記憶 | ソファ専門店 TRES THE SOFA TAILOR/トレス ザ・ソファテーラー|東京青山・金沢・京都ショールームでソファ専門店が贈る本物の国産ソファをご覧ください 記憶 – ソファ専門店 TRES THE SOFA TAILOR/トレス ザ・ソファテーラー|東京青山・金沢・京都ショールームでソファ専門店が贈る本物の国産ソファをご覧ください
Story

01

記憶

掘立小屋のような工場を借りてソファづくりを始めた頃。融資をお願いした信用金庫の支店長に、「1軒でいいから販売先として東京の有名店を見つけて来い」と条件を出され、お盆時期に東京まで徹夜で車を走らせました。

その時最初に訪ねたのが、センスのよいオリジナル家具で注目を集めていた目黒のカーフさんでした。開店時間の10時ちょうどに約束もなく訪問したにも関わらず、とても好意的に迎えてくださった島田社長は、私たちの話にじっと耳をかたむけ、「1ヶ月後に試作品をもっておいで」と言ってくださいました。

2000年9月23日。3台の試作品を送り、プレゼンをしました。「期待よりはるかにいいものを持ってきたね」と言っていただき、1ヶ月後、カーフオリジナルとして完成させたSTILLがショーウインドーに展示されました。その後も、地方の新米メーカーをかわいがってくださった島田社長。この出会いは運命でした。

階段を5~6段上がったエントランスの横。スポットライトを浴びたSTILLのスカートがとてもセクシーで、まるで違うソファのようでした。

自然と涙があふれました。

父に携帯電話で初展示の報告をしました。返ってきたのはひと言、「よかったな」。父は長く会社経営をしており、私にはサラリーマンでいてほしかったのでしょう。創業には大反対。意志が固いと分かると、私と道畑を呼んで「一度旗を揚げたら、多くの人に迷惑がかかるから下ろすことはできないのだよ」と諭しました。そんな経緯もあり父の言葉は、短くてもたくさんの想いと愛情が伝わるものでした。

あれから18年。今も本気で日本一のソファをつくろうと社員と努力しています。人生をかけて取り組めという父の教えに、少しは近づいたかもしれません。

Index

TRESのはじまり 専務との二人三脚 “ビートルズになれたらいいね”

02

本当に欲しいもの

03

ソファについて

04

デザイン

05

フレーム -すわり心地の根幹-

06

ウェービングテープ

07

ウレタン

08

ファブリック

09

裁断・縫製

10

羽毛

11

納品というゴールとスタート

12

1番を目指す意味

13