは、sofa【GRVA】です。
背面のデザインに強烈な印象がなくても、惹かれるポイントがいくつかあります。
最初にお話した、HOMから座って見える角度です。
ずっと見ていても飽きない、まっすぐな直線と
アームの階段のようなデザインが素敵ではありませんか?
私はそのアームに手を添わせたくなります。
また、少し顔を見せるブルーグリーンのSクッションもGRVAならではの
後ろ姿のように感じてなりません。
ステンレスの脚はソファの角の縦のラインとまっすぐにそろうので、
より直線が協調されて素敵です。
木脚だと、脚が少し内側に入り込むので、外側に広がって見える印象があります。
同じように、HOMから見えるsofa【TRES-A】もご紹介します。
厚みのあるアームは低いので、ソファの上のクッションが頭を出して
全体的に可愛らしい印象です。直角ではない、丸みのラインはTRES-Aの特徴です。
クッションはオプションなので、選んで頂く数の分、その後ろ姿があります。
二つ並んだクッションだと、どこか可愛らしさがあります。
微笑ましさも感じられ、思わず口元がほころんでしまうような、そんな後ろ姿ですね。
また、外から見えるsofa【LR】は
店内からだとスッキリと後ろ姿を見ることができます。
きゅっと丸いカーブを描くラインが特徴でこちらも美しい後ろ姿を見ることができます。
今にもトコトコと歩き出しそうな、そんな雰囲気を感じて、
ついつい、眺めてしまいます。
他にも、展示では壁面を背にしているsofa【JD】の後ろ姿も、素敵です。
アームは無駄のない、まっすぐな直線で繋がり、
縦のゆったりとした曲線はLRとは違った表情を見せてくれます。
後ろ姿からでも、JDのもつ上品さが感じられるようです。
私の主観が多いご紹介となりましたが、
いかがでしたでしょうか。
背面のデザインに印象的な特徴なくても、ソファ専門のデザイナーはしっかりと後姿を意識してデザインをしているのです。本当は意外と壁につけてしまうのはもったいないことなのです。
TRESのソファはそういうソファです。
正面からだけでなく、その後ろ姿にも注目して
ソファと過ごしてみるのも良いかもしれませんね。
当店では、様々なソファをご体感頂けます。
是非お気軽に、ソファ専門店トレスザソファテーラーでご体感下さい。
TRES THE SOFA TAILOR kanazawa
石川県野々市市三納1-37-1
TEL 076-259-5702
営業時間 11:00~18:30
定休日:水曜日